[社会問題]: 憲法25条 生存権 生活保護問題 北九州 死亡事件 厚労省 職員(公務員)意識 格差社会 国民ダマシ行政
痛みに伴って思考力が相当落ちているので可能な内に記しておこう
<民放報道から>
9月に 生活保護費を削られてまともに生活出来ない老人たちの現状が報道された。
そのとき、 秋田県で起こった 自殺事件 も報じられ 「当然起こりうる」 と考えたものだ。
自殺した人物は 病気で、 自家用車の中で生活していた。 「せめて病気が治るまで..」 と保護を申請しようとしたが 申請書すら渡して貰えなかった。 とうとう最後に 焼身自殺 した。 という内容であったかと思う。
<役人天国では見えない『現実』>
役人側の反論には 後日明確に「反証」 するとして、 まずは 不備な制度によって失われた命を検証しよう。
[資産保有は認めない]
自殺に追い込まれた被害者にとっての最大の弱点は 車を住居とせざるを得なかった事だ。 役人マニュアルでは 売れる物はすべて売り 預貯金が底をつき あらゆる資産を失ってから ようやく申請を考慮するらしい。 住居、移動手段として使っていた 車を保有している限り 保護申請しても 110% 保護は許可されないということなのだろう。
長引く病気で ゼニを失い、 住宅は失い、 それでも 車を住宅として頑張って、頑張って持ちこたえたが 病気は治らず ついには方策も尽きて 生活保護申請に行った。
ところが 車を持っているのでダメ! と云われつづけ、 仕方が無いので 処分・売却 も考えたことだろう。 だが車に替わる住宅が必要である。 役所はゼニを貸さないし、 公営住宅すらも提供しない。
健康で働ける公務員(窓口担当者)は 豪華な公務員住宅を利用したり、 高額の住宅補助を受けて 借りたり 自家の部屋に住みながらいとも簡単に 「(自分自身で)安い部屋を借りてから申請してください」 と応談する。
<申請できても地獄>
被害者(自殺者)が、 (仮に出来たとして)保護の申請後結果が出るまで一ヶ月ほどかかる。 その結果が出るまでは 保護を受けられるか、却下されるか まったく判らない状況に置かれるのだ。
すでに 資金が無いのに 自分自身の責任と費用(借金等)で新たに住宅を借りなければならないのである。
車(全資産)を処分し、たとえ住宅を借りても 保護申請が却下されれば 車は失い、借金は残る。 借りた住宅の家賃が払えず 裸同然で 夜逃げせざるを得ないだろう。
<『死んだほうがマシか?』制度>
また、保護申請の為に借りる羽目になった借金は キツキツの生活保護費用からはとうてい返せる当てはない。
それでいて 申請が却下されれば 借金ばかりが重くのしかかる。
最後の砦として相談に行った 窓口でノー天気(無責任)に対応され、 制度の矛盾も知らない担当者では 行き場を失ってしまうのである。
秋田の自殺者の場合、 最大の原因である 病気は 病院では治して貰えなかった。
抗議の怨念を込めて、 生活保護申請窓口近くの外壁で 焼身自殺 せざるを得なかったというのが 実際だろう。
これが 日本の 「貧乏人は死になさい!」の 弱者に貧しい 厚労行政 の姿である。
(続)
関連記事
09/13 <生活保護問題>北九州・死亡事件(2名)は対応に問題
09/09 <憲法25条>TBS報道特集「追い詰められた老人達」
08/07 <厚労省>機能しない 弱者保護制度(医療)
痛みに伴って思考力が相当落ちているので可能な内に記しておこう
<民放報道から>
9月に 生活保護費を削られてまともに生活出来ない老人たちの現状が報道された。
そのとき、 秋田県で起こった 自殺事件 も報じられ 「当然起こりうる」 と考えたものだ。
自殺した人物は 病気で、 自家用車の中で生活していた。 「せめて病気が治るまで..」 と保護を申請しようとしたが 申請書すら渡して貰えなかった。 とうとう最後に 焼身自殺 した。 という内容であったかと思う。
<役人天国では見えない『現実』>
役人側の反論には 後日明確に「反証」 するとして、 まずは 不備な制度によって失われた命を検証しよう。
[資産保有は認めない]
自殺に追い込まれた被害者にとっての最大の弱点は 車を住居とせざるを得なかった事だ。 役人マニュアルでは 売れる物はすべて売り 預貯金が底をつき あらゆる資産を失ってから ようやく申請を考慮するらしい。 住居、移動手段として使っていた 車を保有している限り 保護申請しても 110% 保護は許可されないということなのだろう。
長引く病気で ゼニを失い、 住宅は失い、 それでも 車を住宅として頑張って、頑張って持ちこたえたが 病気は治らず ついには方策も尽きて 生活保護申請に行った。
ところが 車を持っているのでダメ! と云われつづけ、 仕方が無いので 処分・売却 も考えたことだろう。 だが車に替わる住宅が必要である。 役所はゼニを貸さないし、 公営住宅すらも提供しない。
健康で働ける公務員(窓口担当者)は 豪華な公務員住宅を利用したり、 高額の住宅補助を受けて 借りたり 自家の部屋に住みながらいとも簡単に 「(自分自身で)安い部屋を借りてから申請してください」 と応談する。
<申請できても地獄>
被害者(自殺者)が、 (仮に出来たとして)保護の申請後結果が出るまで一ヶ月ほどかかる。 その結果が出るまでは 保護を受けられるか、却下されるか まったく判らない状況に置かれるのだ。
すでに 資金が無いのに 自分自身の責任と費用(借金等)で新たに住宅を借りなければならないのである。
車(全資産)を処分し、たとえ住宅を借りても 保護申請が却下されれば 車は失い、借金は残る。 借りた住宅の家賃が払えず 裸同然で 夜逃げせざるを得ないだろう。
<『死んだほうがマシか?』制度>
また、保護申請の為に借りる羽目になった借金は キツキツの生活保護費用からはとうてい返せる当てはない。
それでいて 申請が却下されれば 借金ばかりが重くのしかかる。
最後の砦として相談に行った 窓口でノー天気(無責任)に対応され、 制度の矛盾も知らない担当者では 行き場を失ってしまうのである。
秋田の自殺者の場合、 最大の原因である 病気は 病院では治して貰えなかった。
抗議の怨念を込めて、 生活保護申請窓口近くの外壁で 焼身自殺 せざるを得なかったというのが 実際だろう。
これが 日本の 「貧乏人は死になさい!」の 弱者に貧しい 厚労行政 の姿である。
(続)
関連記事
09/13 <生活保護問題>北九州・死亡事件(2名)は対応に問題
09/09 <憲法25条>TBS報道特集「追い詰められた老人達」
08/07 <厚労省>機能しない 弱者保護制度(医療)