久々のN.Z.記。
忙しくって更新する暇なくってちょいと遅くなってきました。
とにもかくにもホストマザーの職場「乳牛の牧場」におじゃましました。
私が行った頃はもちろん冬で牛の出産ラッシュ!
一日に10頭くらい生まれるらしくてマザ~もてんてこ舞で働いているかと思ったら・・・そうでもなかった(笑
やっぱりこの国の人たちはのんびりなのか何なのかすごく楽しそうにるんるんと仕事していました。
いたる所に親子牛。そして自然に生んでしまう牛達もたくさんいるので胎盤(だったと思う)がいたる所に落ちていたりしました。
この子達もつい先日生まれたばっかりの子達。
生まれた子供達は最初はお母さんと一緒に暮らしていますがある程度日にちが経つとママ牛とは離れさせられて子牛専用の小屋に連れて行かれます。
赤ちゃんがいるとママ牛のお乳を飲んだりちょっと問題が起こったりするらしいのです。
このときの作業が大変っていうかちょっと悲しくなります。子供だけをトラックに入れて運ぶためママ牛がずっとついてくるんですよね。
それを付いていかないようにする作業をお手伝いしたんだけど・・・
いつもだったら人間が怖くて近寄ったら逃げていく牛もこの時ばかりはなかなか引かなかったので逆にこっちが怖かったです。
これがその小屋。ふわふわの草があって一つのお部屋に約10頭くらい入っています。全部子供でこれが意外に可愛かったり♪
お食事の時間。牛の牛乳をみんなで飲むわけですがここでは飲もうとみんな必死になってて!
飲めてないことかのみ口が見つからなくてあせっている子達もお構いなしに飲む子はとにかく飲む!
中には二つの飲み口を占領して飲んでいる子も(笑
その子はもちろん牧場の人に怒られていました。
それだけ必死ですから飲み終わってもなかなか飲み足りないこの子達は私たちが指を出すとそれも吸ってきました!
それが気持悪いったらなんのって(笑)生暖かくて何だか変な感じでした。
そのあと牛のお乳を採るところに移動しようと思ったらおじちゃんが牛のお尻へ手を入れてました。
「何してるの~?」って聞いたら牛の出産だって!
これは見なきゃと思い急遽見学することにしました。
このママ牛なかなか赤ちゃんが生まれないらしくてすごく苦しそうで・・・
このおじちゃんはその子供の具合を確かめていたんですが何かすごく楽しそうに「今日のお昼はに食べたの~?」的な話をつらつらしていました(ちなみにお昼はサーモンベーグル)
でも30分くらいそれをやっていてもなかなか生まれる気配がなくって「これはちょっと大変だぞ!」って事で中にいる赤ちゃんに紐を結んで引っ張り出そうとしたんだけどやっぱり出てこない。
「とりあえずドクターを呼ぼう」ってことになったんだけど待っている間にママ牛がホントに苦しそうで大丈夫かなってドキドキしていました。
やっとドクターがきたと思ったらやっぱりこの人ものんびりしていて(笑)んでやっぱり「今日のランチは何だった?」って聞かれました。
足が出ているの分かりますでしょうか?
ここまでするのに30分くらいかかってました。
ドクターが専用の道具を持ってきてとにかく引っ張る引っ張る。
そしてとうとう出てきたっ!て思ったら・・・
生まれてきたんだけど・・・死んじゃっていました。
何か中に入っている時の体勢にかなり無理があったらしくて出てきたときにはもうぐったりしていました。
それにわき腹のところが裂けてて内臓がほとんど出ちゃっている状態。
もう中に入っている時には死んじゃってたんでしょうね。
多分、目の前で何かが死んだっていうことをはっきり認識したのって初めてかもしれないです。
私自身ホントに死とは無関係な生活だったから言葉が出なかった。
ママ牛もすごく悲しそうな声で鳴いていたように聞こえて・・・みんなで「頑張ったね」ってママ牛に声かけていました。
でもこういう体験って絶対東京じゃ出来ないし感じることが出来ない気持ちだったからちゃんと見れて良かったです。
ホストマザーは「悲しいけどそれが命だからね。こういう風に生まれてくる事だって大切な時もあるのよ」って言っていました。
「この出産が見れてホントによかった」と伝えると「それでもやっぱり元気に生まれてくることが一番だけどね」とも。
この体験は今回の旅行で大きな思い出の一つであったし命に触れられた貴重な体験だったと思います。
最後にこの牛はヴィクトリア。
ホストファザーの牛さんです。人懐っこくって超可愛かった♪
忙しくって更新する暇なくってちょいと遅くなってきました。
とにもかくにもホストマザーの職場「乳牛の牧場」におじゃましました。
私が行った頃はもちろん冬で牛の出産ラッシュ!
一日に10頭くらい生まれるらしくてマザ~もてんてこ舞で働いているかと思ったら・・・そうでもなかった(笑
やっぱりこの国の人たちはのんびりなのか何なのかすごく楽しそうにるんるんと仕事していました。
いたる所に親子牛。そして自然に生んでしまう牛達もたくさんいるので胎盤(だったと思う)がいたる所に落ちていたりしました。
この子達もつい先日生まれたばっかりの子達。
生まれた子供達は最初はお母さんと一緒に暮らしていますがある程度日にちが経つとママ牛とは離れさせられて子牛専用の小屋に連れて行かれます。
赤ちゃんがいるとママ牛のお乳を飲んだりちょっと問題が起こったりするらしいのです。
このときの作業が大変っていうかちょっと悲しくなります。子供だけをトラックに入れて運ぶためママ牛がずっとついてくるんですよね。
それを付いていかないようにする作業をお手伝いしたんだけど・・・
いつもだったら人間が怖くて近寄ったら逃げていく牛もこの時ばかりはなかなか引かなかったので逆にこっちが怖かったです。
これがその小屋。ふわふわの草があって一つのお部屋に約10頭くらい入っています。全部子供でこれが意外に可愛かったり♪
お食事の時間。牛の牛乳をみんなで飲むわけですがここでは飲もうとみんな必死になってて!
飲めてないことかのみ口が見つからなくてあせっている子達もお構いなしに飲む子はとにかく飲む!
中には二つの飲み口を占領して飲んでいる子も(笑
その子はもちろん牧場の人に怒られていました。
それだけ必死ですから飲み終わってもなかなか飲み足りないこの子達は私たちが指を出すとそれも吸ってきました!
それが気持悪いったらなんのって(笑)生暖かくて何だか変な感じでした。
そのあと牛のお乳を採るところに移動しようと思ったらおじちゃんが牛のお尻へ手を入れてました。
「何してるの~?」って聞いたら牛の出産だって!
これは見なきゃと思い急遽見学することにしました。
このママ牛なかなか赤ちゃんが生まれないらしくてすごく苦しそうで・・・
このおじちゃんはその子供の具合を確かめていたんですが何かすごく楽しそうに「今日のお昼はに食べたの~?」的な話をつらつらしていました(ちなみにお昼はサーモンベーグル)
でも30分くらいそれをやっていてもなかなか生まれる気配がなくって「これはちょっと大変だぞ!」って事で中にいる赤ちゃんに紐を結んで引っ張り出そうとしたんだけどやっぱり出てこない。
「とりあえずドクターを呼ぼう」ってことになったんだけど待っている間にママ牛がホントに苦しそうで大丈夫かなってドキドキしていました。
やっとドクターがきたと思ったらやっぱりこの人ものんびりしていて(笑)んでやっぱり「今日のランチは何だった?」って聞かれました。
足が出ているの分かりますでしょうか?
ここまでするのに30分くらいかかってました。
ドクターが専用の道具を持ってきてとにかく引っ張る引っ張る。
そしてとうとう出てきたっ!て思ったら・・・
生まれてきたんだけど・・・死んじゃっていました。
何か中に入っている時の体勢にかなり無理があったらしくて出てきたときにはもうぐったりしていました。
それにわき腹のところが裂けてて内臓がほとんど出ちゃっている状態。
もう中に入っている時には死んじゃってたんでしょうね。
多分、目の前で何かが死んだっていうことをはっきり認識したのって初めてかもしれないです。
私自身ホントに死とは無関係な生活だったから言葉が出なかった。
ママ牛もすごく悲しそうな声で鳴いていたように聞こえて・・・みんなで「頑張ったね」ってママ牛に声かけていました。
でもこういう体験って絶対東京じゃ出来ないし感じることが出来ない気持ちだったからちゃんと見れて良かったです。
ホストマザーは「悲しいけどそれが命だからね。こういう風に生まれてくる事だって大切な時もあるのよ」って言っていました。
「この出産が見れてホントによかった」と伝えると「それでもやっぱり元気に生まれてくることが一番だけどね」とも。
この体験は今回の旅行で大きな思い出の一つであったし命に触れられた貴重な体験だったと思います。
最後にこの牛はヴィクトリア。
ホストファザーの牛さんです。人懐っこくって超可愛かった♪
私は子供の頃田舎で育ったんで、動物の生き死にはわりと見てますが、都会だと難しいですものね。
ペットすら飼えない所が多いし。
きっとこの経験は、将来なななさんが家族を持ったりする時に、きっと生きてきますよ。
しかしNZますます行きたくなりました。
私も牛の出産観たことありますが、(2回)普通に産まれたので、めでたしめでたしでしたが、こういうこともあるんですね・・・。
そうか、こういう風に生まれて来ることも大切
続き・・
・・・なこともあるんですね~。
ママ牛さんの産後は大丈夫だったんでしょうか?
なななさんがいらっしゃる間に、ちゃんと普通(?)の状態になったのかな?だと良いけど。
子牛って可愛いですよね~(^ー^* )フフ♪
私もしばらくの間だったら(^^ゞ牛さんに囲まれて生活してみたいです。もちろん大変なことの方がおおいんでしょうが。
しかし・・こういう大変な状況でも、「ランチは何だった?」なんですね(^^ゞ
田舎で育っていらっしゃるとこういうことって身近なのかもしれませんね。
私が経験したものなんて金魚の死くらいでしたから・・・あんまし悲しくなかったんですよね。
今回こういう体験をして目を背けなかった自分にちょっと驚きました。
こういうの苦手なはずなのに・・・ホントにいい体験したと思っています。
ノラネコさんの是非N.Z行ってください♪ホントステキな国です。
メルさん
メルさんも出産見たことあるんですね~!
やっぱり死んじゃって生まれてくることってそう多くないみたいです次の日なんて10頭全員が無事に生まれてきたって話でしたから。
でもこのような産まれかたをもあるからこそ生きて産まれてきたときの喜びが大きくなるんだと思います。
そんな意味ではいい経験したなって♪
ママ牛さんはその後無事元気になたみたいです!
でもホントのんびりした国ですよ~。
獣医さんも引っ張りながら談笑していましたから(笑
すごい体験してきたんですねー
それだけでもNZに行った甲斐ありましたね!
(私が昔留学した時は、、、ただ太っただけだったもの)
牛ちゃんの出産、、、つらいですね。
読んでてじーんとしちゃったもの。
子牛ちゃんもヴィクトリアちゃんもとってもかわいいね
今回の体験はホント自分でもいい体験したって思います。
私が普段住んでいる環境じゃ絶対できないですもの。だから辛いけど感動しました。
あっ!もちろん私も太りましたよ(笑)
毎日乳製品のオンパレードで食べろって勧められるし・・・だからむこうの人はみんなぽっちゃりなんだって体感して納得しました!(笑)