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『ありがち日記』

文楽12月公演('12)のつづき

さて、また休憩を挟んで、お次は、「傾城恋飛脚」です。

近松門左衛門の「冥途の飛脚」などがもとになっているというだけあり、似てるけど、
やっぱり展開というか結末は違うようです。
(冥途~のほうは、9月に観てました。で、おバカな感想まで書いてました…)

新口村の段は、忠兵衛と梅川が逃げてきたところから。忠兵衛の故郷です。
ただ、ここでも逃げた2人の噂は届いています。
民家に潜んでいる2人は、窓から実の父である孫右衛門を見つける。
雪で足元が悪く、派手に転んでしまう孫右衛門を見て、梅川は思わず出て行き介抱。

なんでそんなに優しくするんだい?という感じの孫右衛門は、
いろいろ梅川とやり取りするうちに、忠兵衛の恋人だと気づく。
でも名乗らずに、忠兵衛への思いを打ち明け始める。

梅川は、親子なら対面すべきよ、といろいろ促すんだけど、それを拒む孫右衛門。
ならばと目隠しをして、ついに親子対面が実現!!
おーーーーっ!すごい躍動的かつ感動的なシーンだーーー!

とかウルウル感動していると、こそっと梅川が目隠しをはずしちゃうという…(笑)
なんだ、結局見ちゃったのか、と実はツッコミを入れた私。

そうこうするうちに、追手が近づき、孫右衛門は2人に抜け道を教えてやり、
涙涙のお別れとなるのでした…。

こちらは、けっこう登場人物も多く、通りすがり程度ではあるけど、
若手の技芸員の皆さんがたくさん出ていらっしゃいました。
雪がちらほらと降ってくる演出や、家が移動したりとか、ちょっとした面白い仕掛けも。

今回もとても楽しくて、あっという間の一時を過ごしました。満足です。
次回の東京公演(2月)の演目と配役も決まり、さてどうしたものか?と悩んでみたり
たぶん行くと思うけどね~。

前回、帰り際に勘十郎さんをお見かけしてテンション上がりましたが、今回も…
暗くて分かりづらいけど、たぶん、いや、間違いなくそうだと信じたい!
詳細は書かないけど、と~っても素敵でした
舞台の上と、普段の時とでは、当たり前だけどぜんぜん違いますものねー。
思わず、クラッとしてしまいましたわ。あまりにも素敵すぎて。
偶然とはいえ、こうやってお見かけできるのは嬉しいものです。

ふわふわとしながらホテルに戻って、なかなか興奮冷めやらぬ夜を過ごしました。
(な~んて、ドラマとか見ながら、一杯やってましたけどネ…
でも間違いなく、文楽熱はUPしているので、また近々観に行けたら…と思います。
交通費だけでもバカにならないからなぁ~(悩


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