
とても大切にしている本があります。
「人生に必要な知恵は すべて 幼稚園の砂場で学んだ」ロバート・フルガム
池 央秋=訳
かつてベストセラーになった一冊です。
すべて、読んだかは定かではないのですが
いつも、そこにあることを確認して、いつでも取り出せるように
準備しているという感じです。エッセイですね。
最初から順に読むという風ではなく、パタリと開いたページを時折読む。
そこには、日常の細やかな風景が織り成す温もりがあり
読者を間接的に励ます、フルガム氏の人生観があります。
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何でもみんなで分け合うこと。
ずるをしないこと。
人をぶたないこと。
使ったものはかならずもとのところに戻すこと。
ちらかしたら自分で後片付けをすること。
人のものに手を出さないこと。
誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと。
食事の前には手を洗うこと。
トイレに行ったらちゃんと水を流すこと。
焼きたてのクッキーと冷たいミルクは体にいい。
釣り合いの取れた生活をすること~毎日、少し勉強し、少し考え、
少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、そして、少し働くこと。
毎日かならず昼寝をすること。
おもてに出るときは車に気をつけ、手をつないで、はなればなれに
ならないようにすること。
不思議だな、と思う気持ちを大切にすること。
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生きていくには、これだけあれば充分と、時折振り返り
味わい、心に落ち着かせる言葉でもあります。
そうなんですね。原点ですか。共有できて嬉しいです。
そう、そう、私もあれもこれもになってしまっていることに気づくときあります。
ある時、元に戻そう!!なんてことばっかりですよ(*´∀`*)
これに加えて、効率よく…とか、体裁よく…とか考えちゃって、結局グダグダになってる自分に気づきます^^;
いい言葉をありがとうございました。