2003年カナダ・フランス合作。ドゥニ・アルカン監督。2004年アカデミー賞最優秀外国語映画賞受賞。2003年カンヌ国際映画祭最優秀酒宴女優賞・脚本賞受賞。
不治の病で入院したレミ。父の危篤の知らせを聞き、故国に帰ったレミの息子セバスチャン。人が死を受け入れていく様を、当事者であるレミ、そして家族、友人との交流の中で淡々と描いた作品。ネタバレするも何もない、レミは死んでいく。送る家族に友人たち。
レミは最期「ささやかな人生を、君たちを道連れに楽しめた」と友人たちに告げる。死ぬ朝、ずっと険悪に対立してきた息子セバスチャンに「恐いよ」と慟哭した。レミがセバスチャンに残した言葉「私の望みを…お前のような息子をもて…」。この言葉。今は亡き父は、私に対して言えただろうか。そんな思いがよぎり、目頭が熱くなる。でも、私は息子に言おう。必ず言おう。
不治の病で入院したレミ。父の危篤の知らせを聞き、故国に帰ったレミの息子セバスチャン。人が死を受け入れていく様を、当事者であるレミ、そして家族、友人との交流の中で淡々と描いた作品。ネタバレするも何もない、レミは死んでいく。送る家族に友人たち。
レミは最期「ささやかな人生を、君たちを道連れに楽しめた」と友人たちに告げる。死ぬ朝、ずっと険悪に対立してきた息子セバスチャンに「恐いよ」と慟哭した。レミがセバスチャンに残した言葉「私の望みを…お前のような息子をもて…」。この言葉。今は亡き父は、私に対して言えただろうか。そんな思いがよぎり、目頭が熱くなる。でも、私は息子に言おう。必ず言おう。