東洋医学者への道

自分の鍼灸治療院を開業してからは、治療以外の日々を書いています!専門学校の入学時以来、勉学の日々をつづり始めて7年目。

夏休みのひとこと日記をスタート!

2005年07月31日 | Weblog
7月30日(土)
夏休みに入った。夏休みには宿題や勉強以外にやりたいことがたくさんあるが、ぼーっとしているうちに夏は過ぎ去りそうな気がする。
小学校の夏休みの「ひとこと日記」みたいなものも、すでに1/4が終わっている。ということで、休みに何をしたのかを書き残すことにした。「遊びと勉強をバランス良くこなす」ということを目標に過ごしたい。ただし、夏休みには体力作り(体型維持)のためのフィットネスクラブ通いは増やそう。

30日は午前中は高校の懇談会。午後は三男のお友達と公園で遊ぶ。そして夜、今週3本目の映画「アルフィー」へ。新しく6月待つにオープンしたTOHOシネマズ二条は、ホテルのようなゴージャスな映画館だ。これからも通いたくなりそうなスペースだ。そこで思いっきりキュートなジュード・ローを観て幸せな気分になった。

明日から夏休みに突入!

2005年07月30日 | Weblog
7月29日(金)
『生理学』の宿題ももらって、やっと夏休みに突入。補習のある人は10日まで縛られる。「やっと明日から、夏休みやね~」というと、補習組の人に「それは禁句!」と言われてしまった。
『生理学』の宿題は、初級編、基礎編、中級編の3グループに分かれていて、70点以上の人は「中級編」の問題と「基礎編」の問題をもらった。やるべき宿題は多いのだが、「基礎編」しかもらえない人で意欲のある人は、夏休み中に「基礎編」を先生に見せて合格がもらえたら、「中級編」の問題をもらえるということになった。一人ずつ呼ばれ、貴方はこの問題、貴方はこの問題と一人ずつ手渡された。やっぱり先(後期)が思いやられる。

さて、明日から待ちこがれていた夏休みだが、毎日が休みということは、家族みんなの昼ごはん作りが増えて大変だったんだ~と今頃気付いた!

補習は総合評価で…

2005年07月29日 | Weblog
7月28日(木)
あと1日で夏休み!夏休みの補習は54人中21人が招集された。もちろん、私はその中に入っていない。生理学の先生が独断で決めていた基準ではなく、これまでに実施された中間テスト、小テスト、出席状況などの全科目の総合評価で決まったようだ。8月の第一週がすべて消えてしまった人もいるわけだ。
先日の鍼の筆記テストも簡単なものだったが、「あまりにもできが悪い(理解していない)ので返却しないことにした。」と先生が怒っていた。上下の差が激しいのだ。真ん中がいないのではないかと思う。学校としても国家試験の合格率を高くしたいわけだから、下のレベルを上げたい訳だ。せっかく教えても、これ?というような点だと、私だと教える気がなくなるが、ここの先生は親身になって救おうとしているだけ偉い!皆が補習をしている間に、宿題をさっさと終えよう。

今日は『スターウォーズ エピソード3』を観た。好きなジャンルではないが、話題の作は見逃せない。(結局、エピソードシリーズは映画館で全部観たことになる)評判に違わず迫力があり楽しめた。ちょっとターミネーターっぽかったが… 

鍼のタイムトライアルで自己ベストを更新!

2005年07月28日 | Weblog
7月27日(水)
『鍼実技』ではタイムトライアルで回数チェック2度目。目標は「10回」だが、1度目はクリア回数は「7回」でギリギリパスした。
今日のクリア回数は「10回」と先生は言ったのだが、すでに個人差が出ているので、各自が自己ベスト更新すればいいのではないか、との学生からの申し出で、「前回クリア回数+1回」ということになった。
ということは、私は「8回」でクリアだが、今回は「9回」できた。練習の時は10回できたときもあったのだが、先生は「10回まで、あと一歩。」だった。
前回のテストのために毎夜、こつこつと練習を積み重ね、前回は必死だった。必死にならないと、隣の席の子よりは下手だった。先生にも「がんばって練習して下さい。」と言われていたが、今日は「練習したのがよくわかる。」と言ってもらえた! 自分でもモタモタせずに出来るようになったと思う。私が下手と言うだけでなく、隣の子は上手いのだ。彼は「12回」でクリア。その子にも「上達しましたね!」と言われた。下手な人が上手くなると、ズバリその一言につきる。
自己ベストを更新できず、何度もトライしている人も何人かいた。努力あるのみ。

宿題が『経絡経穴』は特定穴の表埋め、『東医概論』は8枚の宿題プリント。『灸』は100升のもぐさ点火を10枚。『生理学』はまだもらっていないが、レベル別に宿題プリントを出すといわれた。こう宿題が多いと、あー憂鬱。さっさとやってしまいたいが、期末テストが9月にあるから、それに合わせた勉強の方が利口かも…
何はともあれ、夏休みまであと2日だ!

今週は自分へのご褒美で、映画三昧!

2005年07月27日 | Weblog
7月26日(火)
テストも終わったので、今週は映画週間と決め込んだ。毎月、株主優待のチケットを母にもらうので、学生を始めるまではつきに3~4本は観ていた。学校が始まってからは映画に行っている暇がなくなってしまった。勉強と家事の両立はかなり厳しいものがあり、映画に行く時間を捻出できなくなったのだ。といいながらも、絶対に観たいという映画には行くことにしていたが、観損ねてしまったのもある。
夏休みを目前に、映画三本連発。まずは『アイランド』。ユアン・マクレガーがやはりいいのだ!ワクワクしながら、カーチェイスに疲れを吹き飛ばした。
次は『スターウォーズ』を観なくちゃ! 

テストがあるときに限って、読書がしたくなる

2005年07月26日 | Weblog
7月25日(月)
今日は『経絡経穴概論』のテスト。五経の合わせて120穴の定位、流注を覚えなければならなかった。経脈ごとにはお経のごとくつらつらと(実際には詰まりながら)順番に言えるが、「○○穴はどこの経脈か?」と問われたら、ちょっと待って…となってしまったが、なんとか思い出せた。
台風が来ていているので、明日の授業がややこしい。警報が出れば休みになるが、実力テストの日程なので、8月に振り替えられるだけなのだ。夏休みが1日減る。

最近、このままだと読みたい本も読めず仕舞いになると思い、本も読んでいるが、面白い本だと一気に読んでしまいたくなり、結局、睡眠時間を削ることになっている。『グルメな女と、優しい男』はなかなか面白かった。

体格がいいのは「室町時代」らしい…

2005年07月23日 | Weblog
7月22日(金)
今日は『生理学』が1時間だけ。消化、自律神経、中枢神経などを習っていると、人間の体って、すごいメカニズムだと感心させられる。
でも、生理学は面白味がなく、無味乾燥な講義を聴くだけだ。潤いのある授業がいいなあ…
昨日の『解剖学』の興味はトピックに戻そう。「日本でどの時代が一番体格がいいか知ってるか?」ときた。「現代?」と思いきや、「室町時代」なんだ。
その根拠はというと、相撲は奈良時代から記録が残っており、力士の体格も残されているので、それを分析したら、室町時代となるのだそうだ。それは特殊な体格ではと思うが、そんなことより面白いのはそのオチである。
力士が土俵に向かう通路を「花道」というが、この花道という名の起こりは、相撲の歴史と関わっている。奈良や平安時代には宮中で盛んに「節会」といわれる相撲大会が行われていた。節会相撲では力士が東西に分かれて勝敗を競っていたが、東方の力士は葵の花、西方の力士は夕顔の花をつけて登場した。花をつけた力士が通ったことから、通路を花道と呼ぶようになったのだそうだ。先生は花を「かんざし」と言っていたが、かんざしの方がユーモアたっぷりで、洒落ている!

先週の滋賀医大の編入学試験の二次問題でES細胞に関する問題が出ていた。やっぱり雑学は重要だ。

夏休みまであと1週間(出席日数5日)。但し、月・火・水の三日間はテスト・テスト・テスト!
EST,EST,EST!だったらいいのに…

再生医療に必要な Stem Cell の威力と倫理観…

2005年07月22日 | Weblog
7月21日(木)
今日の『解剖学』では、実際に択一問題を解き、先生が解説をするという授業だった。結構、それが勉強になる。間違えたところだけをしっかりと覚えればよいのだが、思うほど簡単ではない。
一つの問いから派生して、知識を肉付けしていく。その反面、横道にそれることもあるが、雑学的知識となり、それもよし。
今日の雑学は、「Stem Cell」の話。成長した生物の細胞は分裂増殖しても、胃のStem Cellは胃の細胞、皮膚のStem Cellは皮膚の細胞にしかならない。ただし、万能細胞と呼ばれる幹細胞(Embryonic Stem Cell)は、分裂増殖によって別の機能を持つ細胞になることができる特殊な細胞である。例えば、受精卵は最初はたった一個の細胞だけれど、分裂増殖していくと、身体の各部分向けに機能が分かれたさまざまな種類の細胞(神経、骨、筋、血管)になっていく。その人の胚からとったES細胞を使うと、目が事故で見えなくなっても、それさえあれば網膜ができて目が見えるようになるのだ。
ヒトのES細胞は最も万能性が高そうだということで、研究上、注目度が高いが、授精した胚を殺して取り出すものであることから、倫理上に問題がある。アメリカではそのES細胞を使って治療をしているという。でもその細胞を一週間、培養して維持するだけで40万円もかかるらしい。倫理観だけでは解決できなさそうだ…

夏休みまであと6日!

フェロモンは汗で排出されている!

2005年07月21日 | Weblog
7月20日(水)
今日の『解剖学』では、「MHCType」が「血液型」よりも相性がはっきりわかるという面白い話を聞いた。非自己を認識するための遺伝子群をMHCといい、免疫学で移植適合に用いられるというTypeなのだ。このTypeでは、適合しないほうが相性が良い。適合するもの同士に「流産」がおこりやすいというデータが出ているそうだ。
アメリカのMHC研究者がとったデータというのが非常に面白い。気持ちの悪い話だが、Tシャツについた汗の臭いを異性に嗅がせたら、MHCの適合しないTypeの人のTシャツの汗は臭いと感じないが、同じTypeの人のTシャツの汗は臭いと感じるらしい。
フェロモンは「生物が体内の器官で生産、体外に微量に分泌する」というが、嘘のような話だが、そのことより、汗で排出されているということが証明されているのだそうだ…

夏休みまでカウントダウン:7days

小学生のように、夏休み宿題が…

2005年07月20日 | Weblog
7月19日(火)
梅雨も明け、真夏が到来。次男・三男ともに夏休みに突入。長男も今週いっぱいで授業は終わる。大学で教えているパートナーも授業はもうない。専門学校の私だけ7月中授業があるのだ。
カレンダーを数えると明日からあと8日。
小学生の三男は、夏休みの宿題がたくさんある。簡単とはいえ、ドリルだけでなく、絵日記、読書といろいろあるので、それをコントロールしなければならない親の方も大変だと嘆いていたら。
その矢先、きゅうの実習の宿題が出された。10×10の升目の書かれた紙の上に艾しゅ(がいしゅ)を作っては置いて点火するという、同じことを繰り返す単純作業で、尚かつ同じ大きさの艾しゅを作らなければならず、下手をすれば紙を焦がしてしまって穴が空く。点火する線香が太く、長時間すると、煙が目にしみ、体中に線香の臭いがつく。100升作るのに、かれこれ100分かかる。100升を10枚渡すので、それを提出だという。一日100升作るのが精一杯だ。ということは30日の休みのうち、1/3は臭い思いをしなければならないということなのだ。9月からは人体に灸を据えるわけだから、宿題も仕方がない。体力の消耗を考えると、ため息が出る。