スタジオ☆ロータス 上海からどこまでも。

ヨガインストラクターSHIHOKOが、世界の何処かで行われるヨガのクラスと、そこで感じた旅日記を綴ります ॐ

上海マクロ(ビ)の母

2008-05-18 | フード
私のヨガ友であり尊敬すべくNORIKO先生が、先日多忙な中、素敵なランチにご招待してくれました。
きっかけは、インドから帰ってきた直後、「私もう野菜にしか喜びを感じないの。」という、ある意味偏った発言に対し、「じゃあ私のおうちにいらっしゃい」と意味深なまでのお誘いが...
そう!なぜなら彼女は上海マクロビオテックの母なのです!
お子さんの体調管理の為に始めたマクロビオテック、元々感受性豊かで探究心のあるNORIKOさん、ご自身も幼い頃から体が弱かった経験もあり、ここ上海の悪条件な(選べない)食生活の中、毎日土鍋でこつこつとマクロビ生活を実践してらしゃいます。

今回ご馳走になったのは、先生オリジナル、マクロビ・プレート。白いお皿に季節や定番のお野菜がこんな色鮮やかに!



毎回マクロビオテックのご飯を頂くたびに、和食のすばらしさと日本人の食生活の奥深さやその原点に感動するのです。左、中央にあるかぼちゃと小豆蒸し。陰陽の調理法を利用したお砂糖調味料一切なし。なのにこんなに味わい深く、野菜本来の生命力を感じます。
右、こちらも砂糖一切使用せず100%メープルを使った豆乳おデザ☆ほんとにおいしいよ~!

 

NORIKO先生は言います。野菜本来の生命力やエネルギーまるごと味わって感じたい。まずは食材が大事、でももっと大事なことは、その作り手の気や心=気持ちすべてが栄養になるということ。
お母さんの作ったおにぎりがあんなにおいしくてエネルギーになるのがいい例ですよね。
別にベジタリアンになれということではなく、私たちは今何をなぜそれを食べているのか、そういうことを少し意識してみるといいと思う、と彼女は語ります。NORIKO先生を始め、とても自由に野菜生活を楽しんでいる人たちや方法もいっぱいあります。
私自身もアーユルヴェーダに出会ってから、自称ベジタリアンを謳っていたものの、結局それは偏食に過ぎず、ヴィーガンに近いベジタリアン生活も結局私の体質や性格に合わなかったので思い切ってやめてしまい、今は自由に自分の体の声を聞きながら自分の本来の体質にあった食事法を実践し(といっても野菜中心。牛乳も飲むし、もしも動物性たんぱく質が必要であれば魚を有難く頂きます)、今までにない体と心の自由を取り戻しました。
完全ヴィーガンとかマクロビとか、型にはまらない方法でも、ちょっと野菜中心の生活且つ自分に合った気持ちいい方法がきっと見つかります。そしてそれを実践し続けて見てください。

すべての答えはここにあります。

WHAT YOU EAT IS WHAT YOU ARE...