Sue's Blog

クリスチャンでセクシャルマイノリティのSueのひとりごとやGay Lesbian human rightsリンク集

Claiming the Blessingのビデオ

2006-09-22 | Christianity
アメリカ聖公会のGLBTサポートグループ”Integrity"の会長Susan Russellらが製作したビデオ。
Voice of Witness

GLBTのクリスチャンにとってこれほどパワフルなメッセージはないだろう。

Introductionのビデオはこちらから見られます。
Claiming the Blessing

The L word

2006-07-22 | ひとりごと
やっとアメリカの人気TVシリーズ「the L word」を観た。Season1、Season2と一気に観てしまった。

ひとことで言うとGorgeous. 

登場人物も衣装も豪華だしストーリーの展開も早いし完璧にはまった。10月にリリースされるSeason3のDVDが待ち遠しい。

仲良しのレズビアングループの日常と彼らを中心に様々に錯綜する人間関係を描いていて、よ~く考えるとドロドロの人間関係のなんだけど、それがドロドロと感じないところがアメリカのレズビアン文化なのだろうか?

それにしてもレズビアン仲間がお隣さんで家族のようにサポートし合って生活する姿はほんとにうらやましい。あんなコミュニティがあったら安心して生活していけるな~と思ってしまう。そして登場人物はみんなおしゃれできれいなレズビアン(特にShaneは超cool)。見終るといろんな意味でため息が出てしまうドラマ。ハッ~

現実を忘れて夢のようなレズビアンの世界に入りたいときにまた観よう。

Imagine Me & You

2006-07-12 | ひとりごと
最近、GLBT関連の映画やドラマにはまってる。

思わずDVDを買って見てしまった「Imagine Me & You」(2005)。

So Sweeeeeeet!
とってもSweetなSweetな映画。↓こちらでTrailerが見れます。
http://www.apple.com/trailers/fox_searchlight/imaginemeandyou/


「一目会ったその日から・・・・」(かなり古い)

そういうことってあるんだよね。
たとえそれが同性であっても・・・・

主演のPiper PeraboとLena Headeyがほんとにきれい。
でもLena Headyが財前直美に似てると思うのは私だけかな。

家族へのカミングアウト

2006-06-09 | 自分のこと
昨日、久しぶりにLGBTオフィスを訪ねた。たまたま担当者と話をしていて家族へのカミングアウトのことが話題になった。
私は家族が滞在していたときの私の気持ちを話して、心にひっかっかていた家族へのカミングアウトのことがちょっとクリアになって、やっぱりこういうときに気軽に相談できる人がいるというのは大事だなと思う。

さて家族へのカミングアウトだが、家族のあり方が日本と違ってとてもオープンなアメリカでもやはり家族へのカミングアウトが一番難しいという。本人と家族との関係によっても違うだろうし、一度きりの話ですむことでもない。

そして彼が話してくれた言葉で最も印象的だったのは、
「カミングアウトを一度してしまったら、あとはもう二度と引き返せないんだよ。でもカミングアウトしなければ選択肢はまだ残されたままだからね。」

私も彼の考えに同感だ。
カミングアウトしなければ、カードはまだ私の中にある。家族にとっても重大なそのカードを私が隠し持っていることへのうしろめたさがないとはいえないが、それさえクリアできれば家族との関係の中でうまく調整できるのではないかと思う。

カミングアウトするかどうかは、自分がどう生きるのかということと関わることなんだなと改めて感じる機会になった。
すべてをオープンにする生き方もあるし、カードをもったままうまく調整する生き方もある。まああせらずに考えよっと。

カミングアウトは保留

2006-05-31 | 自分のこと
この2週間、日本からアメリカに初めてやってきた両親と観光や買い物に一緒に行き、朝から晩まで1日中家族で一緒に過ごした。こんなに家族と密着した生活は何十年ぶりだろう。

元気で満足そうに日本へ帰っていく両親の笑顔を見て、この2週間を楽しくすごしてくれたのだろうと思うと、何も言わなくてよかったのかもしれない。

家族の滞在中に、もし機会があればカミングアウトしようかと考えていた。
でも一緒に過ごすにしたがって、特に母が強烈に保守的な女性だと強く感じることが度々あった。女性らしさ、男性らしさに非常にこだわる。
そして40を過ぎてもいまだに独身でいる私にこの後におよんで「彼氏はいるのか?」と本気で尋ねる母親に本当のことを言う勇気は私にはなかった。

そして思った。
知らない方がいいこともあるのかもしれないと・・・・

娘が心と身体のセクシャリティの違いに違和感をもっていることや、性的対象が同性というセクシャリティマイノリティであることなど、おそらく想像すらできないだろう。私はジェンダーの境界があいまいな人間。そんなあいまいなジェンダーなど保守的な両親には理解できないのではないだろうか。

おそらく娘が自分のセクシャリティやジェンダーアイデンティティの獲得にどれだけ時間がかかり苦しんできたか、この両親はきっと想像すらしていないだろう。

それならそれでいいような気がする。
知らない方が幸せなこともあるような気がする。今更そんなことを親につきつけてどうなるのだろう。

親にカミングアウトしなかったことで私が変わるわけではない。私は私。
そんな風に冷静に家族と自分の関係を見つめることができただけでもよかったのかなと思う。

カミングアウトは今しばらく保留にしておこう。