The Viewpoint of LS-KIPPS

気になる新聞記事や本について、私の視点で書いています。

LS KIPPS 板倉克典

月のお小遣いは?

2016-06-15 | 子育て

 

6月10日 博報堂 『こそだて家族研究所』 が出した

小学生のお小遣い に関するレポートについて

 

定期的に「お小遣い」を子供に渡している割合と金額

低学年  14.7%で507円

高学年  41.2%で898円

博報堂HPより

ここで定期的に渡していない家庭では

 勉強やお手伝いの褒美としてお金を渡す

 必要なモノをその都度、買い与える

などあるようです

 

高学年のお小遣いが1,000円未満とは・・・ちょっと意外です

 今の子供達って・・・お金を多く持ってそうなイメージがありますね~

 

私の家では、定期的なお小遣いはありませんでした。

小学生高学年の頃は、ミニ四駆最盛期 で、台所のクッキー缶に入れてある

お金(特に500円玉)をくすねて、模型店へ走っていました

その缶には翌週になるとまた500円玉が入っていたりするのです

今から思えば、家族(特に祖父)は、その事を分かっていてお金を缶に入れてくれていたんでしょうね

 

本来は、毎月の一定日に一定額を現金で渡して、子供本人にシッカリと管理させ、

欲しい物があるなら、計画的に貯めて・・・というのが理想のお小遣いの形でしょう

 

欲しいものを苦労して手に入れる という当たり前の喜びが、現代は薄れてきているのでは・・・

と思うことが多々あります(我が家でも)

 

我が子も誕生日やクリスマスは当然ですが、ちょっとネットで安くなっているおもちゃなどを見つけると

ついつい買って与えてしまっています

娘が小学生に入ったら、キチンとお小遣いの管理をさせます

(数字に強くなって欲しいという意味込めて)

 

博報堂HPより

また、このレポートでは

子育てファミリーの親の73%は子供のための貯蓄をしており、その種類は

学資保険 が一番多く、ついで 預貯金、話題のNISAなどの金融商品 を利用している家庭は1割ほど

貯蓄目的は、学費 ついで成人後の資金・結婚資金

 

奨学金の返済が出来ず、自己破産なんて現実もありますので、

はやり学費に向けての貯蓄は必須ですね

 

 

 

 


Visual Programming Course

2016-04-09 | 子育て

 

この春休み、小学生を対象に全4回の 『視覚的プログラミング講座』 を行いました

 

正式な授業の後にちょっとカジる程度ですが・・・

 

使用したソフトは 【moon block】

 

ネット接続環境さえあれば無料で利用する事ができます

 

SEがコツコツ打っている本格的なプログラミングとは異なり、

様々なブロックを直感的に並べるだけでプログラムをつくることが出来るため

小学生でも慣れればそれなりのモノが作れるようになります

 

KIPPS作成資料より

 

まず、それぞれのブロックの役割から説明を行い、講座を進めるごとに少しずつブロックを

増やしていき、それぞれのブロックの持つ意味を理解させていきます

 

 回目は「落下してくるリンゴ(アイテム)を取りに行く」という基本的なゲームを作成

 回目では敵キャラも出現させ、それに当たると減点、さらに100点以上でクリア、

    0点になるとゲームオーバーとなるようにブロックを追加

 回目からシューティングゲーム風に母船からミサイルを放ち、

    敵を打ち落とすと同時に爆発シーンも加えました

 回目でX・Y座標の設定で、敵が打ち落とされる事なく自分の陣地まで

    達してしまうとゲームオーバーとなるゲームを作成

 

4回目の講座で作成したプログラムのブロック画像を掲載しておきますので、興味のある方は参考にして下さい

 

この 【moon block】 で作成したゲームはセーブする事で、別パソコンからでもアクセスが可能ですので

各ブロックの数値を変えたりすれば、難易度の変更もできます 

 

DSにしろPSPのソフトにしろどのように出来ているのかなんて普通は考えたりしませんよね

「普段やっているゲームのベースはこんなふうになっているのか」

こうしたプログラミングを通して、ちょっとでも考えるきっかけになればと思い、講座をやってみました

 

なにも将来、プログラマーになって欲しいから講座を設けたというわけではありません・・・

それほど私は詳しくありませんから

 

 

 

 


妊婦ママ!強い意志で!

2015-12-07 | 子育て

 

新聞等で賛否意見が掲載されている「マタニティーマーク」

 

私は男性ですが、奥さんが妊婦の時にカバン等にこのマークを付けて

いましたので、新聞記事がちょっと気になりました。

朝日HPより

 

現在、子育て中のママさん方は当然、ほとんどがこのマークのことを知っている・・・

と思いきや、その認知度は女性の中でも半分程度のようです

 

朝日HPより

  

このマークには、

「自分が妊婦であるということを周囲に知らせると同時に、

公共交通機関や買い物などの際に妊婦さんのことを気遣ってあげて下さい」

という意味があります

 

朝日HPより

 

しかし、世の中にはいろんな考え方の人がいてますので、

「なんで妊婦というだけで優遇されるねん」

「そのマークを付けているだけで席を譲ってもらえると思っているのか」

などなど、とても狭い心で意地悪く捉えてしまう人たちがいるのも事実

 

その結果、このマークが導入されて約10年ほど経過するようですが、

ここ数年は、世間のそうした一部の反感が原因で、

マークを付ける行為を自粛する妊婦もいているようです

 

朝日HPより

 

マタニティーマークを知らない人が多いのも問題ですが、

仮にマークとその意味を把握している人でさえ、付けてることに気づかない人も多いでしょう

しかし、逆に周りの状況が常に見えていて、かつ広い心の持ち主が小数ながらもいてる のも事実

(私のように・・・

 

だから、マタニティーマークを妊婦さんはつけるべきだと思いますよ

 

マークを付けることで、【席を譲ってもらえた】、【順番を先に行かせてもらえた】など良いこともあるでしょう。

その反対に、イヤミな事を言う中年・老人がいるかも知れませんが、そんなことは

「これから子供が生まれてくるという喜び」 に比べたら、ちっぽけなことです

いちいち、気にしないことです

 

妊婦である事は素晴らしいことです

お金では買えない尊い命をお腹に宿しているのだから (男性にはできない)

 

『自分は次世代を担う子供をお腹に宿しているんだぞ!』 というくらいの

自信をもって、出産までの数ヶ月間を強い意志で乗り切って欲しいと思います

 

誰へのメッセージや??

マタニティーマークの是非をめぐっての私の意見でした。

 

厚生労働省を含めて、各自治体・公共交通機関も

マタニティーマークの認知度向上にむけてさらに努力する必要もあるでしょうね

 

 


戦後70年

2015-08-15 | 子育て

『ポツダム宣言受諾』 からちょうど70年目を迎えるにあたり

昨日、2015年8月14日に安倍総理による

“戦後70年安倍談話”  が発表されました

 

昨晩のニュースも今朝の朝刊もこの話題でいっぱいですね

 

この戦後談話は、これまでに2つ

 1995年8月15日 戦後50年村山談話 〔村山富一元総理〕

 2005年8月15日 戦後60年小泉談話 〔小泉純一郎元総理〕

 

 この「戦後談話」は総理大臣が歴史認識を正式に発表するという意味で、

国外、とりわけアジア諸国からの注目度が高いのでしょう

 

特に中国や韓国・北朝鮮が敏感になっているのは、

「日本が過去にひどい事をやってしまった、申し訳ない」 という謝罪内容

この同内容が、どのように語られるのかに注目しています

 

この部分を抜粋してみると

 

 村山談話 では

「わが国は、遠くない過去の一時期、・・・・植民地支配と侵略によって、

多くの国、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。

私は・・・・ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からお詫びの気持ちを表明いたします」

 

 小泉談話 では

「我が国は、かつて植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の

人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。こうした歴史の事実を謙虚に受け止め、

改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明するとともに・・・・哀悼の意を表します」

 

こうやって見てみると、この2つは似通った表現ですね

 

今回の安倍談話では、上記のような表現はなく、

これまでの2つの談話を踏まえて、こう表現しています

「我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と

心からのお詫びの気持ちを表明してきました。そうした思いを・・・・」

 

安倍総理は、後半でこうも述べておられます。

「あの戦争に関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代に

謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。・・・・」

 

《いつまでも謝罪を続けるわけにはいかない》 というのが本音の部分なのかな

そりゃ、そうですよ(賛成)

 

確かに、戦後人口が8割を超える現代において、

日本が過去にやった戦争行為を歴史的事実として頭に留めておく必要はありますが、

尖閣・竹島をはじめとする領有権問題や南シナ海の埋め立て、ミサイル発射など

好き勝手にやってくれていますよ、近隣国の皆さんは

 

朝日HPより

 

だから、近隣国に対して、印象は良くないという日本の若者が多数いてます

 

今回の安倍談話は、新聞各紙や専門家からの評価は「よくない」といった印象です

色々な言葉・内容を盛り込みすぎようとして、ちょっと焦点がボケてしまったのかも知れません

作成する側も賢い方ばかりでしょうけど、「あれもこれも盛り込んで」と言われると・・・

 

新聞で安倍談話の前文と英語訳を目にしましたので、ちょっと書いてみました

最後まで、目を通してくださりありがとうございました

 

 

 

 

 

 


子供を褒める!

2015-06-02 | 子育て

 

子育ては・・・〔楽しい? or イライラばかり?〕

 

私は2人の子供を奥さんと一緒に育てています

 

上のお姉ちゃんはシッカリとしてきましたけど、

下の息子はまだまだ何をやらかすかドキドキします

 

 リビングのソファに登り損ねて落下

 食卓の椅子に登って、バランスを崩して落下

 ホワイトボードで落書きさせていると、知らぬ間に手と服はマーカーだらけ・・・

 

大きな怪我に繋がるような事態は絶対に避けなければなりませんが、

親からすると、「もう、しょうがないな~」 「何してるの!本当、危ない!」

なんて思いつつも、そうした 子供の不安定部分 にこそ

親心が働いて、『放っておけない』    『可愛い』 と気持ちになるんでしょう

 

子育てでイライラすることもありますが、

【子供の笑ったとき】 【何か出来るようになったとき】

としては そのイライラを一瞬で打ち消すだけの満足寒(嬉しさ)を体感できる ので、

長い期間、子育てを頑張れるのだと思います

 

(私はまだまだ子育て素人ですが・・・)

 

お父さん・お母さんが たくさん褒めてくれる時期 から

イライラ口調で怒られることが多くなる時期 への移行期は

まさに小学生⇒中学生 という家庭が多いのでは?

 

小学生の高学年から中高生というのは

子供も自分で出来ることが多くなってくることもあり、

生意気になって、親との会話も減ってきます

 

親としては、子供との会話が減ることで

「本人が何を考えてるのか」

「今の成績はどうなんだろう、受験は大丈夫なのか ?」

など悪い方向へ物事を考えるようになり、その結果

頭の中で子供の将来に対する不安要素が増すことで

一方的な怒り口調の会話へと繋がる と私は考えています

 

しかし、子供は中学・高校・大学生になろうとも

心のどこかでは 「親に褒めて欲しい」 と考えています

 

この前、来られたお母様にも上記のようなことを言いましたが

成績のこと、モノの考え方など・・・僅かであっても前進しているなら

たまに、褒めてあげて下さい

(チビッコのときほど、頻繁に褒めてあげる必要はありません)

 

そうするすることで家族内での雰囲気も良くなり、子供との会話も増え、

勉強も含めて様々な物事に対してのヤル気が改善されるかもしれません  

 

小学生~高校生の時期は、精神が不安定な時期でもあります

 

子供本人にとって、良い循環(良い環境)を形成してあげるのも親の努めです 

 

画像無しで、説教じみた内容になってしまいました・・・