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華麗なる対決

2013-12-01 20:53:56 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 クリスチャン=ジャック
キャスト ブリジット・バルドー、クラウディア・カルディナーレ、マイケル・J・ポラード
1971年 フランス、イタリア、スペイン、イギリス
ジャンル:ウエスタン、コメディ

【あらすじ】
女強盗団を率いるルイーズは、襲撃した列車の乗客のカバンから牧場の権利書を入手。これを機に強盗から足を洗おうと、仲間と共に牧場へと向う。一方、偶然そのカバンを手に入れた女牧場主マリアは、隣の牧場に石油が埋蔵されていることを示す書類を発見。ところが、そこは既にルイーズのものになっていた。大金を積んで牧場を買うというマリアの申し出に不審を抱くルイーズ。こうして、牧場を巡る2人の争いが幕を開けるのだが…。

【感想】
これは冗談の通じない熱心な西部劇ファンからは大ブーイングではないでしょうかね。私は変則的なパターンだと思って受け入れることができましたけど。

全裸で水浴びしている女たちをライバル関係にある男たちが覗いている幸せそうな表情が一番印象的だった。この段階でどういう作品だかおわかりかと思います。やはり西部劇に健康的なお色気というのは水と油のようで決して混ざらないものだと感じました。この作品には硬派な面が全くありません。つまり正統派に期待してはいけない。ジャンルはコメディでいいでしょう。

対決シーンにしても銃を使うのを拒否して女同士が素手で殴りあうだけ、しかもこの二人以外の男女は親密になっているというどこが「華麗なる対決」なんだと苦笑しました。

ただ、登場人物達は魅力的だったのでどこか憎めない作品でした。私が熱心な西部劇ファンではないのもあってむしろ楽しかったくらいです。取っ組み合いの喧嘩も女同士の闘いとしては迫力がありました。

こんなの西部劇じゃないという意見が多そうですが、西部劇という一大ジャンルにおいて10本に1本くらいはこういう作品があってもいいのではないかと思いました。

お薦め度:★★★★★★★☆☆☆☆

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