主将の日記

会社生活の中での気付き。仕事のすすめ方・考え方。経営戦略~愚痴まで。仲間へのメッセージも掲載!

人と人

2006年05月20日 09時04分27秒 | Weblog
昨日、ある人の送別会に参加。

その人は、いわゆる「お客さん」。出合ったのは5年前。私がまだ入社して1年と少しがたったころ。こちらはモノを売るが側、その人はモノを買う側。当時の私は、攻めるだけ、押すだけの営業マン。さらに悪いことに、自分は「営業ができる!」と勘違いしていたとき。。。。この方から言われた事「メーカーのエゴに付き合うつもりはない」。その通り、一方的に自分のエゴを押し付ける営業。自分の中で、何かが変わった瞬間だなと、何年たっても思い出す。
それから5年、自分がいまどんな営業マンなのか、できるだけ客観的に見るようにしている。その人とはそれから5年・・・・。色々な商談・雑談を繰り返し、いまに至った。ただ気づいたことは、その人は、いわゆる「情」に溢れている。よく、「仕事に私情を持ち込むと成功しない」といわれる。自分自身、経営の勉強をしていて、それで失敗した実例をたくさん見ている。
それでも私は、この「情」を信じたい。失敗した人たちのほとんどが、人に優しくすることを「情」や「人情」と勘違いした人達。ほんとの「情」はそうではない。
NOと言うことも立派な「情」である。それを、双方で理解し合える関係が良い。

その人は会社を辞める。私との利害関係・商売関係はなくなる。

それでも人と人の「縁」は終わらない。

「すべてのことに意味がある」主将の好きな言葉。