メルシャンのHPに、「甲州きいろ香」は
キャベツとベーコンのワイン蒸しが食べたくなる味わいと書いてあったので
それをヒントに作ってみました。
極めてシンプルな料理です。
キャベツは4つに割って芯をそぎ落とし、2~3枚を剥がしてベーコンをはさむ作業を繰り返していきます。
元のキャベツの形になるように、方向を合わせてキャベツを重ねていきます。
ベーコンはフツーに売られているものではなく
肉屋サンでグラム売りしている、ちょっと厚めにスライスしたものを使います。
ミルフィーユみたいに層にできあがったら、形がくずれないようタコ糸で縛ります。
鍋にキャベツを入れ、周囲に、にんじん・大根・ねぎ・玉ねぎを投入。
4つに割った玉ねぎは形がバラけないように、つまようじで留めておきます。
そしてスープに良い味が出るよう、セロリを加え
かつおと昆布で引いた出汁を注ぎ、自然塩を適宜加えて火にかけます。
野菜から水分が出るので、出汁はキャベツが半分浸かるくらいでOK。
出汁ではなく水のみ、もしくはコンソメキューブを使っても良いのですが
ここは国産のワインに合わせるということで
敢えてかつお・昆布の出汁を使いました。
中火でしばらくコトコト似て、キャベツの高さが半分くらいになったらできあがり。
キャベツは層が綺麗に見えるように、タテ半分に切ります。
味出しのセロリを除いたすべての野菜とスープを盛って完成。
芽ねぎがあったので、色づけに添えました。
野菜のじんわりした滋味とベーコンの旨みが、穏やかでスッキリ辛口の甲州ワインに良く合っています。