永田平八のリュート広場 Place Luth

リュート奏者・永田平八のリュート教室やレッスン、セミナー、講座、イベント、コンサートなどのご案内。

合奏

2006年01月30日 20時18分14秒 | 絵画
合奏
MOLENAER, Jan Miense 1630s
 
ヴァージナル ヴァイオリン                      
シターン  リュート  チェロ        





打ち込み作業

2006年01月28日 01時17分02秒 | 演劇
ピアノ


昨日は朝から一日中芝居のテーマ曲の打ち込み作業でした。
曲は1週間くらい前に完成していて、ピアノアレンジをレコーディングしておいたので、その上にいろいろなパートを重ねていきます。最初のピアノパートも後で差し替えます。
アレンジとミックス作業を一日中やっていると最後の方はほとんど難聴になってしまいます。
テーマ曲は芝居のラストで歌われて、そのままエンディングに持ち込むので、コーダはかなり盛り上がるようにフルオーケストラにしました。

現代ギター社GGショップ

2006年01月26日 22時22分05秒 | その他の情報
GGショップ


木曜日は現代ギター社GG学院で古楽器科(リュート、バロックギターなど)のレッスンがあります。
東京豊島区要町の現代ギター社ビルのGG学院は5階、GGショップは3階にあります。
ただいまセール中。
ギター、ケース、楽譜、CD、弦、チューナー、足台などの各種小物があります。
GG学院の生徒さんには割引があります。

鈴木大介 ギター・エラボレーション

2006年01月25日 13時33分49秒 | コンサート
◆2月18日(土)6:00p.m.
鈴木大介 ギター・エラボレーション
Elaboration of Music in the 20th century vol.2

ギタリストの鈴木大介さんと武満の「リング」で共演します。この曲は数年前の斉藤記念フェスティバルをはじめ、今回で3度目の共演です。
演奏の難易度はかなり高い曲ですが、武満らしい美しい世界が魅力です。

鈴木大介


会場:HAKUJUホール(東京、代々木公園そば)
Program
 武満 徹 : リング (フルート:岩佐和弘  リュート:永田平八)
 池辺晋一郎 : 夕暮れの底深く・・・
 武満 徹 : 海へ
 モリコーネ : 4つの小品 / 他

主催 : 梶本音楽事務所 
共催 : HAKUJU HALL

Tickets (税込)
前席¥4,000、中席¥3,000、後席¥2,000

■チケット申込み■
カジモト・イープラス 03-5749-9960

お酒を飲む女性と紳士

2006年01月22日 19時15分00秒 | 絵画
フェルメール


A Lady Drinking and a Gentleman (c.1658)
フェルメール作 Johannes Vermeer (1632 - 1675)

Staatliche Museen, Berlin, Germany

後ろ姿が描かれている楽器はシターン。
同じフェルメール作の有名な「恋文」は正面からシターンが描かれています。

恋文

あなたが生まれてきた理由

2006年01月21日 01時30分58秒 | 好きな言葉と物語
あなたが生まれてきた理由

高橋佳子 著

生まれてきた理由
(地下鉄銀座線 浅草駅の広告)


魂の本質に還って生きる意味を考える

 「自分はなぜ生まれてきたのだろう」「何のために生きているのだろう」「死んだらどうなるのだろう」。このような疑問は、誰しも一度や二度は抱いたことがあるに違いない。人生の核心とも言える本質的な問いに、本書は誠実かつ明快な答えを提示する。
 著者によれば、「魂の因果律」によって魂の存在として見つめるまなざしを持つことで、人は初めて生まれてきた理由を知り、人生を全うする意味を知る。そして、日々のささいな一喜一憂も含め、すべての経験が等しく大切な、かけがえのない瞬間であることを知る。
世界は不条理と理不尽に満ちている。しかし、人間は一人ひとり輝くことのできる存在なのである。
魂の本質に立ち還り、「本当に生まれてきてよかった」と思える、そんな心境への到達が著者の願いである。巻末には「魂の因果律」を生きる実践ガイド付き。
(朝日新聞 9月30日〔金)夕刊 より抜粋)

定価1995円
三宝出版
Tel 03-3829-1020

三人の石工

2006年01月21日 01時30分29秒 | その他の情報
昔、まだ人々が信仰の世界に生きていた中世のこと。

 イタリアを旅していた一人の男が、ある建物の建設現場のあまりの広大さに足を止めた。
そこでは大勢の石工たちが忙しく働いていた。そのなかでごく若い三人の石工が旅人の目に止まった。彼らの仕事ぶりが見事に思えたからだった。

 すると旅人はその三人にこんな風に声をかけた。「あなた方はなにをしているんですか」と。
三人の若い石工たちは少しも手を休めることなく答えた。

 「おいら、一日三リラで働いているんだよ」と一人。
 [見ての通りさ。石を積んでるんだ」と一人。
 「あんたには見えないかも知れないけど、美しい教会堂をつくっているんだ」と一人。

 旅人は彼らの言葉がおもしろかった。仕事の後を追っては話しかけ、石工たちも口々に石の積み方から、石の見分け方などを話してくれた。静かな日、たおやかな時間が流れていた。
                             
 それから、三十年の歳月が経ったある日----。時は多くのものの姿を変えていった。あるものは亡び、あるものは消え去り、またあるものは花を咲かせた。

 旅人は再び、あの時、教会堂が建てられていた街を訪れていた。そしてあの三人の現在を知ったのである。

 一人は、あれからしばらくしてわずかな手間賃に嫌気がさして石工をやめた。そのあと、行方知れずになってしまったという。

 一人は、腕のいい、頑固な石工として今も親方に信頼されて働いているという。

 そしてもう一人のその後は・・・・・・。
 ちょうどその時、あの教会堂の近くで、さらに荘厳な教会堂が建設中だった。最後の一人は、その教会堂の設計・施工を任される棟梁・建築家となっていたのである。



高橋佳子(たかはし けいこ)著
ディスカバリー
DISCOVERY●世界の実相への接近

めざめよ、甘美な愛~ダウランドからパーセルにいたるイギリスの音楽

2006年01月19日 00時37分12秒 | レポート
1月18日は1月16日に引き続き、リュート奏者のリンドベルイが音楽監督を務める「ムジカマーノ」の取材に行きました。

ムジカマーノ絵画


東京の白寿ホールで「めざめよ、甘美な愛~ダウランドからパーセルにいたるイギリスの音楽」。男女2名ずつの歌手とリンドベルイのリュートという5人編成。
前半はルネサンス時代のリュート奏者、ダウランドの作品を中心に同時代のリュートソング、マドリガルをルネサンスリュートの伴奏で演奏。
後半はパーセルを中心にしたバロック時代の作品をテオルボ、バロックギターで伴奏。

詳細は現代ギター誌をチェックしてください。

モンテヴェルディ・ガラ・コンサート

2006年01月17日 09時54分08秒 | レポート
昨日は「現代ギター」誌の取材でムジカマーノというグループのコンサートに行きました。
会場は東京の晴海トリトンスクエアーにある第一生命ホール。

ムジカマーノ

イギリスを本拠地に世界的に活躍するリュート奏者ヤコブ・リンドベルイ氏が故郷のスエーデンの若手演奏家を集めて作ったグループで、全員ほぼ無名。
モンテヴェルディ・ガラ・コンサートで、オペラの抜粋とマドリガーレをジェスチャーをまじえて演奏しました。
リンドベルイの通奏低音はバスと和音のみの簡素なスタイルで最近のはやりとは違いますが、縁の下の力持ちといったところでしょうか。

1月18日にはイギリスのルネサンスとバロックを集めたプログラムもあります。
ムジカマーノ "めざめよ、甘美な愛" 
2006年1月18日(水) 7:00p.m. HAKUJU HALL
詳細
料金■5,500円 ペア・シート 10,000円
お申込・お問合せ■
TEL:(03)5216-7131

リュートの力木

2006年01月15日 21時12分53秒 | 楽器紹介
部屋を暗くしてリュートのローズ(サウンドホール)に懐中電灯などで強い光をあてると....

バスバー

おお...不思議!!
内部のバスバー(力木)の様子が表面板をとおして透けて見えます。
表面板は厚さわずか1.3mmほどです。
バスバーの配置は音色や音量などに影響します。