秋を感じますね。
鶺鴒(せきれい)の鳴く声を(たぶん)真夜中に聞いたのが数日前。
二度目聴いて、なんの鳥だろう。
長く美しく、ソプラノリコーダーで誰かが巧みに吹いている?
そう夜中に目を覚ましたんです。
しばし、感動して
ある時、鶺鴒だと知りました。
秋に際立って聞こえてくるようです(空気が澄んでいる)。
葉も、花も主役。
まっしろな白。
・・・
昨日は、お昼過ぎから、養老孟子さんのドキュメンタリーを。
私の母が養老さんの本をすべて読んだ、解剖学の先生の考えていることはおもしろい・・・
と、いつだったか言って
以来、本を数冊読み、私もすっかりファンになってしまいました。
まるちゃん(18年間飼われていた猫)
昨年の12月に亡くなったんですね。
その前の番組を初めて拝見し、そして今回、続編を観たのです。
養老先生の話される言葉に
ぐっとくる
虫が好きなことは有名で、奥本大三郎さんとの本も読んだことがあるのですが
すごいです。
ありふれた虫が好きだと。どこにでもいる普通の虫。
その一つひとつを視ていくと、今の生きる世界が見えてくる
(そのようなこと)
~わかろうとしないで、ただ面白いと見ているうちに
ふっとわかる時がくる~
深く心に落ちてきた言葉です。
標本が家の一室(広い)に博物館?
いつか、そうなるのではないだろうか、そんなことも思います。
・・・
一言、一言、むずかしい言葉は何一つ使っていない
なのに感動しているんです。
虫でも植物でも、見ていると知りたくなる
学者さんですよね。
素敵な番組でした。