名作かどうかわからないけど、
「ふたつのスピカ」とか「ハチミツとクローバー」とかは、
たまに読み返すし、なんかいいかげんな気持ちでは読めない気がする。
そういうのが名作かと思うと、
あと、「じゃりン子チエ」とか「あたしンち」みたいな、
そのへんにおいといて適当な巻の適当なところから読んだりできるものが、
名作じゃないってわけでもないと思うし。
「もやしもん」とか「リストランテパラディーゾ」とかもそうかな。
気楽に読める方が好きは好きだけど。
もう、週末に春の嵐なんだそう。
春になるのはいいことだけど、
夏が近づくのはちょっといや。
「クイズやさしいね」って、
雑学王みたいでけっこう好きなんだけど、
あんまり評判良くないのかな。
おもしろいんだけどなあ。
「真田丸」も賛否両論あるらしい。
半蔵の「押しとおります」とか、
昌幸さんの「わからん」とか、おもしろかったのに。
そういうギャグ的なのが不満な人もいるみたいだけど、
ちゃんと史実はおさえてるらしいのに。
むかーしやってた「竜馬におまかせ」で、
勝海舟の家に「ビクトリー」っていう表札がかかってるのを見て、
見るのをやめたっていう人もいたし、
いろんな人がいるんだろうなとは思う。
移動中にラジオを聞いてたら、
ある落語家の人へのダメ出しのメールが、
本人の前で堂々と読まれててびっくりした。
そんなこと書くほうも書くほうだし、
放送で読むほうもどうかしてる。
こういう反論できないところでそういうのってどうなんだろう。
爆笑問題の太田さんがネットの素人批評家について話してたけど、
インターネットの方がおかしなこと書いたら、
炎上したりする分だけまだましな気がする。
それこそ、その人の落語がダメだと思うのなら、
聞かなければいいだけで、
その人にはその人なりの考えがあるんだろうし、
たぶん、そのメールの人よりも、
何百倍、何千倍とそのネタに向き合っているはずなんだろうと思うし。
気に入らなければ、自分がすばらしいと思う過去の録画なり録音なりを、
楽しんでいればいいだけのことだと思うのだけど。
「イヤなら見るな」は演者の方から言ったらえらいことになるし。
でも、そういうイヤごとを言われてうまく返せるかどうかも、
また量られてるのかもしれないし、落語家さんも大変よね。