カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

●アラン・ドロンさんを描いてみました。

2016年07月26日 | ☆おえかき    

 アラン・ドロンさんを描いてみました。
 ペンタブを使って、写真のトレース、油絵モードです。ここのところ、ずっとこの描き方ですけど、女性ばかり描いているという気がするので、たまには男性も、しかもとびきりのイケメンを描いてみようと思ったのでした。
 ドロンさんは1935年の生まれの映画俳優、60年代・70年代の大スターでした。当時イケメンという言葉はなかったけど、ハンサム・美男子の代名詞のような人でした。
 カエサルは小学生~高校生だったのだけど、その映画を観たこともなかった頃から、名前だけはよく知っていました。
 40年くらい前、中学の修学旅行で、外人さんがいたので「はうどぅゆどぅ、まいねーむいず・・・」などと話しかけてみたのだけど、反応がありません。同行していた通訳さんから「この方たち、フランス人なのよ」と言われ、とっさに「あらんどろん」と言ってみたら笑ってくれました。
 フランスと言われ、「ぼんじゅーる」などという言葉を思い出す前に、ドロンさんのことが思い浮かんでしまったということになります。


 20年くらい前、グラビア雑誌か何かを見ていた女子高生たちが「なに、これ?アランドロンだって!」「ほんとだ、変な名前!」などという会話をしているのを聞いてビックリしたことがあります。
 時代が違うといってしまえばそれまでのことですが、女子高生がアランドロンを知らないというのは信じられませんでした。
 この記事を書きながら考えたんですけど、ひょっとしたら、俳優さんっていうのは「有名人としての寿命」が短いのかもしれません。
 50年前、アランドロンとビートルズは同じくらい有名だったと思うのですけど、今、アランドロンを知っている高校生はほとんどいないし、ビートルズを知らない高校生はほとんどいないという気がします。
 「名曲」は多くの人たちが繰り返し聴くことになるけど、「名画」は映画マニアの人しか見ない・・・ということになると思います。音楽と映画との性質の違いなので、あたりまえのことなんですけどね。あらためて考えてみて、ふーん、そうなんだ・・・なんて思ったりしました。


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