人とのつながり - その1

学生時代。
わたしはあるイベントにパネリストとして参加しました。
大手企業の人事トップと学生とのディスカッション。
ダブルスクールをしていたときのクラスの子が
そのイベントのパネリストに推薦してくれたのが発端でした。

わたし以外のパネリストは
ベンチャースピリットあふれる学生ばかり。
それまでわたしのまわりにはいなかった人種の人たちです。

そこになぜわたしがまぎれこんでしまったのか…。

学生企業家（当時はまだ少数でした）。
ベンチャー企業のインターン。
「日本を変える！」と意気込むエネルギー。

すべてがわたしにとっては新鮮でした。

内容はもう忘れてしまったけれど
いろんなことを熱く議論したのを覚えています。

イベント後、彼らはそれぞれの道を進みます。

大手企業の内定を蹴って、仲間と起業した人。
英語が話せないのに大手外資系金融からラブコールを受けた人。
ベンチャー企業に進むと思いきや超大手企業に就職した人。

いわゆる「普通の就職」をしたのはわたしだけ。

当時のわたしはベンチャー志向ゼロ。
就職氷河期だったこともあり、超安定志向です。
おもしろみがないといわれながらも、一歩も譲らず。笑。

そんなわたしですが、なぜか彼らと気が合いました。
年上の男性陣からは妹のようにかわいがってもらいました。

月日は流れ、いつのまにか彼らとも疎遠になってしまいます。
わたしは自分の毎日を当たり前のように過ごし
彼らのことを思い出すことも正直あまりありませんでした。

しかし。

ふと思い出したのです。
また会ってみたいな、と。

そしてmixiで検索。

mixiって便利ですね。
簡単に発見できました。



長くなったので続きはまた明日。