
昨日が小張の綱火で、ついに週末になったので引っ越してきて初めて行って来ました。(いつもはご飯を食べたら庭に出て花火を観て過ごしています。)
帰宅してミムは浴衣に着替えて、ニゴはベビーカーに乗せて出発。場所がよく分からなかったのですが、前後にも人がいたのでついて行きました。
あんまりこじんまりしていて拍子抜け。露店が出てるのだけど、本当に短い区間です。神社の石段下からはお店は出せないらしく、上には綱火鑑賞を待っている人たちが。人は少なくはないけれど、境内から人があふれるほどでもなく、十分余裕あり。
まだ始まるまで時間がありそうだし腹ごしらえをしないと。露店のところまで戻って、チョコバナナを買って田んぼのあぜ道で食べました。(それほど人がひしめき合ってないので、そういうスペースも十分です。)小学校や保育所のお友達、先生・・。次々知ってる人とすれ違います。カップルはごくわずかで、親子連れと友達どうして来た小学生・中学生が大半かな。中学校の補導巡回員多数。
やきとり食べて、かき氷食べて・・・。皆楽しそうでいいなぁ。特に、おとなしい新住民じゃない、地元の中学生くらいの子たち。地元にちゃんと自分の居場所がある安心感っていうか。私は人生の半分は地元を離れてて、もうすでに生まれ育った場所はそういう場所ではなくなっています。自分と強くつながってる場所を持てることの素晴らしさについて最近考えることが多く、この子たちが帰れる場所がずっと存続し続けてほしいな・・ってそんなことを考えながら行き交う人波を眺めていました。
からあげ持って境内に戻ると奉納花火が始まりました。自宅では奉納者名とかあまり聞き取れないなと思っていましたが、すでにこの位置でも理解不能。やきとり食べて境内に戻ったら、この中はよく聞こえます。(当たり前、目の前で放送してます。)小中学校のPTAも奉納してるんですね。小学校は繰りこみ等で関係が深いためか奉納に込められた願いも読み上げられてました。(子どもたちの健やかな成長とかそういうのでした。)
花火は田んぼ側の方がよく見えました。境内には大きな樹が多いので。ヒュ~って上がってくるのが見えないのでミムは「突然樹の間から花火が上がるのが面白い」って言ってましたが。
そのうち綱火が始まり、初めて生で観ました。人形の方のストーリー等今ひとつよく分からなかったのですが、横の花火を使った仕掛けがすごくて、ミム大興奮でした。
カメラを手にしている人が結構います。境内は露店の方と違い、純粋に鑑賞してる親子連れや地元の大人が3分の2、残りは主に男性一人でカメラ(ビデオ含む)を構えてる人、といった感じです。
終わってもしばらく友達と遊んだりしていたら、近所に住んでるニゴのクラスメートにも逢いました。前の方で観ていたらしく、火の粉が目の前に飛んできてびっくりしてこわかったみたいです。仕掛けの後ろに消防の方たちがずら~っと並んでいるわけです。
お隣さんに会って、金魚すくいを横で眺めさせてもらったり(うちは飼うのは無理って言っておきました)、最後に買うことにしてたわたあめ(ニゴの希望によりAKB再び。彼女はわたあめじゃなくAKBって呼んでます)を買い、途中まで食べて帰ってきました。
帰り道でも時折花火が上がり、後ろを振り返って鑑賞しながら帰宅。
奉納、の外側にちょこっと露店とかがくっついているだけの、本当に小さなお祭りでした。でも、盆踊りや地域の人たちのステージがある夏祭りは別に用意されているので、これはこれで、ずっとこのままでいいのでしょうね。もう少したくさん人が来るようになって、奉納花火が増えたらいいのかもしれないけれど、そうするとお祭りが大きくなりすぎるのでしょう。来年、また来られるといいなぁ。