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将棋ブーム?

2017年07月11日 | 日記
昨年末に四段に昇格し、プロ棋士になった藤井四段の活躍はTVや新聞でご存知かと思います。将棋を指さない方々までが藤井四段の対局結果に関心を寄せていますが、一過性でないと良いのですが。

TVの報道は将棋ファンから見ると芸能ニュースで、どの様な手を指したかには余り興味が無い様です。「囲碁は打つで、将棋は指す」(手駒を使う時のみ打つですが)と習ったものですが、キャスターが平気で「打つ、打つ」と説明しているのには違和感を覚えます。

藤井四段が将来有望な棋士とは知っていましたが、想像もしなかった連勝で、将棋界にこれまで無かった現象が起こっています。連勝記録は29連勝で途絶えましたが、その後も対局はインターネット中継されたり、一流の棋士がその解説をしたりしています。藤井四段の実力は小学生の頃からコツコツとやって来た詰将棋が基礎を築いたのでしょう。

下手なアマの感想ですが、藤井四段の棋譜を見ると勝ち筋がある時には、升田名人の様に最短距離で攻め、自分が不利と感じると敢えて最善手を指さず、相手を迷わす手を指す処など大山名人の勝負師の才能を持っている様です。AI相手では通じませんが、これが人間同士の対局の面白い処です。

新四段を主役に「炎の七番勝負」といった棋戦を行ったのも驚きでしたが、6勝1敗の結果には、もっと驚きました。


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