お暑うございます

神戸帰省中に、想定外の出来事があれこれ発生して、神戸から九州へ、九州から東京へ、東京から東北へ、で、また九州へと、夏の日本列島を縦断しておりました。
おかげで、航空券の予約やら、お得な買い方やらに、すっかり詳しくなりました。
でも、当分、空の旅はご遠慮したい気分です。

神戸では、久しぶりにロクのお散歩係をつとめてきました。
無鉄砲、向こう見ずなところは、相変わらずで、散歩初めは、恒例の猛ダッシュ。
でも、さすがに、後が続きません。
「お暑うござんす。日陰がよろしゅうござんす。」てな感じで、ゆっくりと。

朝6時に出会うのは、健康のため毎日歩いているご様子の方ばかり。
犬好きの方は、よく声をかけてくださいますが、中には「お、かわいい顔してるね～」と、身に余るお褒めの言葉も。
そう言ってくださるのは、たいてい男性です。
昨今の手入れの行きとどいた上品なワンちゃんたちとは、まったく違う、昔ながらの"いかにも雑種"というところがうけるのでしょうか。
で、そういうお褒めの言葉には、しっかり反応するお調子者でして、とたんに、こんな顔で愛想をふりまきます。
さっきまで、おじいさん顔だったのにね。

若いころは、行きたいコースが決まっていて、変更しようとすると、座り込みをもってこちらがあきらめるまでふてくされていたものですが、年をとってからは、歩くコースにさほど執着しません。
ただ、帰りたくはないので、家が近づくと、さりげなく向きを変えようとします。
門の前まで来て、入るのかと思ったら、小走りで通り過ぎたのには、笑ってしまいました。
こちらとしては、がむしゃらに引っ張られることもなくなったので、ひたすらてくてくと歩いていればいい楽なお散歩になりました。
ロクの視界には入っていないでしょうが、道々、花を楽しみながら。

ピンクと白の芙蓉。強い日差しにも負けません。
　
ハナトラノオに似てるけど・・・

上から垂れて茂るランタナ、藤色のジュランタ。ここまで育つには、きっと何年も。
　

たくさん歩いて、朝ごはんも食べて、さて、今から日陰でお昼寝？
また、あした行こうね。