地域通貨を始めたい方に(地域通貨千夜一夜物語)

1999.2.14からの経験を基に、コミュニティービジネスとして地域通貨(LETS)導入のお手伝いをします。

千葉大・経済思想-3

2007-06-20 20:48:05 | Weblog
【第三土曜市有機野菜販売】
ある経済研究者の集まりに呼ばれたことがあります。地域通貨を経済学から評価しようというのので、いわば解剖用モルモットです。パーティーになって、皆さん自己紹介をするのに、ケインジアンですとか、マル経ですとか、他にも何かあったけれどそれで分るらしい。しょうがないから、スコラ学派とも言えないので、ニュートン学派の村山ですと自己紹介した。マル経がマルクス経済の業界用語であることを始めて知った。

信じられない思いでした。経済学の研究はそんなことをやっていて良いのか心配になりました。建築で言えば、私はロココ様式で設計しますと言っているようなもので、バロックよりは新しいと威張っているに等しい。フランクロイド ライト~1959の信奉者と言った方がよっぽどナウい。その勉強会に入らないかと言われましたが、敬遠しました。

地球経済ではグローバルマーケットが成立し、需要、供給、価格の物理学が成立していて、国家経済、地域経済は完全ザル経済になっているときに、地域経済の活性化を図って、マーケットの論理を持ち出すことは根本から間違っている。おととい来い、ではなくて100年前に来いです。需要、供給、価格の物理学が成立しているグローバルマーケットで、あほでも分る力任せの競争をする輩のとばっちりが、地域経済のザルの目を通ってきてしまう。南半球の野菜を売る量販店によって、中心市街地がガタガタになる原因です。
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村山 和彦 murayama@seaple.ne.jp http://www1.seaple.ne.jp/murayama/
(事務局)090-4702-8082
ピーナッツクラブ西千葉 http://p-nishichiba.net/
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