東洋医学者への道

自分の鍼灸治療院を開業してからは、治療以外の日々を書いています!専門学校の入学時以来、勉学の日々をつづり始めて7年目。

生理学の合格点は平均点ではなく、上位1/3

2005年06月30日 | Weblog
6月29日(水)
生理学Ⅰのテストの返却があった。平均点はわからないが、合格点は80点。54人中、80点以上は18人。1/3ということは、合格点は平均点ではない。60点以下は先生の方に呼ばれて、テストの解説あり。60点以上の人は自己直しをして、助手の先生に見てもらってOKがでれば、20問の択一問題を解いてから返ってよいというシステムだった。
私は合格点はあったが、自己直しは60点以上の人が並ぶ訳なので、ずらりと列ができ、時間内にチェックが終わらず、次の問題ももらえないというトラブルが…
とりあえず、私だけ問題をもらって、仲のよい3人で手分けして説いて、後の二人も解答用紙をもらってきて、さっさと帰った。
この生理学でどどっと疲れてしまい、中国語はパス。まだ生理学Ⅱの返却が金曜日にある。思いやられる。補習を受けなければならない人は、何人になるのだろう?

疲労は生理学のせいではなかったみたいで、食事を終えて7時過ぎから朝までずっと寝続けた。試験週間が終わったので、ホッとしたからかな…


鍼のテストも何とか無事終了!

2005年06月29日 | Weblog
6月28日(火)
鍼のテストの日。
片手挿管を1分間に10回というのが目標回数だが、7回以上で合格。1回目で7回出来なかった人は、2回目、3回目と回を重ねて、全員が7回をクリアしたところでテストが終了。
先生の前でパフォーマンスをするのは緊張する。普段でも手元がスムーズにいかないのに、1対1だと、それに輪をかけてもたもたする。なんとか1回目で通ったが、ギリギリ7回。
最高は9回。2回の差は大きい。先生に「手に鍼管が馴染んできましたね。」と労い?の声をかけてもらった。
来年の今頃は顔に鍼を差し合うらしい。聞いただけで気が滅入る。順番に場所を変えて全身を刺すのだという。後期からも人に鍼を刺すわけだ。私は鍼を刺してもらうより、自分が鍼を刺す方が恐い!

中間テストの配点が…

2005年06月28日 | Weblog
6月27日(月)
『経絡経穴』で胃経の45穴の小テストを返してもらったがパーフェクト。漢字も厳しくチェックされる。再テストを受けなければならない人がリストアップされた。これまでの小テストはすべてパーフェクト○なので、リストアップされる心配は全くなかったが、リストアップされている人が結構いる。ただ覚えればいいだけなのに、努力していないのだ。45穴の後の今日の21穴はとても楽だった。
『東洋医学概論』の中間テストは簡単だった。気・血・津液の生成など、なかなか頭に入ってこない。五行の分類も丸暗記した。見慣れない言葉ゆえに、視覚的に覚えた。「飲食物は脾の運化作用によって消化吸収され水穀の精微となり、昇清作用によって肺に上輸され、肺の吸収した清気と合して、宗気となる」は覚えたのだが、水穀の精微だけがどうしても出てこなくて、予想得点は98点。知っていたのに残念。でもこれは期末の20~30%にしかならないらしい。100点をとっても20点にしか換算されないのだ。60点しか取ってない人と8点しか差がない。
明日は鍼の実技テスト。苦手なのが実技なのだ。鍼の技術が上達しないことにはどうにもならない!テストの点数が悪くても、実技が上手い人がいるものなのだ…

興奮性細胞の種類を挙げよ…

2005年06月25日 | Weblog
6月24日(金)
今日は『生理学Ⅱ』のテストだった。ⅠとⅡの結果次第で夏の補習の有無が決まる。範囲は「神経」と「筋」で、生理学Ⅰより苦手意識があったが、補習は免れるているのではないかと思う。
「神経細胞以外の興奮性細胞にどのような細胞があるか細胞の種類を2つ挙げよ」という設問に対して、「筋細胞」の一つしか思い浮かばなかった。あとでチェックすると、「副腎髄質細胞」「脳下垂体後葉細胞」とノートに書いてあった… まとめノートを作るときに、しっかりとその部分を排除していたのだ。何ともなさけない。次回はノートは隅から隅までまとめることにしよう。
来週の水曜日(生理学のテストの返却日)以降は、ちょっと気分転換に映画と食事に出かけるぞ!
明日は小学校の土曜参観。おまけに講演会まである。講演の間はちょっと失礼して「東医概論」の五行の分類を覚えよう。

関節の名前はフランス人の名前!

2005年06月24日 | Weblog
6月23日(木)
『解剖学』の「骨」「筋」ともにもうすぐ終わってしまう。大学の授業は7月の半ばで終わって、夏期休暇が長かったような気がするが、専門学校は7月末まで授業があるから、テスト問題形式で復習が始まるらしい。
今日の骨の授業では、膝や足の関節を習った。足の壊疽にかかった場合、足を切断しなければならず、骨髄を残さなければならないため、関節面で切断するのだそうだ。股関節、膝関節などで切断するが、最も足を残そうとするときに、切断する部位が足の「ショパールの関節」なのだ。そのショパールとはフランス人の外科医の名前だ。ショパール関節の近くの足の関節は「リスフラン関節」といってこれまたフランス人の外科医の名前だ。
外科といえば、フランスが進んでいるらしいが、この名前が付いたのが何世紀の話なのかは知らない。

必須アミノ酸の語呂合わせ三種

2005年06月23日 | Weblog
6月22日(水)
『生理学Ⅰ』のテストは60分。語群から選べというものがあり、正解が語群に入っていない。先生曰く「間違ったものを語群にあげていたから、正解を入れ忘れたかもしれない。」とのこと。15のうち語群に入っていないのは6つ。簡単だったが、そんな語群なら、返ってない方がましだ。
さて、平均点は何点かな?周りの学生は「完璧!」なんて言っている。よく聞いていると「完璧、やばい…」のだそうだ。他の子は「今すぐに地震がきて、この学校つぶれてくれないかなあ…」なんて言っている。「いい加減にしろ~」と言いたくなった。先生は「8月に補習が待ってるよ!」と嬉しそう。これまた困った先生だ。

さて、生理学を覚えている人がたくさんいる最中に『解剖学』の授業が始まった。語呂合わせの得意な解剖学の先生が気を利かせて、必須アミノ酸の語呂合わせを教えてくれた。
私は「ロバとリス不明」で既に覚えていた。(ロイシン、バリン、トリプトファン、リジン、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、イソロイシン)
先生の第一弾は「トロリーバス不明」。
そして第二弾は、極めつけのオリジナル語呂合わせが飛び出した。「フェートリスバーで色目(いろめ)」暗記は語呂合わせからってことで…

来週火曜日も実技テスト!

2005年06月22日 | Weblog
6月21日(火)
3時間ぶっ続けの実習はハードだ。今日は鍼では、刺針練習台の7㎜厚のシリコンを何枚か重ね、段階を追って、各層の間に紙を挟み針が紙に突き当たる感覚と、針が何㎜刺入しているのかを感覚的に覚えるという練習をした。紙ではなくゴム板だと突き当たる感覚はわかるのだが、紙だと一枚目と二枚目の間ですらわからない。他の人はわかるらしい。指の第一関節のところで感じるはずだという。指先の感覚が鈍いのか… これから先が思いやられる。
来週は1分間に目標10回、片手挿管のテストを一対一で見られる。練習あるのみ。緊張のあまりうまくできないのは目に見えている。不器用な人は精神的ストレスの方が強い。なまじできるよりも、不器用な人の方が上達すると口々に言われるが、胃が痛くなりそうだ。

中間テストで、お尻に火がつく!

2005年06月21日 | Weblog
6月20日(月)
月曜日、『経絡経穴』で胃経の45穴の小テスト。これまで24穴が一番多かったので、その倍を覚えるのには苦労した。あっさりと単純記憶と割り切って、テストの後はすぐに忘れることをおそれないことにした。来週の27日は、脾経21穴の小テスト。そのうえ、『東洋医学概論』の中間テスト。これが全くよくわからない。親しみのない中国語のような言葉が並んでいる。肝の働きの「疏泄、蔵血」を説明せよといわれても、的確に答えられるかどうか…
今日も授業で、「肝」の機能が最も大切である話から、杉田玄白が蘭学を学んで、解体新書を書いたのはたかだか200年前だが、中国では2000年前から肝臓がどこにあるかわかっていたんだよと。
水曜日、金曜日とある『生理学Ⅰ・Ⅱ』のカタカナの物質名がごっちゃになる。完全に理解していない証拠だ。グルコース(ブドウ糖)とグリコーゲンの言葉の関連が見つからなかったが、グリコーゲンから「グリコ」が名付けられたということで、グリコーゲン=グリコのキャラメル。これで混同無用。

脳神経12本を覚えよう

2005年06月18日 | Weblog
6月17日(金)
『生理学』で末梢神経系に入った。末梢神経には解剖学的には脳神経と脊髄神経があるが、その機能を学ぶのは、講義を聴講うるよりも、自分で脳神経の起始部と機能をまとめて、それを覚えるのが一番ということで、12対ある脳神経を表にまとめるという作業をした。
解剖学で脳神経の12対(Ⅰ~ⅩⅡ)を覚える語呂合わせを教えてもらったのが、こういうところで役に立った。やっぱり覚えるしかないんだ。

◆嗅いで視る動く車三つの外、顔聴く咽は迷う副舌
 Ⅰ  Ⅱ Ⅲ ⅣⅤ  Ⅵ ⅦⅧ Ⅸ Ⅹ ⅩⅠ ⅩⅡ

Ⅰ嗅n  Ⅱ視n Ⅲ動眼n Ⅳ滑車n Ⅴ三叉n Ⅵ外転n
Ⅶ顔面n Ⅷ聴n Ⅸ舌咽n Ⅹ迷走n ⅩⅠ副n ⅩⅡ舌下n

実用中国語

2005年06月17日 | Weblog
6月16日(木)
『中国語ゼミ』の受講者は20人から13人に減った。水曜日から化学の補習が始まり、中国語ゼミとバッティングしてしまったからだ。だから、よく当てられるが、少人数ゼミも悪くはない。先生には申し訳ないけれど。

中国で出欠をとるときの「はい」という返事は「到」dao(四声記号がつけられない)といい、日本のように手を挙げるのではなく、なかば敬礼のようなスタイルで頭に手を近づけるのだそうだ。
ついでに「おつかれさまでした」は、「辛苦了」xin ku le という。これは漢字としても理解しやすい。
「さようなら」は「再見」zai jian だが、恋人などと別れるときの別離の言葉は「別了」bie le、とか「分手了」fen shou le という。28歳の先生だと、面白いことまで教えてくれる。さて、来週は何を習うのかな?