花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

その奥にあるもの。

2021年09月13日 | 秋の日

秋を感じますね。

鶺鴒(せきれい)の鳴く声を(たぶん)真夜中に聞いたのが数日前。

二度目聴いて、なんの鳥だろう。

長く美しく、ソプラノリコーダーで誰かが巧みに吹いている?

そう夜中に目を覚ましたんです。

しばし、感動して

ある時、鶺鴒だと知りました。

秋に際立って聞こえてくるようです(空気が澄んでいる)。

葉も、花も主役。

まっしろな白。

・・・

昨日は、お昼過ぎから、養老孟子さんのドキュメンタリーを。

私の母が養老さんの本をすべて読んだ、解剖学の先生の考えていることはおもしろい・・・

と、いつだったか言って

以来、本を数冊読み、私もすっかりファンになってしまいました。

まるちゃん(18年間飼われていた猫)

昨年の12月に亡くなったんですね。

その前の番組を初めて拝見し、そして今回、続編を観たのです。

養老先生の話される言葉に

ぐっとくる

虫が好きなことは有名で、奥本大三郎さんとの本も読んだことがあるのですが

すごいです。

ありふれた虫が好きだと。どこにでもいる普通の虫。

その一つひとつを視ていくと、今の生きる世界が見えてくる

(そのようなこと)

 

~わかろうとしないで、ただ面白いと見ているうちに

ふっとわかる時がくる~

深く心に落ちてきた言葉です。

 

標本が家の一室(広い)に博物館?

いつか、そうなるのではないだろうか、そんなことも思います。

・・・

一言、一言、むずかしい言葉は何一つ使っていない

なのに感動しているんです。

虫でも植物でも、見ていると知りたくなる

学者さんですよね。

素敵な番組でした。

 


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