永田平八のリュート広場 Place Luth

リュート奏者・永田平八のリュート教室やレッスン、セミナー、講座、イベント、コンサートなどのご案内。

リュートセミナーの様子

2005年09月24日 22時21分32秒 | セミナー・講習会

リュートセミナー 2005の様子


9月24日(土)、三鷹市芸術文化センターでリュートセミナー第一日目が行われました。

全員合奏(リュートオーケストラ)のリハーサル



リュート製作家の渡辺広孝さんによる「リュートの調整と調律法」のレクチャーの様子。


9月25日(日)は
9:20より個人レッスン
10~1時アンサンブルレッスン
2~3時全員合奏
3:30~受講生コンサート

楽器展示も行っています。

■会場  東京、三鷹市芸術文化センター 第1-第4音楽練習室(地下2階)

聴講無料

リュートセミナー聴講のご案内

2005年09月22日 21時41分57秒 | セミナー・講習会
9月24日(土)、25日(日)に行われるリュートセミナーには受講生17名、製作家3名(井上隆生、奥清秀、渡辺広孝)、講師2名の合計22名のリュート弾きが集まってアンサンブルやソロを楽しみます。

聴講は無料です。

ご興味のおありの方はお気軽にお越し下さい。

永田平八、永田斉子のCD やダミアーニのルネサンスリュート教本の販売もあります。

リュートセミナー 2005

■日時  9月24日(土)午前10時から25日(日)午後5時
■会場  三鷹市芸術文化センター 第1-第4音楽練習室(地下2階)
■講師  永田平八、永田斉子
■主催  ファヴォーラ・イン・ムジカ
■後援  (株)現代ギター社、日本リュート協会


■テーマ ルネサンスリュートの様々なアンサンブル

○A.ダミアーニ(Andrea Damiani)著 ルネサンスリュート教本(Method for Renaissance Lute)を中心に初心者から上級者まで、様々なレベルの2重奏曲に取り組みます。

○レクチャー「調律、フレティングについて」(リュート製作家・渡辺広孝)24日(土)午後2時

○個人レッスン

○全員合奏

○楽器展示

○受講生コンサート 25日(日)午後3:30
 セミナーで取り組んだ2重奏、アンサンブルの発表を全員参加で行います。ソロもあります。

聴講 無料 (直接、会場までお越し下さい)

■お申し込み・お問い合わせ
     永田
     Tel&fax 0422-33-0750

ルネサンスリュート(奥 清秀 製作)

2005年09月22日 14時59分21秒 | 楽器紹介

ルネサンスリュート(奥 清秀 製作)

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ギター製作家として活躍する奥 清秀さん(写真)が、今年からリュート製作を始めました。
長年のギター製作のキャリアから、リュートにおいても大変素晴らしい作品を製作しています。

このリュート(8コース)は木工の技術が確かで、非常に軽量、音色、音量ともに大変素晴らしい出来栄えになっています。リブ(裏板)はいちいを使用。

製作家にとって、その楽器を演奏できるということは大変重要な要素ですが、奥 清秀さんは永田のスタジオにレッスンに通い、演奏もかなりのレベルです。弦高や弾きやすさなどの細かい調整もしっかりされています。

納期も数ヶ月ということで、リュートを手に入れたいとお考えの方や、2台目、3台目をお探しの皆さんにお勧めいたします。

9月24日(土)、25日(日)に東京の三鷹市芸術文化センターで行われる「リュートセミナー 2005」で試奏できます。また、井上隆生さん、渡辺広孝さん製作のリュートも試奏可能です。

リュートセミナー 2005:

お問い合わせ:
奥 清秀 ギター工房

クラウディオ・モンテヴェルディ

2005年09月21日 16時48分34秒 | 古楽入門
クラウディオ・モンテヴェルディ
Claudio Monteverdi
1567年05月15日(洗礼) 〜 1643年11月29日

  
 初期バロック最大の作曲家、劇音楽家。
 北イタリアのクレモーナで生まれる。マントヴァ公の宮廷楽長、ヴェネツィアの聖マルコ教会大聖堂の宮廷楽長を歴任。
 それまで、音楽の主流はルネサンス時代に隆盛をきわめた声楽中心のポリフォニー様式でしたが、それに対し、器楽伴奏や劇的表現を重視した、バロック音楽の基礎を築きました。
 とくに、歌詞の内容、そこに盛られた様々な感情を音楽的に表現する大胆な手法は「第2作法」と呼ばれ、歌劇(オペラ)の確立に大きく寄与することとなりました。
『オルフェーオ』は、オペラの最初の完成型とされています。

モンテヴェルディの作品では、通奏低音セクションとしてキタローネ(大型のリュート)は欠くべからざる存在でした。

■書籍紹介
大作曲家 モンテヴェルディ
ルネサンス音楽最後の巨匠にしてバロック音楽の開拓者!知られざる大作曲家モンテヴェルディ。その生涯と作品、さらには時代的背景を、自身の豊富な書簡に基づいて解説した入門書であり、広くバッハ以前の16、17世紀への手引書ともなっている。

出版社: 音楽之友社 ; ISBN: 427622165X
価格: ¥2,310 (税込)
購入情報

夏、または五感

2005年09月20日 00時23分46秒 | 絵画

夏、または五感

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セバスチャン・ストスコップフ 1633年作 Sebastien Stoskopff (1597-1657)

ストスコップフはフランス、アルザス地方のストラスブールで生まれ、その地で活躍した静物画家です。

ストラスブール ノートルダム美術館蔵 Musee de l'Oeuvre de Notre Dame, Strasbourg

テーブルの上には10コース・ルネサンスリュート。

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Stephen Barber & Sandi Harris 製作


リュートセミナー 2005を聴講しよう!

2005年09月18日 01時10分57秒 | セミナー・講習会
9月24日(土)、25日(日に行われるリュートセミナーは聴講無料。
リュートに関するいろんな情報がゲットできます。

永田平八、永田斉子のCD やダミアーニのルネサンスリュート教本の販売もあります。
25日(日)3:30の受講生のコンサートを聞いて癒されては。


リュートセミナー 2005


■日時  9月24日(土)午前10時から25日(日)午後5時
■会場  三鷹市芸術文化センター 第1-第4音楽練習室(地下2階)
■講師  永田平八、永田斉子
■主催  ファヴォーラ・イン・ムジカ
■後援  (株)現代ギター社、日本リュート協会


■テーマ ルネサンスリュートの様々なアンサンブル

○A.ダミアーニ(Andrea Damiani)著 ルネサンスリュート教本(Method for Renaissance Lute)を中心に初心者から上級者まで、様々なレベルの2重奏曲に取り組みます。
(ダミアーニのテキストをおもちでない方に必要な部分のコピーをご用意いたしますのでご一報下さい。また送料込み6.500円にて販売もいたします。ピッチはa=440ですが、問題のある方はご相談下さい)

○レクチャー「調律、フレティングについて」(リュート製作家・渡辺広孝)

○リュートアンサンブル(4重奏、全員合奏など)

○個人レッスン
 希望者のみ。1レッスン約45分で5.000円。2レッスンまで受講可能。
 (ルネサンスリュート、バロックリュート、アーチリュート、テオルボ、バロックギターなど楽器は自由)

○体験コース
 初めての方の体験コースです。楽器はご用意いたします。

○楽器展示。クリニック。

○受講生コンサート
 セミナーで取り組んだ2重奏、アンサンブルの発表を全員参加で行います。
 希望者は7分以内のソロ曲を発表できます。(楽器のタイプは自由。個人レッスンを受けていなくても構いません)


■受講料 10.000円(2日間)
     個人レッスン希望者は別途1レッスン5.000円、2レッスンまで受講可能
     体験コース:10.000円(2日間)
聴講 無料 (直接、会場までお越し下さい)

■お申し込み・お問い合わせ
     永田 lute21jp@yahoo.co.jp
     Tel&fax 0422-33-0750
     http://blogs.yahoo.co.jp/lute21jp

ご参加をお待ちしております

絵画「リュートの響き」

2005年09月13日 00時47分14秒 | 絵画

リュートの響き Suonatore di Liuto (c. 1620)



アンティヴェドゥート・グラマティカ作 Antiveduto Gramatica (c.1571-1626)

イタリアのサバウダ美術館蔵 Galleria Sabauda



演奏している楽器はかなり小ぶりで、単弦であることからテオルビーノと思われます。

テオルビーノはテオルボ(大型の低音リュート)より1オクターブ高い音域の楽器。
1、2コースを1オクターブ低く調弦するため、独特な響きが得られます。

テーブルの上にあるのはラウンドバックのバロックギター。


テオルビーノ                  バロックギター
  
 
Stephen Barber & Sandi Harris製作


リュートを弾く女(フェルメール作)

2005年09月11日 00時34分00秒 | 絵画

リュートを弾く女
フェルメール作




Girl playing the Lute by Vermeer, about 1650


11コースバロックリュート
Stephen Murphy製作 Hans Freiモデル




■11コースバロックリュート
1650年頃という年代と、ペグボックスにトレブルライダーがあること、アーモンド型ボディーに小さめのローズというの特徴が見られることから、当時流行ったボローニャタイプの楽器を改造した11コースバロックリュートと思われます。




芸術の秋,ヨーロッパの古楽器リュートを始めてみませんか

2005年09月10日 14時06分42秒 | レッスンのご案内
 リュートを始めませんか。ルネサンスやバロックの響きにきっと心癒されることと思います。
ギターを弾きながらリュートを楽しんでいらっしゃる方も、本当のリュートの音色や、奏法を身に付けて世界を広げてみませんか。

講師:永田平八
 東京に生まれる。アン・スクール・オブ・コンテンポラリー・ミュージックにてジャズを学び特待生として修了後、フランスのストラスブール国立音楽院リュート科を金メダルを受賞し首席で卒業。リュートを今村泰典、ブライアン・フィーハン、室内楽をマルタン・ジェステール、作曲法および即興演奏法を加古隆の各氏に師事。在学中よりフランス、ドイツ各地で演奏会を行う。現在、中世、ルネサンス、バロック各時代のリュート、ギター属のソリストおよび通奏低音奏者として全国で演奏活動を行うほか、NHKテレビ、NHK-FMなどにも出演。スペインのヒホン古楽祭やインドネシア、台湾でのコンサートツアーなどを行っている。
スタジオジブリ作品「もののけ姫」、「天空の城ラピュタ」でリュート演奏を担当。

三鷹スタジオ

東京都三鷹市の自宅スタジオでリュートの個人レッスンをしています。
初心者からプロを目指す方まで歓迎いたします。
レンタル楽器の用意がありますので、すぐにレッスンが始められます。
また、楽器、製作家等の紹介もいたしますので、お気軽にご相談下さい。
駐車場がありますので、お車をご利用いただけます。

レッスンは次の中から、お選び下さい。

体験レッスン:無料

月2回コース(年間24回)
月3回コース(年間36回)

1レッスンは1時間程度です。
レッスン日は毎回ご相談の上、ご都合のつく日時をお選びいただけます。
どうしても都合のつかない場合は、翌月に振り替えとなります。
レッスン料、その他はお気軽にお問い合せ下さい。

お問い合せ:永田

GG学院 古楽器科

「現代ギター」誌が運営するGG学院の古楽器科です。
・初心者からていねいに教えます。
・バロックリュート、ルネサンスリュート、ビウェラ、バロックギター、などが学べます。
・レッスン用の楽器はご用意しますが、詳細はご相談ください。

(その他、詳しくはお電話ください→GGショップ:03-3530-5342)

場所は池袋からすぐの要町です。

月3回、木曜日 12時~20時。

お問い合せ:現代ギター社


初心者の方、大歓迎いたします。


テオルボ(キタローネ)

2005年09月09日 00時43分09秒 | 楽器紹介

テオルボ(キタローネ)
カルロス・ゴンサレス製作



古楽アンサンブル、アントネッロのメンバーと
(左からチェンバロ、テオルボ、ビオラ・ダ・ガンバ、コルネット)



 テオルボはキタローネ(大きな撥弦楽器)とも呼ばれる大型の低音リュートです。1、2コースを1オクターブ低く調弦する独特なサウンドが魅力です。

 モンテヴェルディが活躍した17世紀前半の初期バロックと、フランスバロック音楽に主に使用され、オペラや歌曲、器楽曲の通奏低音にはかかせない楽器です。
 ソロ曲もとしては、ピッチニーニ、カプスベルガー、ド・ヴィゼーなどが有名です。

 テオルボ Theorbo
 カルロス・ゴンサレス(1991年、パリ)製作
 Carlos Gonzalez (Paris.1991)
 14コース、Aチューニング
 弦長:75/125cm