LoveWine?

ワインにまつわる、つれづれ。

キャベツとベーコンのミルフィーユ仕立て

2006-10-28 01:25:53 | ワインに、このひと皿


メルシャンのHPに、「甲州きいろ香」は
キャベツとベーコンのワイン蒸しが食べたくなる味わいと書いてあったので
それをヒントに作ってみました。
極めてシンプルな料理です。

キャベツは4つに割って芯をそぎ落とし、2~3枚を剥がしてベーコンをはさむ作業を繰り返していきます。
元のキャベツの形になるように、方向を合わせてキャベツを重ねていきます。
ベーコンはフツーに売られているものではなく
肉屋サンでグラム売りしている、ちょっと厚めにスライスしたものを使います。
ミルフィーユみたいに層にできあがったら、形がくずれないようタコ糸で縛ります。

鍋にキャベツを入れ、周囲に、にんじん・大根・ねぎ・玉ねぎを投入。
4つに割った玉ねぎは形がバラけないように、つまようじで留めておきます。
そしてスープに良い味が出るよう、セロリを加え
かつおと昆布で引いた出汁を注ぎ、自然塩を適宜加えて火にかけます。
野菜から水分が出るので、出汁はキャベツが半分浸かるくらいでOK。

出汁ではなく水のみ、もしくはコンソメキューブを使っても良いのですが
ここは国産のワインに合わせるということで
敢えてかつお・昆布の出汁を使いました。

中火でしばらくコトコト似て、キャベツの高さが半分くらいになったらできあがり。
キャベツは層が綺麗に見えるように、タテ半分に切ります。
味出しのセロリを除いたすべての野菜とスープを盛って完成。
芽ねぎがあったので、色づけに添えました。
野菜のじんわりした滋味とベーコンの旨みが、穏やかでスッキリ辛口の甲州ワインに良く合っています。


栗と鶏肉と銀杏の炊き込みご飯

2006-10-25 20:28:54 | ワインに、このひと皿


前回に続きまして、「秋野菜とグレイスワインのマリアージュ オータムフェア」で紹介されている料理を参考にしたひと皿・第2弾です。
昆布出汁で炊いたご飯に、栗の甘みと鶏肉の旨みがほんのりと移って
それはそれは美味しいご飯です。
しめじも入っています。
せっかくなので、土鍋で炊きました。



名古屋コーチンのモモがちょっと余っていたので、それを使いました。
銀杏は殻つきのものを買ってきて、殻を割り鍋に加えて火を通したものです。

全体的に味は薄めですが、じんわりとした静かなる鶏の旨みと栗の甘い味わいが
自己主張は控えめな、しかし確固とした味わいのあるスッキリと辛い甲州ワインにとても良く合っています。



秋野菜のラタトゥイユ カレー風味 五穀入りライス添え

2006-10-17 23:53:07 | ワインに、このひと皿


「秋野菜とグレイスワインのマリアージュ オータムフェア」で紹介されている料理を
アタクシなりにアレンジして作ってみました。

これは「ヴィンテージ デラウェア」に合う一品として紹介されているもの。
牛ひき肉がたっぷり入ったトマトベースのカレーに
色々な秋野菜がゴロゴロとたくさん入っている感じです。
しかしラタトゥイユなので、あくまで主役は野菜です。
写真ではよく見えませんが、今回、野菜は茄子、かぼちゃ、にんじん、ズッキーニ、ピーマンを使いました。

添えてあるライスは、五穀米と白米を混ぜて
塩を加えたお湯で茹でたもの。

さてワインのほうですが、爽やかな甘酸っぱさが広がる
口あたりの良いライトボディの白です。
けっこう甘いので、初めて飲んだときは
どんな料理に合わせたらよいのか見当がつきませんでしたが
トマト×カレーはとよく合っており、なるほどなぁと感服いたしました。

次回は「甲州」とのマリアージュが紹介されている
銀杏を使ったご飯を参考に作ったひと品をお届けします。


鴨のソテー ミックススパイスとバルサミコ酢の風味

2006-10-15 11:54:21 | ワインに、このひと皿


料理本に載っていた、鴨の料理を作ってみました。

鴨はとても好きな食材でして、わりと良く使います。
いつもは駅近くの肉屋サンで一枚350~400グラムくらいの国産のものを買います。
だいたい1500円くらいです。
海外産のものは、大きすぎたり小さすぎたり薄すぎたりするのですが
ここで売っている岩手産のものは、大きさもほど良くぽってりと厚みがあり
そして新鮮で綺麗な色をしています。

さてこの一品は、鴨の脂側に包丁目を入れてバルサミコ酢を塗りこみ
ミックススパイスをふりかけ、オリーブオイルを加えて一晩マリネします。
ミックススパイスの中身は、ガーリック、ジンジャー、シナモンシュガー、クローブ等々。

フライパンで、中がロゼになる程度にソテーし、切り分けます。
サラダはサニーレタス、ブロッコリーの芽、角切りにしたトマト。
オリーブオイル、バルサミコ酢、塩胡椒などで作ったドレッシングをかけます。

ミディアム~フルボディの中間っくらいの赤ワインと、バツグンの相性です。


ミサワワイナリー 収穫祭レポート その3(最終回)

2006-10-14 22:07:23 | ぼうけん


このワイン、なんて呼ばれていたか忘れてしまったのですが
にごりワイン(?)だったかな?
確か、仕込んでからまだあまり時間が経っていないものだったと思います。
ちょっとシュワシュワしていて、甘酸っぱくて美味しかったです。

ひとり1杯のサービスを受けたあとに参加したのが工場見学。
工場というと大規模なものを想像してしまいますが
コチラの工場は、すべてに人の目がキチンと届きそうな規模の工場です。

入り口でナガグツに履き替え、いざ中へ。



粉砕機やタンク、ボトリング~ラベリングの機械など
ひととおりの工程を見学させていただきました。

そしてその後は、トークショー。
今回のメインゲストは、名誉ソムリエの称号を持つ松尾貴史氏。
お話しているのは中央葡萄酒社長の三澤氏です。
松尾氏はユーモアたっぷりのトークで、聴衆を笑わせていました。



そして、屋台の料理を4皿も食べたにもかかわらず
敷地内にある例の素敵なレストラン
この日だけの限定プレートランチをいただきました。
甲州牛のハンバーグ。
赤ワインの入ったグラスの持ち込みもOK、テラスにはコーヒーやミネラルウォーターなどが用意され、自由に楽しむことができました。



いやはや、本当に幸せで楽しい一日でした。
来年も是非々々参加したいと思います^^