遊月(ゆづき)の日々これ修行なり~

パワースポット研究家(おたる案内人)でセラピスト遊月のブログ
【パワースポットニッポン(VOICE)北海道担当】

甦る記憶エジプト編

2010-01-30 15:47:45 | 遊月作ファンタジー物語
私は先日、右足に痛みがあったので、その原因を見るために自己セラピーをしたら、地底人のような妖怪チックな容姿をした不思議な存在に、1000年単位の長時間、足を掴まれ続けていたビジョンが出てきたのです。

それをセラピーしていくとほんとうに理由がわからないのですがウソのように足の痛みが消えたのです。
面白いのは、足の痛みが消えたため、実は腕も痛かった事実に気がつきました。
なので、そのまま継続して自己セラピーをすると、今度は、とある凄惨な裏切りの場面が出てきたのです。

リアルで少しグロテスクといいますか、きついストーリーです。

イメージの中の私は、右ひじを金属の杭のようなもので固定されていました。

私の右の手を自由にさせてしまうと、何かまじない的なことができるようになってしまうので(イメージの中の設定)まずそれを封じるためにそこの動きを封じた様子でした。

そして、ひじを固定された状態で、薄暗い地下室みたいなところの壁に括り付けられ、扉を閉められたのです。
イメージとしても、ちょっと怖いストーリーでした(涙)

しかも、そこに私が閉じ込められているのは、閉じ込めたその一派の人間しか知らなくて。
そしてそこは、閉じ込められたら最後、中から出ることの出来ない仕掛けの部屋で、さらに、その部屋には大量の昆虫がいたのです。

もう、ぎええええええ(あまりに衝撃的であんまり思い出したくなかった涙)でして。

映画でそういうのを見たことがあったので、それの影響かもしれないのですが、もしくは、そういうのがほんとうに前世的な経験であったので、そういう映画を見た、という言い方もできるのですけど。
どちらにせよ、いいストーリーではなくて(涙)

特に弱っているところからねらわれるらしく、そのため、打ちつけてあった右のひじ辺りにその昆虫たちがたかってきまして(涙)

ああ、もう終わるんだと意識が朦朧としているとき、突然扉が開き、暗闇に明かりが見えました。
明かりの向こうに見えた通路の感じから、エジプトだと、リアルの私は気づいたのですが。

その明かりの向こうには、敵の一派の若い青年が立っていました。

一瞬で入ってきた物語によると、私は当時神官的な仕事をしていて、私より権力があった神官が不正を働いているのを知り、私は不正を暴こうとしていました。
私が真実を告げると権力を失うかもしれない神官に仕えている神官の弟子が明かりの中に立っていたのです。
相手は敵ですから、何が起きるのかとぼんやり見ていると、その青年の後ろから、私の弟子が2名走ってきて、私を救い出してくれたのでした。

私はもう少しで殺されるところだったのを、その青年は良心の呵責に耐えかねて、私の弟子たちに私の居場所を伝えたことで、私は助かったようなのです。
ただし私は公には殺されたことになっていました。
その後私は安全な治療師の家の隠し部屋のようなところで治療を受けることができたみたいで。
ただ、昆虫にたかられていた右手は、肩から下が完全に失われ、顔にも大きなダメージを受けていまいました。

私はある程度の霊力のようなものがあり、いつかは権力を握りたいという野望があったようなのですが、その出来事から権力欲が消えました。

民のためになりたいと思っていたはずなのに、自分は神官のトップに立ちたいとどこかで思っていて、その欲があったがために起きた出来事だと思ったようです。

そのせいなのか、実は昔から、割と優等生だったので、教師などに学級委員とか班長とか、役員的なものをするよう言われることが多かったのですが、
ほんと勘弁してください(涙)って思うほど、苦手意識が強かったのです。
一度生徒会の選挙に立候補させられてしまい、選挙演説の当日に、本当に熱が出て欠席してしまったほどでした(笑)

人の上に立つことに謎の恐怖があったのです。

その前世のことをじっと見たときに、いくつかのビジョンが見えました。

私はしばらくは自分の身体をこんな風にした、もともと悪事を働いていたその神官を恨んでいました。
しかも、罠にはめられたことは誰にも知られていなかったようで、私が突然政治や仕事をほっぽりだして巫女と駆け落ちをしたという噂を立てられ、私の評判ががた落ちとなりました。
しかも私を陥れた一派が中枢となって牛耳っていくのを、中心の都市ではなく、少し田舎のほうで暮らしながら悔しい思いをしていたのです。

身体を直していつか真実を暴いてやりたいと思っていたのですが、私は片手を失い自暴自棄になっていたのに、そこで献身的に支えてくれていた村の人たちや、ときどき訪ねてきた弟子たちと穏やかな日々を送るうち、心が癒されていきました。

私は権力はもちろんのこと、何かしらの霊力を使うことなく、政治の中枢に戻ろうと思わなくなりました。
その後は中枢から離れた場所で隠居生活を送って、子どもたちの教育のために力を注いで穏やかに亡くなったようでした。

実は、私が生きていると噂を聞いて、陥れた一派のひとりが私の様子を見に来たのを私は目撃していたようなのです。
そのとき私があまりに穏やかにその人に微笑んだことに、その人はショックを受けている様子でした。

顔も面影がわからない状態になっていたし、何よりあんな目にあわせた一派に属する自分のことを見て、穏やかに微笑むわけがない、だから噂は間違いで、あれは別人に違いない、と言い聞かせて帰っていったようでした。

その前世の最後では、ほんとうは最初のころは恨んでいたのに、真実を暴いてやるという復讐心や、権力争いに戻ってやるといった闘争心もなくなって、ほんとうに穏やかな生涯を送れた自分に満足していて、よかったとほっとして、私は自己セラピーを終えることができました。

もちろんそれが真実かどうかなんて誰にもわからないし、妄想である可能性は大きいとは思うのですが、セラピーが終わるとき、私の妄想的想像の世界に、正義の女神(私を守護してくださっているエジプトの女神のひとり)が出てきて、
「誰かがあなたに働いた不正を見て生きるのではなく、常に心に私(正義の女神)を思い描いて生きてください。私はあなたとともにあります」
みたいなことをおっしゃってくださった。

その一言でその前世の私は救われたのではないかと感じました。

実はその女神様、今まではあまり意識の中にいれることが少なかったけれど、ピンチのときに妄想的なビジョンの中で何度か助けに来てくれたのです。
なので、これからはそのエジプトの女神のことを深く敬おうと決めました。

とっさに作ったにしても、改めてこのストーリーは小説のネタになるなぁと、セラピーが終わってから思ったんですけどね(笑)
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