ふしぎと手にとる本は、今の自分に必要だって思うことが多い。
最近は夜はテレビをつけずにそれぞれのことをする。ほとんどみんな本を読む(次女が受験まっただ中なのもあり)。
そこで久しぶりに夜にじっくりと読んだ本。
ターシャ・テューダーさんの本。お庭で有名な方です。
数年前にお亡くなりになりました。
そんな本の中にある言葉の数々
~わたしは、庭を、今日は何をしてやる必要があるかしら、と思って、見てまわります。
その時その時の素晴らしさを、楽しみながら。~
~「美は、見る人の目の中にある」と言います。醜い考えを排し、そばにいる人に愛を施し、
思いやりのある行動をとっていれば、それを見る人の目には、あなたの周囲が美に満ちている、と映るでしょう。~
~仕事に励み、計画したことを遂行し、失望せず、人生の目標を達成する強い意志を持ち、優しく、忍耐強く、感動でき、
ユーモアのセンスがあり、好奇心もある・・・・・こうした資質が全部備わっていても、人生に満足できなかったり、
不幸せだと思ったりする人もいれば、こうした資質を追及していないのに、素晴らしい人生を送る人もいるのだから、人生は神秘ですね。~
~現代人は忙しすぎます。夕方、ポーチのロッキングチェアに座って、カモミールティーでも飲みながら、
ツグミが澄んだ声で鳴くのに耳を傾けてごらんなさい。毎日の生活が、もっと楽しくなりますよ。~
~スイセンは楽観的な花で、どんな植え方をしてもきれいに咲きます。大きめの穴をいくつか掘って、
まとめて球根を埋めると、全部咲いた時、それはみごとです。~
~結婚して四人の子どもが生まれましたが、いちばん下の子が五歳になるまで電気も水道もない生活でした。
天秤棒をかついで井戸へ水汲みに行き、薪ストーブで熱したコテでアイロンがけをしていました。だから、子どもたちが
小さい頃はしじゅう疲れていましたけど、そういうものだと思っていたので、苦労だとは思いませんでしたね。~
~自慢じゃないけど、わたしのオールドローズは絶品よ。~
(ターシャ・テューダーの言葉
生きていることを楽しんで ・思うとおりに歩めばいいのよ
ターシャ・テューダー
リチャード・W・ブラウン 写真
食野雅子 訳 )
切り花で好きな花だった。ラナンキュラス。
スーパーの店先で見つけました。
雨模様のしっとりした空気に包まれて
愛らしさがひきたちます。