Harvest*

日々の中で感じたことや思ったことの記録

同じタイミング

2015-02-23 01:41:45 | 日記
最近、人とご飯を食べているとき、一緒にご飯を食べている相手とまったく同じ動きをしている自分にハッと気づくことがあります。

けっこう前からその傾向はあったのですが、
最近頻繁なので、うーん…どうしたものか~と。

無意識的に同じ動きっていうのもなんだか変な気分です。

家族や友達との間でしか起こらないのですが、ご飯食べる時になにも考えていないからなのかリラックスしているからなのか、よくそうなります。

ご飯を食べていて、なんだか鼻がムズムズする~と少し手でサッと掻くと、全く同時に対面に座っている人も同じ所を同じ瞬間に手を上げて掻いていたり。

茶碗や器を持ち上げる瞬間や、箸から口に食べ物を含むタイミングが同時だったり。

まるでエヴァンゲリオンのユニゾン攻撃とか、シンクロナイズドスイミングみたい。

何度も同時に同じ行動になっていることに気づいて、自分自身でハッ!ちょっと待った~と行動キャンセルしたりしてわざと違う行動をしてみたり。

中でも一番気になるのが、痒い所が同じ瞬間なことです。

少し頭の後ろが痒いような?とさっと後頭部を掻こうとして掻くときに、対面の人もシンクロのようにまったく同じ瞬間に腕をあげて掻いていたりする時など。

こういうことが続くと、相手がわたしの痒いのに同調しているのか、それとも相手の痒いところに自分が同調して痒いと感じているのかわからなくなったりして。

でも近い間柄だから波長が合ったりていうのはあるんだろうなぁ。

こういうことがよく起こると、個人の境界というのはあってないようなものなんだろうな、と思います。

近しい人でなくても、まったく知らなかった人が同時期に同じようなことをしていたっていうのもあるし、やっぱり深いところではみんな繋がりをもっているんだなぁ。

自分で思いついた、思い至った!という風に感じる出来事も、実はすでに深いところに存在していて、たまたまそこと繋がっただけかもしれない。

そう考えると、自分個人のものって実はなくて、ほんとみんなの共有財産というか、知識も知恵もみんなで共有していてみんなで貸し借りしているようなものなのかなぁ…とぼんやり思ったりします。

もうすでにネットの世界がそういう感じですもんね。

ちなみにわたしは、そういった皆で共有し合うというネットのコミュニティの場が少し苦手です。SNSとか。

理由は、そこにいるとどこまでが自分なのかわからなくなることがあるからです。

以前はそういうところに漂う思いに左右され、自分から出たものでない他人の思いを自分のものだと勘違いしてしまったりすることがあってよく悩むことがありました。

最近はハートセンター集中法のおかげでだいぶしっかりとしてきたとは思います。

同調することやそういうことをもっと意識的にコントロールできたらいいなぁとご飯の一件でふと思いました。



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