『奇跡のシンフォニー』

2008年06月10日 22時08分31秒 | Movie
今夜観たのは『奇跡のシンフォニー』。
両親に会うことを夢見ながら施設で育った男の子のお話。

想像していたのとはちがって
疾走感というか迫力のある作品でした。

上映前のイベントに登場した高橋ジョージさんが
音楽を絶賛していて、サントラが欲しいとまで言っていたのですが
その意味がよくわかりました。

ストーリーがあって音楽がある、というよりも
音楽があって、そこにストーリーがある、という感じ。
とにかく、すごい。

この音楽はぜひとも映画館で体感してもらいたい!

わたしは終盤、ドキドキしっぱなしでした。
スリルではなく、興奮で。
呼吸するのを忘れそうになるくらい。
終わってからもしばらく胸がドキドキしてました。

ロックが好きな人もクラシックが好きな人も
きっとお気に入りの1曲が見つかるはず。

もう一度、映画館で見てもいいかも。
それくらい気に入りました。

わたしもサントラ欲しいです。

『クライマーズ・ハイ』

2008年06月10日 18時22分49秒 | Movie
試写会に行ってきました。
日航機墜落事故を追った新聞記者を描いた『クライマーズ・ハイ』。
主演は堤真一。

舞台となるのは群馬の地方新聞社。
日航機の墜落した御巣鷹山の地元紙として
死者520名の命を追う記者たちと、彼らをとりまく人間模様。

約2時間半という長編ではあるものの
長さを感じさせない作品でした。

新聞がどのように作られているのかを全然知らなかったので
新聞社内でのシーンはよくわからない部分もありましたが
逆にそれが一種の職人の世界を表しているという感じもしました。
また、緊迫感やパニック感、興奮による感情の高ぶりが
空気となって画面から伝わってくるようでした。

主人公とその息子の絆のストーリーも織り込まれていますが
墜落事故との関連性がいまいちよくわかりませんでした。
わたしの理解力不足かしら。

登山のシーンはそのスケールに圧倒。
山が映画全体を通していろんな象徴になっている気がします。

映画には女性も登場しますが
やはり新聞社、しかも20年以上前ということもあって
男たちの熱いドラマという印象が強いです。

見てよかったと思える作品でした。
7月公開予定です。