本棚。

読んだ本。見たこと。思ったこと。感じたこと。

痛ひ。

2007年02月28日 | 日々。
どうも。「静注」が一発変換されなくてイライラしていた竹子です。
   ※静注:静脈注射の略。


…普通 出ねぇよ。

でも今は一発。毒されてますな。いいけど。


最近、化粧水が鼻に沁みて困ってます。

花粉症のせいで鼻をついつい触ってしまいます。
薬を飲んでいてもちょこちょこと。
肌弱いのでちょっと触ってただけなのに、
鼻の皮膚が荒れてカサカサ。
化粧水が沁みます。痛ひ…。

国試が間も無くということもあって、心身ともにヘンなのに、
これ以上悩みが増えるのは困ります。ぐぇ。
なんか妙な不安感と焦燥感で胃が痛いし息苦しいし。
気管支絞まっている気がします。
母曰く、小児喘息だった(らしい)ので。

大学の2次試験 前日もなんか妙に焦ってビクビクしてたなぁ。
気持ちは同じようなものだと思うのですが、
体に出る症状は ひどくなってる気がします。

…4年前より小心者になってるってことですか?? いやん。

あれるぎぃ。

2007年02月26日 | 日々。
どうも。引き篭もり再び。竹子です。

あぁでも12時間ずれた夜型生活は是正されましたよー。

なんでまた引き篭もっているのかというとアレです。

この季節ふわふわ飛んでるちっこいあやつ。

花粉。

自他共に認めるアレルギー体質ですので、ご多分に漏れず、
この時期、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみに悩まされております。

でも、ちゃんと調べたことがないのでアレルゲンは不明。
多分スギ花粉だと思うのですけど、
高校のジャージにアレルギーが出たという
偏屈アレルギー前科があるので違うかもしれません。
あ、でも花粉症はⅠ型で接触皮膚炎はⅣ型だから関係ないのかしら。

卒業研究で花粉症について調べた友人の被検者になったのですが、
私の白血球が過敏に反応したため検査できず、アレルゲン不明のままなのです。
2回も採血して調べてくれたのですけど、2回とも。
性根同様どこか歪んだ体質だからですか。いやん。
ただで検査できるチャンスだったのに…。しょうがないけど。

幸い薬物に反応したことはありませんので、
薬飲めば症状は緩和されるのです。が、
あまり薬というものが好きではないので、
飲まずにすむなら、と引きこもっておる次第です。
おかげで超不健康。
最近天気いいのに、花粉が怖くて洗濯物は干せないし、
散歩はできないし、夢見は悪いし (←関係ない)

国試当日、会場の大阪は晴れるようなので、
花粉もびしばし飛散するでしょうから、
試験日は渋々服薬して臨みたいと思います。

憂さ晴らし。

2007年02月13日 | 携帯。
憂さ晴らしに、こんなん作っちゃいました。
生チョコー。

…勉強しろよ、というツッコミはなしで…
溶かして固めるだけなんで、作業時間は短いのですよ!…と言い訳。

明日 学校に持ってって皆で食べよーかと思ってます♪

映画ー!!!

2007年02月10日 | 娯楽。
どうも。映画が観たくてしょうがない竹子です。
でも国試やばいので3月まで我慢します…。
3月になったら、↓のは観に行きます!

 ☆ マリーアントワネット
   絶対可愛い!あの世界に大画面で浸りたい!それだけ!

 ☆ パフューム
   「香水―ある人殺しの物語―」の映画版。
   匂いをどう表現するのか気になるし、
   あのラストシーンは大画面で見たい。

 ☆ オーロラ
   ミニシアター系です。バレエミュージカル。
   パリのオペラ座全面協力ですって。テンションあがりますね!
   キレイなものが観たいので。

以上3本。全部フランス関係だわ。今気づいた。いいけど。
誰か一緒に観に行きませんかー?
まぁ一人でもいいんだけど。

香水 ―ある人殺しの物語― / パトリック・ジュースキント

2007年02月10日 | 本。
久しぶりに新しい本を読みました。

香水 ―ある人殺しの物語― / パトリック・ジュースキント

…といっても、この本が出版されたのは1987年なのですけど。

舞台は18世紀フランス。
今でこそキレイなイメージのパリですが
当時は恐ろしいまでの悪臭が立ち込める街だったのです。
うろ覚えの知識ですが、確か排泄物をバケツとかに溜めといて、
捨てるときは道にザァーっと流していたのがこの辺の時代だったかと。うへぇ・・・。
だから、それを踏まないようにって理由でハイヒールが生まれたんですって。

そんなフランスに生まれたジャン=バティスト・グルヌイユが主人公です。
この男、異様に鼻が利きます。というか匂いで周りを認識しているという感じ。
人を嗅ぎ分けることは勿論、木やドアノブや石の匂いまで嗅ぎ分けられるのです。
その並外れた嗅覚を生かして、落ちぶれた調香士に弟子入りし、
香水作りの技術を学びます。

ある日、彼は「究極の匂い」に出会います。
匂いで世界を認識している彼にとって、それは喉から手が出るほど欲しいもの。
その匂いを香水で再現し、さらに高めるためには、
人を殺すことなど毛ほども感じません。
「究極の匂い」のために起こる連続殺人。
その果てにグルヌイユが手に入れたものは…本書を読んで確かめてみてくださいv

ジャンルはサイコサスペンス、でしょうかね。
結構、陰湿な感じの本ですが、私は結構そういうの好きなんで(悪趣味
グルヌイユの歪曲した感じがいい味出してます。
忍耐強く、聡い。でも何かが欠落した不気味さ。
匂いを取り出して精製する技術に示す情熱は 最早 執着でしょう。
少しネタバレ→グルヌイユに関わる人関わる人が ばたばた死んでゆくのもスゴイ。
グルヌイユは何にもしていないのに、
でも彼に関わらなかったらきっとそんな死に方しなかったろうに、
と思うような死に方ばかりです

ラストシーンは予想外。匂いの力って凄い、そして怖い。
そして、グルヌイユの孤独感を感じます。
グルヌイユは「あの匂い」を至上のものと思っていて、
匂いの為なら連続殺人なんて罪だとは微塵も思わないような、所謂 確信犯なのですけど、
ちょっと可哀相な気もしました。

海外小説に漂う何ともいえない翻訳物っぽさはあまり好きじゃないのですが、
それを補って余りある本です。

3月にパフュームという題で映画が公開されます。
ミニシアター系っぽい内容ですが全国ロードショウですよ。
グルヌイユの匂いの世界をどう表現するのか気になりますので、
国試終わったら観に行きます!