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東洋医学者への道

自分の鍼灸治療院を開業してからは、治療以外の日々を書いています!専門学校の入学時以来、勉学の日々をつづり始めて7年目。

12年前の紅葉の美しい頃を思い出しながら…

2010年11月22日 | 趣味・美術・映画
11月21日は三男の誕生日。
当日予約が入って、母はお仕事。
夕方は知人の舞の会。1年に一度の舞台です。玉三郎の十八番の「鷺娘」などを見事にこなすほどの名取です。今日は常磐津「瓢箪鯰」というひょうきんな演目。ステテコをはいた男舞は華やかな着物姿とは大違い。それをこなすなんて、これまたすごい。いただいたお引き出菓子は、演目にちなんだひょうたんの形をした百なりというお菓子。石川県の加賀松任のものでした。

三男のバースデーケーキは夕食の後になってしまいましたが、12本のろうそくを立てて祝いました。
12年前のこの頃も、山の中腹にあった病院から見えた東山の紅葉がとっても綺麗でした!

旧東伏見邸のサロンで素敵なひととき!

2010年11月22日 | 趣味・美術・映画
真如堂を出て、西に行くと、吉田山の中腹に位置する吉田山荘があります。昭和天皇の義理の弟君、東伏見宮家の別邸として昭和7年に建てられたそうです。戦後、そのまま料理旅館となり、止まらなくてもお食事やお茶がいただけます。ということで、ティーサロン 真古館でお茶をいただきました。




北は比叡山、東は大文字が見え、窓からはそれぞれ違った美しい景色が眺められ、お客さんが後から来られたものの、そんな空間を独り占めしてゆっくりお茶をいただけました。
(比叡山が見えています)

窓から見えた玄関のステンドグラスは、古墳時代の銅鏡の背面文様が原形で、文字が東伏見邸のフシミに似ているので、採用されたとか。とってもきれいなステンドグラスです。本館の中にも欄間のステンドグラスで使われているのですが見れません。泊まらないことには見れないですね。




喫茶なのに、女将の手の込んだおもてなしとして、古今集などの季節の歌が添えられて、お持ち帰りくださいとのこと。達筆で読めない~と思ったら、ちゃんと注釈のコピーが裏に貼り付けられていました。
  
    ちはやぶる神代も聞かず龍田川 唐紅に水くくるとは
                 在原業平 ~古今集より~

京都散策の折に、是非、立ち寄ってくださいね。隠れ家のような素敵な空間です!

鴨川の紅葉の写真!

2010年11月22日 | 趣味・美術・映画
荒神橋から眺めた鴨川沿いの紅葉です。




橋の上から眺めると、いつも走りながらみている風景とはまた違って、絵になるんですよね。パノラマにみるからでしょうか…



川と山、そして並木。この空間が好き!

御所一般公開の写真です!

2010年11月22日 | 趣味・美術・映画

何度来ても、源氏物語を思い起こさせてしまいます。猫になったら、住めるかな。

皇居警察の犬です。凛々しい!


いつもは閉まっている門が開いてますよ。


諸大夫(だいぶ)の間の襖絵


新御車寄


紫宸殿と右近の橘




小御所(こごしょ)の襖絵


御池庭:御所内の庭園は美し過ぎて、かしこまった感じ。


御所内に入るより、御苑の紅葉の方が自然な感じで素敵。



真如堂の紅葉も綺麗!

2010年11月20日 | 趣味・美術・映画
春は桜、初秋は萩、そして初冬は紅葉。



大好きな場所なんですが、なかなか行く機会がないのです。
真如堂前というバス停で降りて、鹿ケ谷の診療所に修業で週に一度通っているのに、時間に追われて寄らずに帰るんですよね。


三重の塔には、真っ赤な紅葉がしっくりきます!


緑から紅に変わりかけてる枝が素敵。



御所、吉田山荘の写真は、明日アップします~


ソロミュージカル「ロートレック」を観てきました!

2010年11月16日 | 趣味・美術・映画
京都芸術劇場春秋座で沢木順のソロミュージカルを観てきました。
ソロミュージカルという新しいジャンルの第2弾目という新作が「ロートレック」で、ソロミュージカルというものを初めて観たのです。
沢木さんは劇団四季でミュージカル舞台に立っていた方で、コンサート活動もされているので、歌と演技はすばらしいし、新しいものに挑戦というと気になりますよね!
そもそも友達が沢木さんの熱烈なファンで、勧められたということもありますが、「ロートレック」という人物に興味を覚えたからです。

1901年9月9日、37歳の人生を閉じた画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック。名門伯爵家に生まれたものの、小男でドラマチックな生き方をしています。芸術家の人生って、波乱万丈だから、ドラマになるのかもしれません。
ミュージカルになったらどうなんだろう。
笑いあり、涙ありで、歌もなかなかよかったです。
ソロミュージカルって、当然一人なんですよね。沢木さん曰く、落語のように気楽に聞いてもらえたら…と言ってられましたが、一人で喋る代わりに、一人で歌い続けるわけです。なるほど、落語と同じだ。落語より舞台が広い分、ちょっと暗い感じがしました。ストーリーに伴い、照明も暗いんですもの。
ちょうど2日前にオペラで大掛かりな舞台と、複数の人が歌うのを聴いただけに、殺風景に感じたのかもしれません。内容も暗い部分をクローズアップしてたように感じたのは私だけ?

フランス映画 「葡萄酒色の人生 ロートレック」を数年前に観た時は、波乱万丈の中に明るさがあったように思うのです。もう一度見たいな~って思える映画でした。
ロートレックといえば、山高帽ををかぶって、髭をたくわえて~というイメージだったので、沢木さんには帽子をかぶってほしかったなあ。

ソロミュージカルというものもなかなか面白いと思ったのは、彼が言うように落語に似たものがあるのからかな。
恋人だったヴァラドン(ユトリロの母)の展覧会を観たのを思い出したり、アルビのロートレック美術館に行ってみたくなりました!

ドボルザーク・ナイト、交響曲第8番!

2010年11月15日 | 趣味・美術・映画
月一回のドボルザーク・シリーズ、第4回目のTutti。ドボルザーク交響曲の後半、第5番から始めたので、今回は第8番。ドボ8は私は弾いたことはなかったけれど、好きな曲で楽しみにしてました。ファゴットより、チェロで弾いてみたかったし、今回はチェロで参加。
低弦の響きがかっこ良いところも多いし、メロディもロマンチックなのだけど、繰り返しが多く、何かものたらない感じでした。第5番、第6番の知られざる曲の方がやり甲斐あるかも。
ドボ8のファゴットは見せ場もあるけれど暇だとか。見せ場はしっかり聴かせてもらいました。良い音色!私が入って、邪魔をしなくて良かったわ~。
チェロは私を入れて2人の時が多いのですが、今日は3人。4楽章だけはチェロだけの旋律が丸裸になるので、オーボエの夫もチェロに参加。ということで、4人になりました。こんなに多いと心強い。
12月はお休みなので、来年は交響曲第9番の「新世界」からです。1月、2月と2回の予定なので、1回はチェロ、1回はファゴットを吹かせてもらおうかな。これは有名な上に、演奏会で弾いたことがあるのでどちらもやってみたいところです。

池坊の華道展に行ってきました!

2010年11月14日 | 趣味・美術・映画
六角堂の近くにある池坊会館と高島屋会場で華道展を同時開催しています。
私はお花は好きだけど、「どうか生けてください」派です。
「生けます」と言っていたのは、お花を習っていたときだけで (池坊じゃないんですけど) 、
茶道の方が好きでした。美味しいお茶菓子とお抹茶をいただけるんですから。
お花は花ばさみで茎を切ったり、生けたりしていると手が荒れるちゃうのです。薔薇のようなとげのある花は特にダメでした。奥が深いのに、入り口で辞めてしまいました。
でも、お花の生けられたのを観賞するのは好きなんです。

次期家元の池坊由紀さんのお花は照明などを生かした大きな作品で、しっかりと眺めました。
色々な生け花を楽しんできましたが、目には美しく映り、心は和みました~

展覧会も所用の途中に立ち寄った(立ち寄れたと言った方が正しいです~)だけですが、忙しい生活に潤いが与えられて、立ち寄れてよかった!

オペラはバルコニー席で見るべし!

2010年11月13日 | 趣味・美術・映画
大阪音大のザ・カレッジ・オペラハウスで久々にオペラを堪能してきました。日本人のオペラを聴いたのは初めてなんです。「欲望という名の電車」のお芝居も観たことないので、そのオペラバージョンはなおさらです。ブランチ役の松田さんは歌いっぱなしで、素晴らしい!座席は両サイドの階段席が空いていたので、オーケストラピットのファゴットがよく見える対面の階段席からバルコニー席気分で鑑賞しました。(オケピでは舞台に向かって左手なんです。)
「欲望という名の電車」の映画がワンコインDVDで売ってるというので求めたら、期間限定セール中で280円で手に入り
がありました。いつも海外でオペラやバレーを見るときは1階の真ん中か、一番上の席(安い値段)と極端でしたが、そんな席だとオケピを覗いたことなどありませんでした。そもそも管楽器に注目してませんでしたから。
オペラの歌詞と映画のセリフがそのまま同じで、これも想定してないものでしたが、予習しがいありでした。オーケストラもしっかりと聴くことができました。
重い内容だけに、音楽も暗めでしたが、重厚感あってよかったです。
久々のオペラは3幕あり、3時間40分と長かった!

「第三の男」はテーマ曲が印象に残る名画!

2010年11月09日 | 趣味・美術・映画
あと1カ月を切った奈良マラソンの案内が今日届きました。
前日受付なので、土曜日にも奈良へ行き、当日は早朝6時には家を出なければなりません。
関門は6キロで50分かと思っていたら、7.5キロで1時間15分なので、それくらいにはゴールしていると思います。関門の心配はなくなったので自己新記録を出すべく頑張ります!

最近はまた大学の研究室から遠ざかってるのですが、前回行ったときに映画の趣向が似ている先生が僕の一番好きな映画といって、くださったDVDが「第三の男」。
映画好きだと言っても、昔のいい映画を観ていないんです。白黒映画となると、さらに観てません。
ということで、第二次世界大戦直後のウィーンを舞台にしたフィルム・ノワール「第三の男」をワクワクながら観ました。
白黒なのに映像が美しい!光と影を効果的に用いてるんですね、戦争の影を背負った人々の姿が巧みに描かれていました。そして作品のテーマ曲となったアントン・カラスの演奏がまたいいんです。
怪しげな登場人物がいいですね~
昔の名画というのを知らないのはダメですね。
http://www.youtube.com/watch?v=1BzKdQqLfWo

映画やオペラにもなってる戯曲「欲望という名の電車」のオペラを4日後に聴きに行くので、これまた観てないので、見ておかなくちゃ。ヴィヴィアン・リーとマーロン・ブランドの映画を~
これも世界の名画が500円で売られているその中のひとつだとか。
あらすじは聞いたものの、これもまた観ておきたい映画なので~