花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

大らかな自然と安らぎと。

2022年07月09日 | 空には雲があるように

帰省します、その言葉より、旅に出ます、そう言いたい。

15年近い年月を過ごした街では

行く、と言うと、色んな優しい言葉が返ってきた。

その人たちの言葉と表情には、私を心から慰め、励まし、労いの心が感じられた。

人は優しい

そう思える瞬間の湧き出でる、ぬくもり。

きっと誰かもが知っている幸せという感情かなと。

今は札幌にいます。

いちばん好きかな?と思える北海道神宮に

もう二度も足を運んだ。

高く聳えるヒノキの種類の木々たち。

その木肌を眺め、整列した太い幹の合間に見える緑や空が

自然の偉大さを伝えてくれている。

そこは観光地ではない、そうであってはならない

と私は願っている。

かつて(コロナ禍前)、久しぶりに訪れたこの地には観光バスから

来ただろう人たちがたくさんいて、時代の流れを思った。

いつだって全ては平等に開かれている…私個人のエゴかしらと、

ふと省みたり、あぁ、なんだか真面目ですが

自然に…佇む人が、似合う場所であってほしい

昨日、一昨日も、静かで大らかで、光が溢れ、葉たちの陰が

地面に模様を作り、カラスが歩いていて(きれいなカラスだと思った)

自然が存在している

大らかな場所に安らぎを覚えて、来て良かったと心から思う。

 

そして夕方戻ると、日本の中心では大変なことが起きていた

不穏と不安、日本の行く末を案じる、

一人ひとりできることを、平和を作るのは私たち

願い、祈り、行動に表す、

いまがその時、わたしに言う。

 

・・・

 

 

 

 

 

 


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