東洋医学者への道

自分の鍼灸治療院を開業してからは、治療以外の日々を書いています!専門学校の入学時以来、勉学の日々をつづり始めて7年目。

ヒステリー性歩行障害って、そんなのあり?

2005年07月12日 | Weblog
7月11日(月)

『東洋医学概論』では、臓象論で各論を習っているが、今日は「「脾」。
脾の五行従属で、脾の五志は「思」で、思とは思考思慮のことであり、クヨクヨと考えすぎたり、思い悩むと気滞・気結を生じる。
脾の五液は「涎」で、涎は口中を潤し嚥下を助ける。飲み込みにくいと食道ガンということもあるとか。(詳しくは病理学で習う) 脾の病気には精神的なものもあるので、精神過敏(もしくは粘液過敏)で咽に何かが引っかかった症状になるのを、東洋医学では「梅咳気」というらしい。(梅の種が咽に引っかかって落ちない様に似ていることから来る)それを西洋医学では「ヒステリー球」という。「ヒステリー」とは構造的には異常がなく心因性による症状を指す。そこで出てきた例が面白い。「アルプスの少女ハイジ」に出てくるクララはヒステリー性歩行障害だったから、歩けるようになったのだとか… わかりやすい受け狙いの例示だったが、学生の反応はなかった。

『経絡経穴概論』の先生が休みだった。今日は手の太陽小腸経19穴の小テストだったので、代講の先生がテストをした。もちろん筆記(漢字チェック)なのだが、それを提出し終わると、皆の前で暗唱をして、言えた人から帰っていいという。そんな~ 
最初の人は「言えたら帰れるんですね?」と、さっさと手を挙げた。なかなか潔い。一人、二人と徐々に手はあがるが、皆、いっこうに手があがらない。早く済ませたいのは山々なのだが、人前でというのはやはり抵抗があるのだ。
50名強のクラスだが、最後の一人まで頑張りたくないので、さっさと手を挙げた。7番目で退出。後はどうなったのかな?最後の方は結構、手を挙げるバトルが予想されるのだが… 明日行ったら聞いてみよう。
 
昨日から祇園祭の鉾が立ちはじめた。雰囲気はこちらで!
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005071000069&genre=I1&are=K10

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