守屋前次官、別れ?のあいさつ (時事通信) 9月3日20時17分配信 (写真記事)
【記事全文】 離任式を終え、職員の見送りを受ける守屋武昌前防衛事務次官。守屋氏は、今後2週間程度は同省内の個室で残務整理に当たるという(3日午後、防衛省)
[記事原文]
<サプライズ!?>
安倍改造内閣には 組閣時のサプライズが無かった分、 9月に入って 大臣よ政務官の辞任だけかと思ったら、 守屋 前防衛事務次官も 驚かせてくれた。 次官がというより 省庁慣習 と言うべきか..。
守屋氏が 自身で「退任会見」 を行ったのが 8月8日。
お飾りでも 一応上司だった 小池氏との戦いが有ったとは云え 9月1日付け退任の守屋氏は 週が明けた3日になって退任式を行い、 離任発表から3週間以上も経ったいま 「今後2週間程度 個室で残務整理」 と発表している。
給与水準は 民間大企業と同じだが、 退職慣習は民間とはずいぶん違うようだ。
<役所の仕事がノンビリしている理由>
最終出勤日 は 退職日当日かその日が休日(休業日)なら、その日以前の最終業務日だ。
例えば 月末付け退職の者は、翌月にも出勤して退職を祝う事はない。 ましてや 退職後の残務整理など とうてい信じられない。 退職日までは引き継ぎを含めて全てが終わっているのが当然だ。
民間慣習とは異なる お役人さんの場合は 「終わるまでは時間がある」 と考えるのが普通らしい。 お役所の仕事が 一ヶ月単位なのも頷(うなづ)ける。 (仕事が 遅~い!)
<そもそも防衛省の場合は..>
守屋(前)事務次官の様子から判断すると、 仮に 官僚トップに急変が有った場合 役所仕事は引き継ぎもできないから混乱し、 女王を失った蜂の巣のように大混乱のまま死滅するということか?
防衛省ですらこうだから、 日本の危機管理能力はかなり低い。
記録する。
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