「アルプスの少女ハイジ」
これはカルピス劇場という夜7時半からの30分の連続アニメ。
小学校一年生の時に、このアニメが表紙の物語の単行本を買った。コミックではない。
カバーを外すと薄いオレンジ色。
結構厚さがあって、それでも大好きだったのであっという間に読み終わった。
人々に心を閉ざして生きる
おじいさんの心をハイジが解きほぐし、ハイジがおじいさんを心から信頼する
そういった人間の根本にあるものに心動かされ
おじいさんの生活力のある頼もしさ、誰しも憧れたのかなと思う。
手作りのチーズを溶かして、保存してあったパンにのせて食べる。
暮らすことの楽しみが、子ども心に響いていたのだと思うのだ。
あの絵の優しいタッチも好みだった。
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「遥かなる山の呼び声」
先ほど、BSで放映されていて観た。
何度観たことだろう。私の中での名作の中の名作。
健さんの映画の中では、一番かなと思う。
「あ・うん」も大好きだけれど。
大自然の中で生きる人間のたくましさと人情。
ハナ肇さんが懐かしくていい味出している。
武志(吉岡秀隆)が、警察に連れられて家を出ていくおじさん(高倉健)を追いかけるシーン
いとこ(武田鉄矢)が民子(倍賞千恵子)を訪ねて帰りに車の中で密かに涙するシーン
広大な地平線に沈む夕日と
厳しい冬の暮らしとか
何から何まで胸にぐっときてしまう。
昭和の田舎の暮らしの雰囲気がとてもよく出ていて
私にとっては、とても懐かしく心温まる映画。
ほんとに健さんがカッコ良くて、惚れてしまう。
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今日は夕方仕事から帰り、「何か映画でもやってないかな」と思って
テレビ欄を見ると、思いがけず、この映画。
次女と二人だけだったので
ゆっくりとのんびりと観ることができました。
やっぱり見ちゃいました(笑) ブログに書こうかなと思ったけど、そのままです。いいですよね~。私もあのいとこが、泣くシーンが好きです。そうだな・・・と思って泣いちゃいますよね。あと民子が健さんに縋るシーンも、グッときますね。本当にいい映画、北海道の風景と人々の情感がマッチングしていて素晴らしい映画ですよね。ハイジも大好きです。私の名作シリーズをまた教えてくださいね。
こんにちは。私も、民子が行かないでと言って抱きつくシーンも好きです。
心情があらわれていて切ないですね。
あと、武志が母親の民子におじさんの名前を聞いてきてと言われて戻ってきたのだけれど
、おじさんの名前は忘れて、自分の名前を褒められたことを民子に言うシーンもいいなって思いました。
自分がどうして、そこにぐっときたのか、考えるって面白いって思いました。
私はいつもmomoさんの着眼するところ、そうなのかとか、わかるなとかって思って読んでいます。