私の仕事も5月いっぱいのお休みとなった。
幸い補償もあるし、家にいるのも好きなので(なんども言うけれど)
もう仕方がない!それに、今日長女との会話で
「生きているとほんとうにどうしようもない・・・ってことがあるんだなってわかった。
自分の力でとか、家族の、誰かの、とかそういうものではどうしようもないことってある、今回そういうことがわかった。・・・」
という話をした。
それに続いて、(長女)「〇〇ちゃん(会社の同期)と話していたんだけど、旅行に行けなくなったから
ほんと何のために仕事をしようとか、もうわかんないねって」
私はひたすら聴くようにして、うっと出かかった言葉を飲み込む。
今年のゴールデンウィークはスペインに行く予定だった。
若い時に行くのがいい、私自身もそう思っていて、いつも応援したい気持ちで
背中を押す。
で、少し間を置いてから
(私)「うん、そういう話を聞くと自分って何のために生きているんだろう~、粛々と生きて何にも依存していない
のかも?」
(娘)「人と比較することではないから、分散型とか色々あるし・・・自分は週5で働いて、ずっと前から
旅行の準備して・・・」とひたすら虚しさが伝わってくる。
まぁ、仕方ないよ、みんな一緒だから
ただ話していただけのことだけど、たしかに、私がその立場だったら残念すぎるかも。
自分のことで言えば、ヨーロッパはどこまでも憧れの地であって
行ったことのない私は、いつか、そう、そのいつかも今となっては遠くない、そう思っていた
矢先のこの度である。
行ける時に、出来る時に、言ってしまえばきりがないけれど
やっぱり今しかない
どんなことも、今しかないのだと思う。
旅をするように生きたい
「風の吹くまま、気のむくままってやつだよ」
車 虎次郎さんの言葉を見つけて、あぁいいなって思うのだった。