泥から咲いた蓮の花

現在、リハビリ中なブログです。長い目で見守ってくだせ~

集中すること

2006-02-28 09:03:42 | どろな話
忙しくしていた。忙しいこと自体は別に嫌いじゃない。それは喜ばしいことだが、他にしたいことが先送りにされていくのが口惜しい。仕事に長く精神が拘束されれば、読書や思索の心地よい時間を削ってしまう。それが長く続くと「なぜ効率よくできないのだろう」「なんで前倒しで取り組まなかったのか」といった自責が発生することがある。

改めて気づいたことだが、「なぜ…」「なんで…」と自分に問うことは、まったく無意味であって「今」に集中することを阻害する心の動きだ。宿題をしないで少年ジャンプを読んでいる子供に、

なんで宿題しないの!

と怒鳴りつけるようなもの。「なんで」と理由を聞いたところで、宿題より少年ジャンプの方が面白いのは当たり前だ。「なんで少年ジャンプを読んでるの?」とたずねたところで、「面白いから」という理由だってすでに判然としているのだから、この問い詰めは無意味だ。いや、意味があるとしたら、

思い通りにならないお前にむかつく!

ということだろう。「なんで」「なぜ」という理由を問うているようで、実際は否定で追いつめている、責め立てている。責めてしまっては、効率も段取りもへったくれもあったもんじゃない。これでは、なすべきことを設定しても、集中して取り組むことにはならないだろう。集中しようとして、脳内一人相撲にエネルギーを傾注してしまうことになる。

マイナス思考も同じ。脳内一人相撲であって、自分同士がけなしあう行司のいない土俵が心の中にできあがっているのだろう。弁護士のいない法廷のようなもの。被告は自分。検事も自分。裁判官も自分。判決はつねに極刑。行司のいない土俵はあがらない方がいい。法廷に臨むなら当然、有能な弁護士を雇った方がいい。有能な弁護士をやとってマイナス思考から脱出するにはどうするか、葛藤や自滅感から抜け出して、ものごとに集中するにはどうするか…はい、それは「ありがとうのお話会」で参加者の方々と共有していきたいと思います。というわけで!

心の癒し「第5回ありがとうのお話会」を開きます。

2月18日(土)12:30~17:00
場所 西新宿「常圓寺祖師堂ホール」地図→
参加費 1000円

◆主催者・松本竜弥さんの挨拶と講演
◆笑顔がキュートなharadaちゃんの講演
◆知的でおしとやか、足運びの達人さとちゃんの講演
◆「やめちゃえマイナス思考」(交流ワークショップ)

終了後、近くの居酒屋で懇親会があります。これもかなり楽しめます。前回は2500円でおいしいく楽しめました。今時、これだけ楽しんで、合計3500円ってありですかね。お待ちしています~