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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<厚労省>機能しない 弱者保護制度(医療)其の2

2007年10月31日 22時24分50秒 | 格差社会と政治
[社会問題]: 憲法25条 生存権 生活保護問題 北九州 死亡事件 厚労省 職員(公務員)意識 格差社会 国民ダマシ行政

<前解説>
病院で治療や手術を受けたとき、
健康保険適用後の自己負担(3割)金が 例え100万円であっても、 その場で支払えば数ヶ月後には高額医療費として 90万からの返戻金が返ってくるのが 普通の医療費支払い方法。 保険負担の残り7割分も入って来るし 病院は大喜びである。
こぞって 高額医療患者を受け入れたがる。

社会弱者用には別な制度がある。 『高額療養費受療委任払い』 である。
後日戻って来るはずの返戻分を 健康保険が後日病院に支払う方法だ。 病院に支払われる額は同じはずなのに、 病院も担当医も 困ったことになる。

もしかすると 国保 だけなのかも知れないところが さらにミソだ。

<制度を利用したとき..>
病院が患者に代わって請求するとき 数人の医師で 医療・治療内容を 監査するチームを作り、 担当した医師の 治療内容について ムダに薬品や薬剤を使用しなかったか? ムダな医療行為が無かったか等が あれこれ調査するという。

その監査を経てようやく 保険機関に請求できると云うのだから 手間や担当医師が受ける不快感は相当なものだろう。

<一年!??..>
だが、もっと驚いた事態が起こった。
「制度を利用した時の 保険負担金を支払った」 との案内が治療から一年近くも過ぎて届いたのだ。

弱者救済制度を使った時、 一年近くも医療機関に支払われないのだとしたら 病院経営は立ち行かないであろう! 制度を利用する患者を(病院からも煙たがられ) その上、後日、数人の医師のチームから あれやこれやと監査を受けて いったいどの医師が担当したがるで有ろうか!?

弱者救済 と云いながら 実情は 弱者排除の嫌がらせ制度 である。

<生活保護者向け同制度>
同じ事が 生活保護者 が医療機関を利用した時にも行われる。

「せめて病気が治るまで」 と生活保護を求めて 結局は自殺に追い込まれた 生活弱者だが、 保護を受けられても 医師たちからは 直してもらえなかったかも知れない。

治らない限り 生活保護から抜け出せない。 それなら 役所の窓口で 門前払いすべきだ と政府や厚労省・役所の担当者が考えているとしたら ...

この国は間違いなく 沈む。

(記)

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