『ありがち日記』

2019年5月文楽公演

令和最初の文楽公演、
5月文楽公演「通し狂言 妹背山婦女庭訓」行って参りました。
ところが、、、第一部のみです。

というのも、予定がなかなか立てられずにいたら、
一般チケット発売日も微妙に過ぎてしまい、
気付いたら残っている席がほとんど無かったのです😱 
ぎりぎり、第一部の空いている日で都合の良い日に観ることになりました。

第一部の演目はこちら。
大序 大内の段
   小松原の段
   蝦夷子館の段
二段目 猿沢池の段
    鹿殺しの段
    掛乞の段
    万歳の段
    芝六忠義の段
三段目  太宰館の段

ストーリーや登場人物は、かの有名な「大化の改新」を題材としており、
そこにいろんな要素が組み込まれたお話になっています。
大序「大内の段」は、なんと98年ぶりの上演とか…わーお。

たいてい人形遣いの皆さん黒衣スタイルで、
パンフレットで確認しながらの鑑賞でした…
やっぱり人形のほうがより純粋に楽しめるなぁ~
人間より人間らしいのに、“特定の人間”を感じないという。
私にとってはそこが歌舞伎より好ましいと思うところ。

最終日だったので、太夫のお声大丈夫か…?というところが所々で。
若手の方も多いなぁという印象。
中堅どころの活躍も目覚ましく。
個人的には希太夫、靖太夫、なんかグッときました。
なんだろう…渋みが増してませんかね?貫禄というか。

ストーリーも語りも緩急のバランスが良いのか、
心地よくなってきてしまい、途中、意識が飛んだ瞬間もありました😅 
ごめんなさーーい。いい波長が出てます。

できれば第二部も鑑賞したかったなぁ…
物語の盛り上がりどころを見逃した悔しさが残っています。
でもそうなると10時半から21時まで、ぶっ通しですもんね…
日を分けるというのも地方民には厳しい。
もっと鑑賞しやすい環境が整えばいいのになーと思わずにはいられないけど、
まずは東北での公演がもう少し増えてくれればと。。。
そのためには文楽の担い手と同時に、
鑑賞する人たちのすそ野も広げていかないと。
道のりは長いけど、地道に普及活動するしかないかなー(笑)
 
次は秋までお預けです😭(それもどうなることやら…) 

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