陰陽師 瀧夜叉姫 上・下
最近読んだ、夢枕さんの陰陽師シリーズです。
上下巻の長編物。
ミステリ仕立てですよ。
物語の始まりは、安倍晴明がまだ子供の頃。
陰陽道の師匠である賀茂忠行に従って、夜道を歩いていると、
向こうから怪しげな影がやってきます。
どうやら晴明以外の従者たちには見えていないよう。
晴明が師匠にそのことを告げると、
師匠は従者たちに 黙ってじっとしているように、と言って結界を張ります。
じっと息を殺していると、やってきたのは無数の鬼たち、
百鬼夜行とよばれる、鬼の行列でした。
鬼たちは人のにおいに気づきましたが、
見えないものはしょうがない、と諦めて行ってしまい、
賀茂忠行たちは事なきを得た、と言う話。
この話、陰陽師シリーズに度々出てくるのですけど、
今回は、その鬼たちが向かう先が絡んできます。
その出来事から月日は流れ、
陰陽師・安倍晴明のもとへ、忠行の息子・保憲が訪ねてきます。
聞けば、ある人の顔の出来物をみてほしいとか。
その出来物が普通ではないと言う。
その人の出来物と、近頃都を騒がせている盗賊、
そして晴明たちが出くわした百鬼夜行…。
一見関係のない出来事が、絡み合って一人の人物に、
そして都を滅ぼす陰謀へと繋がります。
いつもの
「ゆこう」。
「ゆこう」。
そういうことになった。
が少なかったのはちょっと残念ですが、
源博雅様が かっちょよかったので良しとします・笑
相変わらず、言葉の一つ一つが簡素で秀逸。
生生しい描写もあるのですけど、(鬼が人を食べるシーンとか、傷の描写とか。)
ただのグロテスクなだけのシーンになってしまわないのは
言葉遣いのせいかもしれません。
やっぱり好きです、陰陽師。
最近読んだ、夢枕さんの陰陽師シリーズです。
上下巻の長編物。
ミステリ仕立てですよ。
物語の始まりは、安倍晴明がまだ子供の頃。
陰陽道の師匠である賀茂忠行に従って、夜道を歩いていると、
向こうから怪しげな影がやってきます。
どうやら晴明以外の従者たちには見えていないよう。
晴明が師匠にそのことを告げると、
師匠は従者たちに 黙ってじっとしているように、と言って結界を張ります。
じっと息を殺していると、やってきたのは無数の鬼たち、
百鬼夜行とよばれる、鬼の行列でした。
鬼たちは人のにおいに気づきましたが、
見えないものはしょうがない、と諦めて行ってしまい、
賀茂忠行たちは事なきを得た、と言う話。
この話、陰陽師シリーズに度々出てくるのですけど、
今回は、その鬼たちが向かう先が絡んできます。
その出来事から月日は流れ、
陰陽師・安倍晴明のもとへ、忠行の息子・保憲が訪ねてきます。
聞けば、ある人の顔の出来物をみてほしいとか。
その出来物が普通ではないと言う。
その人の出来物と、近頃都を騒がせている盗賊、
そして晴明たちが出くわした百鬼夜行…。
一見関係のない出来事が、絡み合って一人の人物に、
そして都を滅ぼす陰謀へと繋がります。
いつもの
「ゆこう」。
「ゆこう」。
そういうことになった。
が少なかったのはちょっと残念ですが、
源博雅様が かっちょよかったので良しとします・笑
相変わらず、言葉の一つ一つが簡素で秀逸。
生生しい描写もあるのですけど、(鬼が人を食べるシーンとか、傷の描写とか。)
ただのグロテスクなだけのシーンになってしまわないのは
言葉遣いのせいかもしれません。
やっぱり好きです、陰陽師。
落語では 信太の狐と人の合いの子。
葛の葉の別れ。
恋しくば尋ね来て見よ 和泉なる信太の森のうらみ葛の葉
読まれましたか!
狐の子というのはよく聞きますよね。
落語もあるんですか。
面白そうですね~
落語もいいですよ、若いヒトはあまり興味が内容でさみしいです。
桂枝雀さんの天神山ですね。
CDか何かないか、探してみます!
落語はあまり聴く機会がないのですが、
「寿限無寿限無…」が暗唱できる、という
あまり役に立たない特技があります・笑