ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<教育再生会議>ヤンキー先生出演番組を看て

2007年01月14日 02時08分13秒 | 格差社会と政治
昨夜(13日)のテレビ朝日で 教育再生会議委員でもある ヤンキー先生 ゲスト出演番組を看た。
(相変わらず) ラジオ番組での 「いじめと戦う先生」 役を演じていたが それで収入と(社会的)名声 を得られるのだから(ある意味) 楽 でいい。 現代社会の 勝ち組の広告塔 だろうか?

むろん(繰り返すが) 様々な形態の助ける方法 があるのだから全く無意味とは云えない。だが政府の ”教育再生会議委員としての発言” の後ろ盾となる活動であるなら話は別である。

そのラジオでの活動は例えば、大怪我した者にモルヒネ(麻酔薬)を与え、そのまま放っておくようなものだ。”痛み”は一瞬無くなるが、怪我は一向に直らない(いじめは無くならない)。

自分では何ら直接手を出さずに、実際にいじめを受けている生徒や親に 「頑張れ!」「戦え!」と いくらハッパをかけてもその次の行動は再び教えを請わなければならない。自立しようがないのだ。

いじめを指図するリーダーでさえ同じ事をやっている。だから子分格の生徒も いじめをなかなか止められない。 ※ その子分格の生徒を出校停止にすれば解決すると考えるのが 浅はか と批判される理由である。

実は何度テレビで看ても ヤンキー先生 からは恩師が持っていた教育者としてのオーラはすでに失せている。 だから ただのヤンキー野郎 にしか映らないのだ。 そのヤンキー野郎が やみくもに 現場教師を攻撃する政府の先鋒であっては悔いを残すだけ だ。

今一度テレビ出演などの世界から身を引き、できれば公立校での現場の教師としていじめに真摯に対応して行かなくては 自分自身がダメになっていくとすでに気が付いているはずだと思うのだが...だが真の勇気の無い人間には 人生の転身 は大変だろう。
実はいじめを受けている生徒も同じなのだ。ラジオでハッパをかけるだけでは無理なのだ。

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