高速(×光速)でタイピング

こんにちはー。
久しぶりに昼間に更新のLiquidmoonです。

さてさて、さっそくですが昨日の話の続きです。
最近、「団塊の世代の引退」という話題を
よく耳にするわけですが、ちょうど僕らR22世代は
「団塊」の世代ならぬ「段階」の世代なわけですよ。

まぁ、どんな「段階」をくぐり抜けてきたかを
上げればキリがないと思うんだけど
一番大きかったのは携帯電話の普及の段階に
丁度当たったことじゃないかと思うんですね。



僕らの世代が中学生の頃、まずはポケベル(ポケットベル)
というものが数年流行りました。
今思えばすごく効率の悪い機器だったなぁ、と思うんだけど
要は受信専用の携帯みたいな感じで、
ある人がポケベルを持ってる人に連絡を取りたいと思ったとすると
電話からまずポケベルの番号を押し、それに続けて
メッセージを番号で入力するわけです。
つまり「あ」と打ちたかったら『１』『１』とプッシュし
「な」と打ちたいんだったら『５』『１』とプッシュ、みたいな。

ポケベルを持ってるほうは相手からのメッセージを
受け取るわけですが、その時代はひらがなの表示なんて
進んだものはないんで、文章はみんなカタカナですよ。
トテモヨミニクインダナ。コレガ。

先に行ったように、ポケベルは受信専用なんで
ポケベル同士の連絡は当然取れません。
外にいる時に相手のポケベルに連絡をしたんだったら
公衆電話を探せ、っていう話なわけです。


・・・・ますます何のためのポケベルなんでしょう？(゜д゜；)


しかもポケベルにはさらに大きな問題があって、
ポケベルにメッセージを送る人は
番号をプッシュして文章を作るので、例えば

「どこで待ち合わせ？(ドコデマチアワセ)」

というメッセージを送りたいなら

『4,5,0,4,2,5,4,4,0,4,7,1,4，2,1,1,0,1,3,4,6,7』

と打つわけなんですが、ここで間違って

『4,5,0,4,2,5,4,4,0,4,(7)1,4,2,1,1,0,1,3,4,6,7』

と途中７が一個抜けようものなら

「どこでえかEうP」




なんじゃこりゃー（￣□￣；）!!




という文章が相手に届くわけです。
相手としてもこうなると
「さっきの意味がわからない・・・」
と返すしかないんですね。
打ってる方だって電話にディスプレイのない時代だから
まさかそんな宇宙語が送られてるとは思いませんからね。


そんなわけで、そんな時代もあって
今の携帯にまで到るんですよ～(しみじみ)






・・・あ、でも僕はポケベル持ってなかった。