遊月(ゆづき)の日々これ修行なり~

パワースポット研究家(おたる案内人)でセラピスト遊月のブログ
【パワースポットニッポン(VOICE)北海道担当】

出雲国府(国庁)跡

2023-06-20 22:59:58 | パワースポット情報
✴︎出雲国府(国庁)2023年5月22日訪問)✴︎

出雲國の国府(国庁)跡地です。

ここは出雲國の国府があった場所。つまり、かつての出雲の政治の中心地です。
出雲国庁(県庁とか都庁のようなもの)が意宇平野に所在したと『出雲風土記』に残っています。
しかしその正確な所在地についてはわかっていませんでした。
大草町字宮ノ後の付近が有力視され、昭和43年から3年間、その一帯を発掘調査した結果、こちらの遺構が見つかりました。

発見された溝地割と出雲の総社六所神社脇のこちらの遺構を検討した結果、近江国衙の地割とも一致したため、人態されたとのこと。



最近国府のことが気になり始めたのですが、見つかっていないところが多いことに驚いています。

こちらは、出雲国府を訪れる2日前に行った武蔵国府跡

たしかにね、今から1000年もたてば、都庁がどこにあったのか、ぼんやりとしかわからないとなっちゃうイメージてすよね。
えー、でも、記録残っているんだから大丈夫じゃないと思うでしょ?

でもね、これら国府ができた当時には文字もあったし記録もあったの。
それでも長い年月が経つと、ぼんやりしちゃうのだから!
文字だって古い表現だし、地図だってぼんやりしているし。

今私たちが使っている記録の媒体だって、1000年後にはまったく違う記録方法になっていると思うし。
だから歴史のあるものは、こうして次の世代に語り継いでいかなくては!と思いました。


武蔵国の国府跡を見た直後なので、出雲国府がとても広くて、空気も美しくて。

この木々が茂っているのが、六所神社。
そしてその向こうに小さく見えているのも国府跡なのです。

これは神社の奥。その向こうに透けているのが国府跡
森と国府跡の間に、国府総社についての説明の石碑がありました。

札幌に帰って図書館の資料で調べたところ、
「六所神社の横に後殿跡があり、神社の背後に政庁部分や、後方付属建物群が広がり、幅三メートルの大溝が周囲を巡っている」とありました。
瀧音能之の古代の出雲事典 より

奈良時代はここに広大な施設が立ち並び、政治や文化の中心地だったのです。








それにしてもとにかく広い!
ああ、ここでかつて行政が行われていたのかと思うと、なんだか不思議なビジョンがバーンと見えてしまます。
それに、武蔵国府を見ていたのもよかった。
東京と比べるのは乱暴ですが、都会じゃなくてよかったと思いました。

東京で見たときは、住宅地の一画にひっそり柱が数本あるだけでしたが、ここは、走らないといけないくらいの距離感で、ここが中心地というのがより強く実感できたのです。

このままこの風景が保たれていきますようにと、心から願いました。




*このレポートのつづき*

*このレポートの一つ前に戻る*
 

*このレポートの目次へ戻る*
*パワースポットの目次へ戻る*


~パワースポットで感じたエネルギーを短編小説にしました~

~北海道の記事と写真担当しました(*^_^*)~


★公式LINEアウント(セラピスト遊月)
毎朝、その日のメッセージをお届け。

毎週木曜日22時発行(スピ系エッセイと物語)
毎週金曜日の夜アップ(パワスポや潜在意識のこと)
ブログでは書けないパワスポ情報やスピ情報をお届け

*占いなどの申込 *新規の方はこちらに送付ください*
 lovepengel@gmail.com
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 出雲國総社 六所神社 | トップ | 夏至です! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。