長谷寺をあとにして、再び江ノ電に乗りました。
↓こんな楽しい電車に乗ってみたいですよね（笑）
江ノ電ってなぜかとても気持ちいいですね。
電車によっては（とくに地下鉄系）ゾクっとしてしまったり、突然何かがぐわっと被る感じで具合悪くなったり（乗り物酔いとはまた違う）結構苦手な線もあったりするのですが。
この江ノ電はとてもいい感じですね。
おそらく、このあたり全体の気がいいためと思われます。
鎌倉の内陸側は結構陰鬱な空気があったのですが、海のさわやかな風に飛ばされるためか、江ノ電沿線には陰鬱さはあまり感じませんでした。
窓の外にきれいな海が見えてきて、サーファーさんがたくさんいてちょっと感動（笑）
さてもうすぐ江ノ島、というあたりで、私は恥ずかしい失敗をしてしまいました。
「江ノ島が見えてきた！」って割と大きめの声で言ってしまったのです。
しかも、まったくの素で言ってしまいました（涙）
それって・・・
オレの家も近いってことは、きっと彼の家はこの近所なんだなぁとそっと思うのでした（笑）
ということはさておき、さてさて江ノ島駅に着きました～
とにかく江ノ島に向かってひたすら歩きます。
それにしても私たちあまり真剣に下調べしなかったので、江ノ電駅降りたらすぐに江ノ島という感覚でいたものですから。
歩けど歩けど島にたどり着かなくて結構ぐったりしてしまいました。
やっと江ノ島に近づいてきました。
海ではマリンスポーツに興じる若者が騒いでいて、この奥にある、おそらくはかつての聖地が、観光という名のもとに荒らされていく感じがして、心が痛みました。
ほんとうに封印されるべき聖地は今も残っているとは思うんですけどね。
空海さんが嘆いているような気がしました（しょんぼり）
↓江ノ島の入り口付近にあったリゾート風な建物とオブジェ。
おそらく江ノ島にいたという五頭龍さんをモデルに作ったと思われます。
今から１５００年前に、五頭龍さんが住んでいて、村人たちを苦しめていたそうで。
光臨した美しい女神にひとめぼれした龍さんは女神にプロポーズし、もう二度と暴れないと誓うならと女神は龍さんと結婚し、
その後龍はおとなしくなったという伝説のようです。
（この女神様が弁天様だということで、この界隈は弁天様が多いようですね）
この伝説って、箱根の芦ノ湖の龍さんのお話とも似ていますね。
もしかしたら源流は同じなのかもしれないなぁと思ったりして。
その伝説によると、欽明天皇の１３年（５５２年）４月２３日に、１０日続いた大地震のあと、突然海で大爆発があり、海底が天まで吹き上げられてそのあとに江ノ島ができた、とありました。
それがもし事実であったとしたら、すごいぞ江ノ島とわくわくしてしまうのです。
伝説ってね、以外と真実伝えていることが多いと思うのですが、江ノ島で縄文人さんの遺跡や遺骨が発見されちゃっているそうなので、時代がずれているのか、この伝説そのものがやっぱり作り話なのかなぁとも思いますが。
それにしても、龍口寺に残る光が飛んできた伝説といい、江ノ島はかなり興味深い場所であることは間違いないです。
ではいよいよ江ノ島に足を踏み入れることにします(*^_^*)
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