永田平八のリュート広場 Place Luth

リュート奏者・永田平八のリュート教室やレッスン、セミナー、講座、イベント、コンサートなどのご案内。

「まつだい農舞台」を訪ねる

2005年10月03日 08時07分46秒 | レポート
リコーダーとリュートによる新潟県コンサートツアー全10公演が9月26日から30日に行われました。

今年の初め、震災復興チャリティーコンサートでお世話になった「まつだい農舞台」を訪ねました。
その時は真野響子さんの朗読と吉沢実さんのリコーダー、永田平八のリュートのコラボレーションを行いましたが、空いた時間に案内していただいた大地の芸術祭の作品たちは雪に深く埋まっていて、ごく一部しか見ることが出来ませんでした。
今回はタクシーをチャーターして、まだ地震の傷跡の残っている道を通り、山の中を巡りました。自然と地域の方々と作品が一体となっています。


田んぼの中に立つ真っ赤なかかし。これが現代アートの作品。
かかし

大自然の中に点々と現代アートの作品たちが。
松代

「まつだい雪国農耕文化村センター」のレストランのテーブル。これもアート作品。
鏡


「まつだい農舞台」は、新潟県、ほくほく線まつだい駅南の里山に広がるフィールドミュージアムです。
世界の芸術家が創った野外アートと、雪・農業によって育まれた松代の文化が同時に楽しめます。
また農舞台の中心施設「まつだい雪国農耕文化村センター」には、国内外の建築家とアーティストの協働によって他に類を見ない斬新な空間が広がります。
館内はスローフードのレストラン、オリジナルグッズのショップ、企画展会場のギャラリー、遊びと学習の教室などから構成されますが、部屋自体がアートのため室内での体験を一層豊かにしてくれます。
農舞台には松代町民のほかに大地の芸術祭ボランティア「こへび隊」を中心とする地域外サポーターも関わり、地域・世代・ジャンル・階層を超えた人間の協働によって運営されています。