現在のベーリング海峡は、氷河期には陸地で「ベーリング地峡」「ベーリング陸橋」「ベーリンジア」などと呼ばれているそうです。ここを渡って、さまざまな動物たちがユーラシア大陸(シベリア)と北米大陸(アラスカ)の間を行き来したのだそうです。
・・・といったようなことは、この記事を書きながら調べました。当然、このときの展示にはそういう説明があったんだろうと思うのですが、そういうのを読んでいる余裕がなかったわけです。
第3展示室のところにもオオカミがいたので、タイリクオオカミであろうと書いてしまったわけですが、あっちは「オオカミ」、こっちは「タイリクオオカミ」という表示です。
ついでなので、もう一回書いておきますけど、この「タイリクオオカミ」の家畜化したものが「イヌ」です。学名は、どちらも、「Canis lupus」です。
第2展示室に続いての再登場ということになります。
次の写真の一番左にいるのもサーベルタイガーなんですけど、骨格標本の方が迫力があると思いました。
全長6~8メートル、体重3トン。2本足で立ち上がり、かぎ爪のついた前足で巨木の枝を引き寄せ、長い舌で葉をしごいて食べていたんだそうです。
恐竜に比べれば小さいわけですけど、考えてみると、恐竜はでかすぎるという気もします。このメガテリウムくらいだと、いかにも「でかい」という感じがするんですね。非常に気に入ってしまいました。
どこをどのような順番で撮ったのか覚えていないので、よくわかりません。
それだけ貴重な資料が展示されていたということだと思うんですけど、きちんと見ることができなかったというのは残念ですね。
真ん中にいるのは「ホモ・エルガスター」で、聞いたことのない言葉だったんで気になっていました。この記事を書きながら調べてみたところでは、「ホモ・エレクトス」の亜種とされていたこともあったみたいです。
後ろのペットボトルは、それぞれの排尿量・・・ではなくて、脳の体積を表しているんだと思います。
これで、すべての展示室を見終えたということになると思います。とにかく、外に出ることにしました。
この博物館は、本館だけではなく、広大な公園が付属していて「ミュージアムパーク」ということになっています。パンフレットによると、芝生広場、夢の広場、自然発見工房、水の広場などなどがあって、かなり面白そうなところなんだけど、そっちにまで足を伸ばしてみる余裕はなくなってしまいました。
ふれあい橋を渡って、
ナマケモノが大きいと何者かよくわからないかんじで、面白いですね。でも、この大きさで舌が長いと思うと、怖いなあ。。。
人類のレプリカは塑像みたいで、このくらいで良いんですよね。人類があんまりリアルなのは、ちょっと、って思います。他人とは思えないというか(笑)。
機会があれば再訪して、2倍から4倍くらいの時間をかけてじっくりと楽しみたいですね。