『ありがち日記』

2月文楽公演(’20)

先週末の東京でのメインイベントは、2月文楽公演!東京での鑑賞は久しぶりでした!!

今回は3部制。特に第2部では、竹本津駒太夫改め、六代目竹本錣太夫襲名披露狂言
「傾城反魂香」は土佐将監閑居の段が上演されましたが、残念なことに私は第3部のみの鑑賞でした…

第3部の演目は、「傾城恋飛脚」新口村の段、「鳴響安宅新関」勧進帳の段でした。以前鑑賞した時と微妙に違うような気もしなくもないんですが、ただ単に記憶が曖昧であった説が濃厚なので(笑)、新鮮な気持ちで鑑賞することができました😄

新口村の段は、大百姓の息子で今は飛脚屋に養子に入った忠兵衛が、深い仲となった遊女の梅川とともに逃避行の末、忠兵衛の実父・孫右衛門と最後の面会をするため故郷に戻ってくるところから始まります。ここの見どころは、やはり親子の互いを思いやるやり取りと、間に入る梅川の心遣い。素直に面会できない事情があって、切ない別れとなってしまいます。しかも外は雪が舞っているから、より寂しい…。

その後が勧進帳で、太夫も三味線も大人数の豪華な床だったこともあり、第3部の中でも感情が目まぐるしく変化しましたよー。若手の活躍も楽しめる素晴らしい舞台でした。弁慶は主遣い玉男さんだけでなく、左遣いと足遣いも顔を出していたのが、華やかさを増していた部分でしょうか。こういう大きい役ではこういうところも見どころですよね。

比較的わかりやすいストーリーだったので、どなたかお誘いしてみても良かったかなと今思っています。5月公演は通し狂言の義経千本桜だそうです!わーお。これも有名演目ですけど、通しで鑑賞する機会はないわよね。行きたいけど、めちゃくちゃ忙しそうな時期なので悩みどころです…

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