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アタック・オブ・ザ・キラー・トマト

2009-07-05 11:31:11 | ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
監督 ジョン・デ・ベロ
キャスト デイヴィッド・ミラー
1978年 アメリカ
ジャンル:ホラー

【あらすじ】
アメリカのとある町で、一人の女性が自宅で変死体となって発見された。残された手がかりはキッチンに飛び散っていたトマトのみ。しかしそれは恐るべき事件の幕開けにすぎなかった…。

【感想】
B級映画という呼び方は生ぬるい。Z級がふさわしい。

最低得点については100本に1本の割合で出すようにしていますが、本作については異論のある人も少ないでしょう。B級映画好きの私でもこれはフォローできない。

馬鹿映画といえば「死霊の盆踊り」の次くらいに本作が登場するような、ある意味、定番中の定番ですが、それだけに熱狂的なファンを名乗る人の存在も結構見かけます。本気ではないと信じたい・・・。

最初の10分観るのですら苦痛。最後まで鑑賞した自分を褒めてあげたくなります。一応ホラー映画なのですが、ため息とか失笑とかシュールだとか・・・そんな言葉しか出てこないです。

トマトが人を襲い殺す事件が相次ぐという話ですが、トマトは転がっているだけなので緊張感なし。トマトが転がっている横で勝手に人が死んでいくようにしか見えない。「どこが殺人トマトだ」などと突っ込む気力さえ起こりません。「それがいいんだ」とか言っている人がいるようですが、それはよくないと断言します。
他にもいきなりミュージカルが始まったり、犬がしゃべり出したりする突拍子もないフェイントには不意をつかれます。ラストは少しだけ感動的なのも何ともいえません。

とにかくこの脱力感がたまりません。馬鹿映画は馬鹿映画として評価しなければいけないというのは十分わかっているつもりですが、これは無理。

こういう世界もあるということを一度は体験してみるのもいいんじゃないですかね。感想も投げやりです。

お薦め度:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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