明日から二日間、ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)主催の夏期講習会に参加する予定。テーマは「自分を傷つける子どもたちのこころを知ろう」。
1日目
★みんなでやってみよう!「アスクの予防教育」
【実演】「ちょっぴりライフスキルを入れた予防教育」
関口富見江(予防教育プランナー・精神保健福祉士)
【HOTトピック】アルコールが胎児の脳に与える影響を知る!
今成知美(アスク代表)
★「リストカット」という自傷への対応
【講演】「リストカット」という自傷に込められたメッセージ
水澤都加佐(アスク・ヒューマン・ケア研修相談センター所長)
【回復者の体験】リストカットからの卒業
【保健室から】「受け止めたよ」と伝えるために(養護教諭)
2日目
★見守る・支える・伝える……大人にできることは?
【相談室から】摂食障害をはじめとする思春期問題への「アプローチ」
久世恭代(遠藤嗜癖問題相談室 精神保健福祉士)
【ケース対応】子どもの飲酒や喫煙を見つけた!親はどうすれば?
関口富見江(予防教育プランナー・精神保健福祉士)
★アルコール・薬物・摂食障害……依存症回復者によるパネルディスカッション
「今だからわかるあの時の気持ち」
進行:征矢俊子(アスク・ヒューマン・ケア相談室長)
盛りだくさんな日程。最近、リスカやアムカの相談を受けることが多くなった。アディクションと同様、耐え難い寂しさと、自己喪失の痛みからくるのだと思う。自傷し痛みを感じる瞬間、そこに確たる自分がいる…回復者の声が聞きたいと思って参加を申し込んだ。
先日「なんにもする気がおきない」という女性の相談。芸能人にでもなれそうな容姿の子。腕にはたくさんの傷跡。「なんとなく…」だそうだ。「なんにもする気がない」というわりには、常に視線が落ち着かない。きっと心はものすごく忙しく、いつも大きな不安に動いているのだと思う。目の前の一過性の物事が原因ではない、ずっと以前から持ち続けた不安。それとずっと闘ってきたのだ。
不安の原因にアクセスしていくのはあまり難しいことではない。むしろ、不安を軽減していく過程で、逆戻りをどう防ぐかが難しい。その時に、共に回復に歩む仲間たちが周りにいるかどうかで大きく違う。自己喪失からの回復は、徹底的に自己受容の作業を続けること。治るのではない、続けること、そこに生きることなのだと思う。喪失的な生き方から、受容的な生き方へ。そのために、一番、力になるのは回復者の声と歩みだ。
1日目
★みんなでやってみよう!「アスクの予防教育」
【実演】「ちょっぴりライフスキルを入れた予防教育」
関口富見江(予防教育プランナー・精神保健福祉士)
【HOTトピック】アルコールが胎児の脳に与える影響を知る!
今成知美(アスク代表)
★「リストカット」という自傷への対応
【講演】「リストカット」という自傷に込められたメッセージ
水澤都加佐(アスク・ヒューマン・ケア研修相談センター所長)
【回復者の体験】リストカットからの卒業
【保健室から】「受け止めたよ」と伝えるために(養護教諭)
2日目
★見守る・支える・伝える……大人にできることは?
【相談室から】摂食障害をはじめとする思春期問題への「アプローチ」
久世恭代(遠藤嗜癖問題相談室 精神保健福祉士)
【ケース対応】子どもの飲酒や喫煙を見つけた!親はどうすれば?
関口富見江(予防教育プランナー・精神保健福祉士)
★アルコール・薬物・摂食障害……依存症回復者によるパネルディスカッション
「今だからわかるあの時の気持ち」
進行:征矢俊子(アスク・ヒューマン・ケア相談室長)
盛りだくさんな日程。最近、リスカやアムカの相談を受けることが多くなった。アディクションと同様、耐え難い寂しさと、自己喪失の痛みからくるのだと思う。自傷し痛みを感じる瞬間、そこに確たる自分がいる…回復者の声が聞きたいと思って参加を申し込んだ。
先日「なんにもする気がおきない」という女性の相談。芸能人にでもなれそうな容姿の子。腕にはたくさんの傷跡。「なんとなく…」だそうだ。「なんにもする気がない」というわりには、常に視線が落ち着かない。きっと心はものすごく忙しく、いつも大きな不安に動いているのだと思う。目の前の一過性の物事が原因ではない、ずっと以前から持ち続けた不安。それとずっと闘ってきたのだ。
不安の原因にアクセスしていくのはあまり難しいことではない。むしろ、不安を軽減していく過程で、逆戻りをどう防ぐかが難しい。その時に、共に回復に歩む仲間たちが周りにいるかどうかで大きく違う。自己喪失からの回復は、徹底的に自己受容の作業を続けること。治るのではない、続けること、そこに生きることなのだと思う。喪失的な生き方から、受容的な生き方へ。そのために、一番、力になるのは回復者の声と歩みだ。