おはようございます、デザインカットソー【Luxtock】リュックストックです。
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昨日のブログにも書いた様に、世の中の価値観は時代や事件によって大きく左右すると思います。
テレビショッピングでお馴染みだった日本直販が民事再生法の適用の申請をすることになったニュースを聞いて、つくづくそう思いましたね・・・。
テレビ通販で、実際の店舗に行く必要も無く、インターネットが使えなくても電話で頼める、ある意味ご年配に一番支持されているであろう業態の草分け的存在がここに来てまさかの倒産。
老舗のデパートが倒産するより、ネット通販会社が倒産するよりある種ショッキングですよね。
これはテレクラがこの世からなくなるのも時間の問題かも(笑)
年末になりました。
毎年12月の初旬は、みんなでお墓参りに行っています。
その昔百貨店勤務だった頃、同じフロアのスタッフが急病で亡くなって以来、毎年欠かさず行っています。
その時の同じ売り場で彼を良く知るメンバーと。
まだ若干23歳の若さでしたので、非常に短い人生だったと思います。
ただ皮肉にも彼の死が、自分の命に対する価値観をそれまで以上に意識させる要因になりました。
人間は何かのきっかけがあって初めて真剣に考え、それが自分に必要なものか取捨選択したり、それに対する考え方を改めたりします。
人間関係や命やお金や世の中の様々なことに対して。
そのきっかけは、友人や身近な人間の死だったり、山一證券の破綻だったり、ライブドアショックやリーマンショックだったり、原発事故だったり、政権交代だったり。
当たり前の様にそこにあるものにはあまりありがたみを感じずに、無くなって初めて気付くものなんでしょうね。
平家物語に出てくる言葉の諸行無常とか、盛者必衰とか、物事は全て同じ様にはいられない、移ろいゆくものであるということを知らしめられます。
生々流転、だからこそ世の中は残酷で、不条理で、面白いものなんでしょうけど。
このろくでもない、素晴らしき世界。確かに。
今日もありがとうございます。