どうも。昼前に自転車20~30分こいで図書館に行って、夕方まで図書館で過ごす、
という健康的なんだか不健康なんだかよくわからない行動をしている竹子です こんばんは。
まぁ外にでる元気があるのはいいことです。
精神状態もニュートラル。
昼食がパピコなのは、よろしくないですが(苦笑
今日1日で5冊読みました。ハイペース。
今年は本を読むペースがはやい。
6月末で40冊。
去年は1年で50~60冊だったことを思うとなかなかのハイペース。
多分、京極堂シリーズを分冊文庫で読んでいるせいもあるのでしょうけれど。
その中で、結構おもしろかったのは、こちら↓↓
(読んだ順です。)
「絡新婦の理」京極夏彦
ぐいぐい読めてしまいました。京極堂シリーズなのに(失礼?
相変わらずの猟奇殺人ですが。ラスト死に過ぎ。
「人のセックスを笑うな」山崎ナオコーラ
飲み口すっきり。後味しっかり。
珍しく、映画も原作もお気に入り。
「のぼうの城」和田竜
圧倒的物量に策略で挑む少数軍。
こういうのがすき。
「孟夏の太陽」宮城谷昌光
春秋時代の大国・晋に仕えた趙一族の話。
短編集だけど一繋がり。親の話、子の話、孫の話、曾孫の話…。
「カルトローレ」長野まゆみ
長野さんの本の中で一番すき。
「ハプスブルグの宝剣」藤本ひとみ
ハプスブルグの宝剣は、オーストリア女帝マリア・テレジアが即位したころの話。
といっても、主人公は一人のユダヤ人・エーリヤフー。
排斥され閉鎖的なユダヤを捨てて、マリアテレジアの婚約者フランツに従い、
ユダヤ人であることを隠してオーストリアのために活躍し、
「ハプスブルグの宝剣」と呼ばれる。
目の前に情景が浮かんで、キャラクタが動き出す、
絶妙のハマリ具合でした。こういうのを待っていたの!
最後、エリィがどうなったのか気になる。
なんとなく匂わせてはいるけど、素直に受け取りたくないです。うー。
藤本さんの「ブルボンの封印」もそんなハマリ具合でしたが、
「ハプスブルグの宝剣」の方がすき。
ユダヤ人差別の理由も勉強になりました。
ナチスが何故ユダヤ人を選んだのかやっとわかりました。無知ですいません…
同意は致しかねますがね、勿論。
友人に借りた「チームバチスタの栄光」も面白いは面白いですし、
キャラクタが濃くてぐいぐい読んでしまったですし、
作者が確か医師だったので専門用語ミスもない(と思う)のですが、
なんというか、小説っぽくないというか、
エンタテイメントとしてなら面白いとはっきり言えるけれど、
文学としてはなんだかよく分からない違和感があるというか。
海堂氏は他にも本を出してはるようですが、
なんとなく読もうという気になれなかったです。ごめんなさい。
他にも、ストーリィやテーマ、キャラクタはかなり面白いのに、
言葉が好みじゃない本が何冊かあって、ちょっと残念。
下半期も、いい本に出合えるといいなぁ、と思います。
全20巻以上のごっつい長編に出合えるといいなぁとも思ってます(笑
大学時代にはまった、全30冊くらいの長編を大人買いしちゃおうかしら、とも考えています。
どうしようかしら…いひ