東洋医学者への道

自分の鍼灸治療院を開業してからは、治療以外の日々を書いています!専門学校の入学時以来、勉学の日々をつづり始めて7年目。

席次は前期と変わらず!

2006年02月28日 | Weblog
2月28日(火)

成績が渡された。『解剖学』の他、苦手意識のあった『鍼実技』『東医概論』もAがついていたことが嬉しい。逆に『経絡経穴学』はあれだけ覚えたのに、89でもBというのが悲しい。優が並んでいた大学の専門科目の点数はそれほどまでに厳格ではなかったように思う。点数が甘かったのか… 成績はともかく、順位が問題だ。友達は前期より2番下がったそうだが、私は前期と同じ。いいのか悪いのか… 1番でも上がっていればやる気も湧くのになあ。でも、後期は前期に比べてモチベーションが下がった割には、順位が下がらずにすんだと思うのだが、やはり定位置をキープするのが関の山だったんだと思う。そうか、みんなも同じように勢いがなくなったのかも。
(A評定:100~90、B評定:89~70、C評定:69~60)
とにかく、明日から学校の事は忘れよう。ただ、来年度に続く『経穴経絡演習』だけは春休み明けの最初の時間に督脈、膀胱経の取穴テストがある。経穴だけは来年度も苦手科目意識を引きずりそうだ。覚えるのが苦手なのか、ツボのセンスがないのか… いずれにせよ、来年度も苦しむしかないということだ。Aの取れなかったお灸は、春休みにちょっとがんばろう。


小雪舞い散る中、北野さんで観梅!

2006年02月27日 | Weblog
2月27日(月)

今日は『KK概論』『KK演習』をひとまとめにして1時間目に、そして『東医概論』が2時間目。とにかくテストの正解と解説があるが、空席も目立つ。
今朝は小雪が舞い散る北野天満宮に梅を見に行った。北野さんの近くに住んでいても梅を見ていないという友達と、梅の香りもかいでいないという私の意見は一致した。境内で紅白の梅を観賞し(梅花祭は終わったものの、梅の花はあまり咲いていない感じ)、とようけ茶屋でお豆腐料理をいただく。11時開店と同時にずらりと列ができる。なんとか並ばずに席は確保できたものの、店を出る12時過ぎにはずらりと並んでいた。懐石みたいなものもあれば、生麩丼、生湯葉丼…と美味しそうな丼ものもいろいろある。手頃な値段でなかなか美味しい。生麩丼とデザートにシナモンとうふも食べた。プリンみたいな柔らかさではなく、堅めの豆腐で、シナモンの味もあっさりとしている。黒蜜をたっぷりとかけてちょうどぐらい。気取ったランチもいいが、豆腐屋さんの工夫の凝らしたお昼ご飯が新鮮だった。11時からのあっさりランチで満足し、今日は1時からの授業に間に合った。梅を愛で、お詣りもして、朝から清々しい一日を迎えられた。

授業では、自分の点数も未だわからぬまま、60点以下の再試者の人数が発表される。KK概論は19人、KK演習は18人。KKの先生はこの状況を「ふたこぶ駱駝」というんだよね~と… 二つのこぶを一匹の駱駝が持っているという意味からすると、同じ人がどちらも落としていると言う意味だろうか… まあ、60点はクリアしていると思うが、明日の一枚の紙切れ(成績表)ですべてがわかるのだから。
気分は春休みなのだから、早く解放して欲しいという感じ。とにかく明日で解き放たれるのだ!


授業をパスして、亀岡のオーベルジュでランチ!

2006年02月25日 | Weblog
2月25日(土)

24日の金曜日は授業を休むことにした!一昨年は嵯峨野方面のランチ付きお寺巡りに、気の合う三人でよく行ったものだが、学生になってからはランチすらままならず、昨年一度会ったきりだった。忙しいと思って誘うのを控えているという友達よりも、忙しいのをわかっていながらも誘ってくれる方がうれしいものだ。気持ちとは反対に断り続けざるを得なかっただけに、今度こそ休むぞと、予定を入れた。そんな日に限って、授業が終わり次第、学生証の写真撮影があるという。ランチで休むなんてこれっぽっちも思っていない助手の先生(いつも家のことと勉強の両立で大変ねえと声をかけてくれる先生だ)に「写真だけは撮りにきます。」というと「写真は何とでもなるから、決して無理しないようにね。」と言われた。後ろめたさも少しあり、写真撮影にはなんとか滑り込んだ。
その日の授業は『生理学』の試験解説で、しっかりと再試の人だけが残されて補講中だった。(平均点が61点で、補講者は数は20名ほど)再試者リストには入っていなかったよと友達が翌日教えてくれた。再試は免れているとは思っていたが、確認できるとホッとした。

授業を休んで行ったところは、嵯峨野よりも更に西の亀岡にあるオーベルジュ「楽々荘」のイタリアン。JRで嵯峨・嵐山を越えると、車窓から保津峡と深緑色をした保津川が見下ろせ、旅行気分だ。「楽々荘」というのは、現在のJR嵯峨野線や嵯峨野トロッコ列車を開拓した田中源太郎翁の邸宅で、小川治兵衛の650坪とも言われる庭は見事だった。「チンギアーレ」での食事と、友達との再会に満足でき、学校を休んで、亀岡まで食事にきた価値は大きかった!

灸実技は予想よりましだが、熱いお灸しかできないよ~

2006年02月23日 | Weblog
2月23日(木)

今日は『解剖学Ⅲ』と『灸』の試験解説。解剖学の神経系の方は100点だった。
灸の配点は「紙据え」は30点、「板据え」は20点、「知熱灸」は20点、「筆記テスト」30点で、合計100点満点に換算される。「知熱灸」は20点(平均18点)取れていた。「板据え」は18点(平均12点)となかなか良い感じ。穴あきをたくさん作ってしまった問題の「紙据え」は操作があるので返却できないとか…。これは平均17点らしいが、半分以下だと予想。「筆記テスト」は平均が78/100ぐらいだというから、25点ぐらいはあるだろう。となると私の予想点は75点ぐらい。これまでのところ、再試で引っかかっている科目はない。再試に引っかかるようじゃダメだと思うが、解説がある以上、自分の得点は気になるものだ。

試験休みがあってもよさそうなのに…

2006年02月22日 | Weblog
2月22日(水)

お騒がせ男は捕まったそうだという噂を教えてもらった。ホッ。

今日から試験解説の補講で、時間的には100分授業のことろ、半分の50分で終わった。次の時間が前倒しになり、いつもより1時間も早く帰れてうれしい! …が、テストを返却されるわけでもなく、正解と講評をがあっただけなので、わざわざ拘束することもないのにと思う。
『鍼』は実技、筆記テストを合わせて、全員が合格とのこと。『解剖学Ⅳ』は再試の人も出そうな感じだった。
明日は『灸』と『解剖学Ⅲ』。今日と同じように早く終わればいいな。

テスト終了!

2006年02月21日 | Weblog
2月21日(火)
長かった一週間がやっと終わった。これで少しの間、テストから解放!
『生理学Ⅱ』は相変わらず、盲点をついた問題が出た。教科書にはないが、こんな対照表を黒板に書くのは何故かな、とまとめる時、目を通しただけだったが、一応頭の片隅には残っていた。よかった~一応覚えておいて。ようやくテストのパターンがわかってきたと思えば学年末。要領がわかったので、来年度は少し楽かも…
明日からは授業があるが、一体何をするのかな?来年度に向けての心構えをさせるのか、お説教か…

テスト時間中に、三男の通う小学校から緊急メールが届いていた。包丁を持った男性が学校近くで目撃されたので、親の迎えが来るまで教室で待機させるとの内容だった。避難訓練でもなさそうだが、緊急とはいえ、私が迎えに行くと遅くなるので、夫に迎えに行ってもらった。親がすぐに動けない場合どうなるのだろう?
事の顛末はそれだけではすまなかったのだ。その日はスイミングの日だったので、迎えに行ったら、YMCAの先生たちがお母さんが来ている人から帰っていいからと、名簿をチェックしている。半時間ほど前に、その男らしき人が四条通りで目撃されたらしい。リアルな話だ。学校のある北大路と、四条では随分距離もあるが、時間差もある。一日中、そのお騒がせ男は放浪していたことになる。どうして目撃者があるのに、その男を保護できないのだろう?


テスト終了前、ラスト2デイズ

2006年02月20日 | Weblog
2月20日(月)

『KK演習』と『解剖学Ⅳ』のテスト。週末は、明日の『生理学』を重点的に勉強していたので、KK演習の方は手薄。語群はあるものの、結構紛らわしく、もう少し覚えが足りなかったという感触。
解剖学は3人の先生が単元別に受け持っているが、最も嫌いな先生の「感覚器系」のテスト。小テストが2回あり、60%を占める本番のテストは、すべて小テストと同じ問題しか出されていない。満点とれて当然のテスト。20分で出来て、退出した。早く退出した友達が「なめてますよね!」と一言。これがいくら100点でも、最初の二つの小テストが40%を占めるのはひどい!小テストで訳のわからない問題を出しておいて、この答を覚えて本試験は100点取りなさいとはあんまりだ。いずれにせよ、このテストでこの先生ともおさらばなので良いが、授業中に何度も復習してくれて、こんな問題を出すよと教えてくれた「神経系」「脈管系」の先生の方がどう考えても正しい。アメリカのように、先生の評価を学生につけさせて欲しいものだ。

3月中旬に進級テストがある。『生理学』『解剖学』『東洋医学概論』『経絡経穴学概論』の4つの教科についてで、それを受けなければ進級させないとのこと。60%以下でも進級させないという。この進級テストの結果を順位をつけて4月まで掲示すると記されていた。期末テストと進級テストの兼ね合いは?国試と同じような形式の4択のようだが、進級テスト重視で、総合評価ができるのであれば、期末テストは不要じゃないのか?と、学校の教育方針に疑問を感じる一日であった。

テストの美味しい味わい方とは・・・

2006年02月17日 | Weblog
2月17日(金)

『経絡経穴学』のテスト、すべてを網羅して覚えなくてはならず、他の人も夜が更けてくると、覚えられずに情けなくて、涙目になると言っていた。類似問題も授業中に練習したので、必要最低限に絞り、昨夜は何とかなりそうという感じで勉強を終了した。ところが朝、見直すと、結構頭から抜けている。問題用紙をみて、ホッ。記憶がよみがえり9割方はとれたという自信がある。散々だったと言っている人も多かった。
鍼灸の学校を卒業してから進学したいと思っているが、そこの必要書類には大学の成績しか必要がないことが昨夜わかった。専門学校の成績は関係ないことがわかって気が楽になった。今後は点数を気にせず、暗記力と理解度を試そうとスイッチを切り替えて試験に臨むことができるのだ。国試に余裕を持って合格出来る程度の勉強は必要だと思うが、期末テストは国試とは形式も違うし、範囲が狭いだけに突っ込んだことを聞かれている。授業のエッセンスを凝縮して味わう。これが美味しいテストの味わい方だということがわかった。

リンパ節に泣く!

2006年02月16日 | Weblog
2月16日(木)

『解剖学』の「神経系」は25問全問四択。前期の「骨格系」「筋系」を担当した先生だ。なんせ前期の平均点は50点で、合格最低ラインの60点以下が続出して、再試とそのための補習と、先生も苦労された。先生曰く「私の教え方には自身があるし、悪問はないのに、何でや~。」後期もそんなことでは追試のテストを作らなければならない上に、落ちる人を多数出しては教務の方から文句が出るらしい。ということで、「ここを出す!」と何度も口酸っぱくして言われ、そこをマークした。その甲斐あり、私は100点取れそうかなって感じ。引っかけ問題もなく、前期の難しさとは対照的だった。友達は「馬鹿にされたみたいだね~。」と言っていた。出来た人の言葉である。
「脈管系」は半数が小テストでしたことのある問題が出された。名称を書き込む図がウイリス動脈輪は予想していたので出来たが、リンパ節の図が出されたのだが、リンパ本幹を書いてしまった!その上、扁桃と書かなければならないのに、扁桃腺と書いてしまったではないか… そこで-20点ほどなので、最高でも80点。せっかく「神経系」で100点とれても、平均すれば90点以下になってしまうような… あ~ぁ、Aを逃してしまいそう。リンパ節で撃沈。

テストが終わって一言「疲れた~」

2006年02月15日 | Weblog
2月15日(水)

『生理学Ⅰ』は生理学の総まとめにふさわしい単元「呼吸」「排泄」「ホメオスタシス」。わかったつもりで、いろんな反射の受容器がごっちゃになってしまうし、細胞体液調節の浸透圧の受容器と分泌物は何か?という問いで、ホルモンはもちろんわかったのだが、受容器が何だったか思い出せなくて、帰りの電車でノートを見たら「浸透圧受容器」。なんだ、そんなこと知ってる…といっても遅かりし。
明日は『解剖学』。先生が違うので「神経系」と「脈管系」の2科目ある。これも暗記・暗記!
生理学が終わって、教室を出て階段で、「あ~疲れた!」と大きな声で言って、肩が凝ったので首を回していたら、助手の先生に見られた。「疲れるでしょう…。お疲れ様」と言われた。ホントに疲れるのだ、テストは…。